ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2016/1/7 決めて断つという選択

メモ 混乱している 何からメモしたらいいかもわからない 
   7時起床 仮ナレーション原稿を書いて10時半に送る 
   もういいだろ、という気分 眼鏡堂氏から泣けるメール届く 
   フリーは自分を自分で守る、そして好きなことをする権利がある 
   その分リスクを背負う 何を優先すべきかを賢明に判断すべき
   罵倒されたり、否定されたり、編集のオペレーターをさせられたり 僕は君の部下じゃない 
   なんで突然東京に呼ばれてわけのわからないところで仕事をしているのか? 
   久々に、おそらく3週間ぶりくらいにグンゼへ行きわずか20分だけ水の中を歩く 
   七草粥 歓迎すべき歳事 歓迎すべき日常 
   結婚してから毎年欠かさない
   編集チェック@YTV 入館証を紛失か? 
   東京仕事にかまけてて主戦場の入館証を失う? 不吉な兆し 
   きのうナンバで紛失したか? 始末書を覚悟する
   南森町のかかりつけ内科クリニック 降圧剤をもらいに行く 
   M医師が開口一番 疲れてますね そうなんです 心因性の疲労だと思います
   銀座屋で心因性の独酌 
   瓶ビール大・ハムエッグ・オニオンスライス・ポテトフライ少なめ これで910円 
   自宅でごはん きびなごの唐揚げ ヒロとテレビを見る日常 泣けてくるね 
   よみがえる歌謡曲 森昌子のものまねの上手さに感動 
   高校スポーツ 花園 春高 ニュースを見る


走らなかったけどプールへ行く途中にこの場所に立ち寄る。
元旦、初詣へ行く前にもヒロとここに来た。
いまわの際に目に浮かぶ風景のひとつかもしれない。
  


せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ、言えた!
  


きびなごの唐揚げとオニオンスライス。
オニオンスライスは血圧対策です。
  


ユアサ酒店で加古川の地酒を買う。
久しぶりに “ひだねこ” と飲む。
  

2016/1/6 東京Day 12 〜西宮〜京橋〜裏ナンバ

メモ 押しつぶされそうな毎日 朝 9時にドーミーインを出て渋谷駅 
   山手線で品川 文庫「村上春樹 雑文集」を買う 12時40分新大阪着
   自宅で整理 ヒロにまた9日から行きもしかして20日まで東京かも、
   というと 大阪の仕事が心配、とマジで言われる ごもっとも 主戦場離脱は痛い
   ほどなく京橋YTVへ初出 大阪駅経由 大阪は人の密度が少なくていい 
   あすリート編集チェック 初ジョグリス 3キロだけ走る 走りたかった
   法善寺水掛け不動前で Dai 氏と合流 虎食堂 アジト 
   A木とY下合流 美味しくて楽しい宴 ことし一番幸せな時間 もう東京へ行きたくない
   マジで戦線離脱しようとかとヒロと相談する


  


  


去年見た映画「アバウト・タイム」にあったが、過去に戻れる能力があったなら、贅沢は言わない。
わずか45日ほど前でいい。
去年の11月23日に戻りたい。
あの日、東京へ行かなければ…いつもと同じ幸福な年明けが迎えられたのに。


苦しみ、不安の分析をしている段階ではない。
今からは多分、耐えられるか、耐えられないか、だ。
おそらく2週間が正念場だ。
もうプライドなんて無い。
脳の血管が耐えられるか?
心臓の血管が耐えられるか?
膵臓が耐えられるか?
腎臓が耐えられるか?
なにより心が壊れないか?


もし生還出来たらフィジカルな苦しみにはいくらでも耐えられる気がする。
100キロマラソンだってチャレンジできるかもしれない。
サブ4に挑戦するって最高だ。
「痛みは避けられない。でも、苦しみは自分次第だ。」
フィジカルとメンタル。
弱さをこれだけ思い知らされることも未経験だった。
2月になれば…。
それまで健康で生きていたい。

2016/1/5 東京 Day 11

メモ 憂鬱な一日が始まる すいませんね 読んでもらってるのに 
   気晴らしになるようなことを書く余裕もない
   朝は走らず 体力温存 編集室へ直行 
   原稿を手直ししてトラストへメール プリントアウトしてもらう
   11時半に会議 続いて試写 僕の順番までたっぷり時間がある 素材のとりこみを編集室で続ける
   3時半過ぎ 順番が回ってくる ファイナルカットが不調 試写の場所を編集室に移すと三茶氏が提案
   4時過ぎにスタート 2本分 6時半過ぎまで続く針のむしろ この苦しみの正体は何か?
   価値観が違う 仕事の進め方が違う 僕がいなかった方が互いに幸福だったかも、とさえ思う 
   指示通りに三茶と編集手直し 手直ししたものが正しいとは思えない 
   Final Cut Proのご機嫌が悪い 9時前に強制終了 三茶はまだ社長仕事がある 
   申し訳ないような気分です
   今夜は酔いたい 渋谷更科 珍しくほぼ満席 日本酒3合飲む かけそばでシメ 酔えない
 

  


  

2016/1/4 東京 Day10

メモ 朝からホテルで仕事 6時半起床 リンゴの浮いた朝風呂 
   書き直し書き直しで良くなっているとは思えない
   なんだかシジフォスになって罰を受けているような気分  
   きょうは走らず ゆっくりと遠回りする
   スターバックスでコーヒーを買う 
   イチロー2004年のシーズン安打記録のスタバカード いつも店員に驚かれる
   ベンチに座ってコーヒーを飲んでいたらあっという間に時間が経つ 
   トラストでプリントアウト 
   そして、憂鬱な打合せ 笑いのない ユーモアのない男との 苦行 ストレスフル
   絶対友だちにはなれないタイプ こいつの存在が今回のストレスの80%を占めてるかも
   ふたたびヌーベル・アージュ 編集手直し これとてシジフォス仕事かと思う  
   神南カレー 美味しくもないのに食べる
   食欲不振 でも食べねば なにかコレが食べたいという欲求が消えて久しい 
   次々メールで届く指示 稚拙なナレーション手直し
   吐きそうになりながら9時まで作業を続ける 
   三茶と「鳥金」で飲む あしたの心 だが、もう限界かも
   朝撮った写真がメモリーエラーで消える 
   今日の一枚は明治通りで見かけたポスター 明日から春高バレーだ
  

    

2016/1/3 東京 Day 9

思えば僕が高血糖で一ヶ月入院したのは今から11年前、四十七のときだった。
いま、五十八、この苦難を何事もなく健康で乗り切れることを祈るしかない。


例年なら正月3日は武庫川のぜんざいマラソンを走っているはずだ。
記録は4年連続で途絶えた。
記録が途絶えたことより渋谷にひとりでいることの方が悲しい。
朝から夜までヌーベル・アージュという編集ルームのこもり作業する。


早朝の代々木公園。
  


きょうはとびきりランダムなメモで。


メモ 酒を飲んでも酔えない 何かがすごく食べたいという欲求がない 
   これは悲しい 原因はメンタルだ 
   昼はなか卯、夜は大戸屋 焼き鯖定食 五穀米少なめ 
   カウンターの隣のおばちゃんも同じ注文
   8時前に強制終了 やってることが空しい 僕に制作決定権がない 
   決定権がある仕事ばかりやってきたので免疫がない
   渋谷も 代々木公園も なんだか忌まわしい場所に 東京そのものも 悲しいこと
   たとえば 首に枝が刺さったり(去年4月) 
   後頭部を打って救急車で運ばれたり(3年前) これはフィジカル
   メンタルはメンタルで辛いなあ 箱根駅伝終わる 
   あのサッポロビールのCMが好きなのでゆっくり見たかったなあ 
   なんだか先月にこの仕事に手をつけてから悲しいことばかり数える 
   厄払いしなきゃ 2月になれば…。


朝3キロだけ走る。
明治神宮前です。
  


渋谷公園通りの大戸屋にて。
  


怒ってる?
  

2015/1/2 西宮〜東京 Day 8

一生、西宮から出ないで暮らしたい。
いま本気でそう思う。
今日からふたたび上京、アウェーでの苦闘が始まる。
  


メモ 7時起床 辛い別れ 快晴 自転車で西ノ宮駅 
   のぞみ自由席乗車率が200%超なので指定に絶対乗り遅れてはいけない
   新大阪駅大混雑 9時13分発のグリーンで上京 
   ヒロの弁当 食べられるからマシなのだが常に胃のあたりが重くもやもやする 
   ずっと続いて消えない 悪影響は必至 走っていても気持は晴れない 
   車中で仕事スタート 富士山
  


  


メモ 品川着 山手線で空いてそうな目黒で下車 スターバックスで構成の手直し 
   喧騒の渋谷 ドーミーイン渋谷神宮前に投宿
   大浴場 また仕事 もやもや残しつつ前に進む すっきりしない 
   初詣客のごったがえす神宮前から代々木公園を少し走る 
   90年代の夏 ウインブルドテニスの仕事を思い出す
   帰ってシャワー また手直し 真希という蕎麦屋 
   高いだけで美味しくない ファミマでワインのペットボトルを買う
   正月2日の渋谷の夜 ドーミーインの夜鳴きそば 
   とんねるず 加湿器 石垣島より銀の訃報
   
  


  


  

2016/1/1 天気晴朗なれど、心の波高し

メモ 晴朗なれど心の波は高し 7時半起床 穏やかな青空 
   ニューイヤー駅伝 初ジョグ 海辺の周回コース 
   きのうは反時計きょうは時計まわりに走る 風もなく波もない 
   去年の日記を見ると正反対に季節風が強かったようだ 
   あすからの仕事の不安が消え去らない 腹のあたりにもやもやが残る 
   こんな状態が数週間も続いて大丈夫か? 
   五十八にもなって情けないなあ
   もっと鈍感力を身につけたい 老人力というか 
   ヒロが新しい割烹着を着て元旦膳の準備をする 朝風呂あがりでお屠蘇 
   駅伝見ながらいつもの正月風景 玉戸翁からの年賀状 いつもの毛筆 嬉しい 
   ことしは年賀状の裏面造りが出来ず 2月になったら寒中見舞いでも 
   お重につまった料理 蒲鉾 田作り 黒豆 煮鯖 伊達巻 
   雑炊は関西風白味噌仕立て 
   例年なら明日は三河風すまし汁仕立てのはずだがことしは食べられない
   出来ないことが辛い メンタル耐えろ フィジカル壊すな 
   落ちこむな 淡々と前を見て進め 
   いつか終わる そう、二月になれば…。


  


  


  


  


メモ 駅伝に続いてサッカー天皇杯決勝 ガンバとレッズ ガンバが勝つ 
   ちょっと嬉しい 西宮えびす神社にヒロと初詣 
   その前に海辺へ行って夕陽を見る 穏やかで、ささやかな、幸福感 
   恒例の米沢牛すき焼き ヒロが録画していたアメトークを見ながら 
   刻一刻とつかのまの西宮生活の終わりが近づく 
   強くあれ自分 いつか終わる、二月になれば…。

  
  


  


  


  


  

2015/12/31 つかのまの

6日ぶりの自宅の朝、つかのまの安寧。
と書いたが正直、こころのモヤモヤは消えない。
こんな日記ばかりを読ませて申し訳ないな、と思う。
モヤモヤの正体はこの仕事の先の見えない不安。
いろんなことが同時進行して、それも相当の負担がある。
決められた期限までに本当に出来るのだろうか?
その部分が何に委ねられているのかがわからない。
どう頑張ればいいのかがわからない。
そして、それまで自分の健康が保たれるのか?
これが自分のキャリアにとって何の価値があるのか、は この際どうでもいい。
2016年、新しい年が始めるのは自分暦では⒉月1日と決めた。
それまで生き抜けば、毎日のように六甲の山並と西宮の海に囲まれた暮らしに戻るのだ。
見慣れたこの風景のほんとうの価値を教えてくれただけでも意味はあるのかもしれない。


  


やっぱりいいなあ。
素晴らしいロケーション。
やわらかな冬の日差しの下、5キロちょっとのジョギング。
今月は皇居10周、宝塚ハーフを含め走行距離が150キロを越えた。
日ごとに病んでいくメンタルを身体で支えている。
   


そして、6日ぶりに家で食べる朝食。
たかが一週間なのだがずいぶん遠ざかっていたように思う。
   


メモ 午前中1時間、午後から⒉時間ほど東京仕事をする 
   忘れようとしてもこびりついているのなら仕方ない ヒロが大掃除 すべて任せる
   夕方からユアサ酒店で奥播磨を買う 冬時雨 
   灯油を買う 1リットル68円 樋口明雄「オン・ザ・ロード」読了 
   大晦日の晩餐 おせちの先食い 鴨南蛮そばで年越し 
   五郎丸と遠藤のキック対決 ゆく年くる年 除夜の鐘は永平寺 ことしここ行ったね

オン・ザ・ロード (中公文庫)

オン・ザ・ロード (中公文庫)

   


夜、ストレッチをするヒロ、紅白を見るこいぬ少年団、
   


2016年が素晴らしい年になりますように。
みなさま、よいお年を!

2015/12/30 東京 Day7〜西宮

目覚めたのは5時前、今日は上出来だ。
ベッドで1時間半ほど憂鬱な時間を過ごして6時半に起きる。
不安要素のうちにひとつだった編集ソフトを操作の最低限覚えたせいだと思う。
だからといってスッキリはしない。
もっと大きな問題が山積みなのだ。
呼吸が浅くなる。


久々に Facebook に投稿した。


   ご無沙汰してます。
   当方、東京の出張仕事が泥沼化して今日で6連泊です。
   クリスマスイブに来て、帰るのが今日か、運悪ければ明日。
   そんなはずじゃなかったというケースが二重三重に起きた。
   慣れない仕事、慣れない用語、慣れない編集ソフト。
   若くないからなあ、
   そんな泣き言を日記に書き連ねるとちょっとだけ傷が癒される。
   映画「恋人たち」でどん詰まり人生の主人公たちが問わず語りに独白する。
   その行為で救われた気分になる。
   きょう西宮に帰れるか帰れないかは明日の心だ!(って今日の話だけど)
   今朝、3日ぶりに皇居外周を走る。
   風邪は引いてない。
   大丈夫。
   少し気分は荒んでるけど。(笑)
   「落ちこまないこと」
   「体調を崩さないこと」
   暮れの30日はランナーも少ない。
   今日でこの12月に皇居ラン10周を達成!」


  


  


  



メモ:新幹線のチケットを変更する 渋谷の編集スタジオ 
   編集中何度もソフトが落ちる レンダリングして書き出す 
   午後よりもう1本のチェック 言われていることが理解出来ない また呼吸が浅くなる 
   神保町のホテルへ戻り荷物をとってタクシーで八重洲口へ DAIMARUの地下で弁当とお酒を仕入れる 
   ごった返す売り場 指定券のみ変更して乗車券の日付が変更してなかった
   6時47分発9時20分着 なつかしの新大阪 なつかしの西宮 なつかしの我が家 
   もう東京へ行きたくない
   

  



Facebook にきょう二度目の投稿。


   泥まみれの東京仕事から逃亡。
   帰省ラッシュで自由席の乗車率200%超車だと車内の電光掲示ニュース帰ります報じる。
   グリーンにしてよかった。逆にめっちゃ空いてる。
   ああ西宮、やっと西宮、いとしの西宮、今夜帰るぞ。
   全部飲む。
   全部食う。


  


  



一週間もどこへ行ってたの?
てんが密着してきた。
  

2015/12/29 東京 Day6

メモ:毎日食べられるんだけど常に嘔吐感がある ストレス こうして人は体内にがん細胞をつくるのか?
   冬の青空 自分がこんな状況の年の暮れに天気が良すぎて泣ける 
   泣きごとを公開日記に書くのは癒しなのだ
   映画「恋人たち」の主人公が独白するのと似てる 人生を続けるための癒し 治療
   朝、目覚めたら4時50分 昨日より眠っていることに安堵す 二度寝で覚えている夢を見た
   半蔵門線 渋谷 すでに日常 編集室にこもる 異音を発するMac 部屋を変えてもらう
   編集 素材の取りこみ作業 神南カレー 並行してすすむもう一編の編集 
   午後遅く突然の編集チェックが入る  試写 手直し 自分で編集したいのだ 8時過ぎ終了
   眼鏡堂収録終わりで合流する予定が流れる 神保町サイゼリアでワイン飲みつつ眼鏡堂とメールトーク
   ホテルに戻りヒロとメールトーク もしかして明日の夜に帰れるかも?


渋谷の編集スタジオ、気分的には牢獄、あるいは取調室、のような部屋。
Final Cut Pro のオペレーターにも2日で慣れました。

   


上の編集ルーム「ヌーベル・アージュ」とこの「相鉄フレッサインお茶の水神保町」を単純往復する日々
   

2015/12/28 東京 Day5

あいつ出来ねえなって無能呼ばわりされても平気でぐっすり眠れる強い人になろう。
ぼくの無能のせいで誰も死なない。
プライドを捨てろ、その手のプライドはあまり価値はない 
一度切れちゃえば? って眼鏡堂が言った。
主戦場じゃないし関係ないじゃん、と。
そういうことを言ってくれる人がいることが今は本当に嬉しい。
安心して下さい。
死にそうになる前にはキレるつもりです。

   
メモ:明け方3時半に目覚める 時計を見るのが恐い きょうは何時間眠れただろうと計算する 
   睡眠時間の数字そのものに意味は無いのに
   さすがにきょうは走らない 起きたらすでにぐったり疲れている朝 構成の手直しを2時間ほど 
   おにぎり一個の朝食 米粒が咽を通らない
   渋谷 御用納めのビジネスマンといっしょに半蔵門線 トラスト事務所でプリントアウト 
   歩いて編集スタジオ アウェー感満載
   編集マンとパラレルで作業に入る  初めてのファイナルカット7 孤独に躓きながら編集に没頭する 
   Mac本体が異音を発し動きに極端に鈍くなる ストレスが倍加する 
   8時半に強制終了 集中力がもたない
   東京の営団地下鉄の販売機でもICOCAのチャージが出来るのにちょっと驚く
   サイゼリアへ行くか その近所の焼肉屋「空」 
   まだ肉が食えることに消化器系は大丈夫 食欲不振はメンタル
   神保町のホテルに帰ってヒロとメール 31日に帰って2日に上京することを伝える 
   ちょっとショック とのこと 
   彼女は両親ももういないしさみしい正月になる 申し訳ない
   2015年から2016年はとんでもない年越しになった なんじゃこりゃ、と声に出しそう 


生涯最悪の年越し ネットで拾ったキアヌ・リーブスの言葉を胸に眠ろう。


     あなたの人生の中で苦労したすべてのことのおかげで、今のあなたの存在があります。
     苦難の時はあなたを強くするだけなので、そんな時には感謝しましょう。


いま、一番の楽しみは家に帰ること。
兵隊として満州や南方に来てるわけじゃないけど…。


午前7時の神保町さくら通り。
  


下弦の月。
  


神保町「空」にて独肉。
  


焼肉に白飯。
  
 

2015/12/27 東京 Day4

♪ なんでも無いようなことがシアワセだったと思う なんて歌があったっけ。
アン・サリー トヌー・ナイソー シルビー・ギエム ラグビー観戦 
駅伝取材 ハーフマラソン 気心の知れた仲間との飲み会 

数日前までの日記を読み返しながら目頭をおさえる。
正直言えば仕事を受けたことが失敗だったと思う。
センサーが危険を察知できなかった。
自分の身体、脳力を過信していた?
今回でかなりの損傷を受けるだろう、というかすでに受けている。
でも、なんとか切り抜けて日記にあるような日々に生還したい。
ディレクターとしてとんでもないものを作ってしまうのは恐怖だけど今回ばかりは追いこまれている。
しかもこんなトシになって。
今後の判断材料として、あるいは スポーツの世界で頑張る覚悟ができたらラッキーだと思う。 
ホテルに帰って再チェックイン。 
当初の予定では今日帰れたはずなのに…。
新しい部屋で鏡に映った自分に言う。
やっちまったな


メモ:目が覚めたのは4時半、そこから眠れない
   肉体が疲れているのではない メンタルダメージ
   快晴 8時から走る 今月皇居9周目 日曜日 みんな楽しそうに走っている
   明日からはこんな走る余裕はないだろうな
  


  


メモ:朝、トラストの事務所が開いてない プロジェクトルームも入れない 困った
   昼に予定していた駒沢公園の下見を午前中にする ランナー多し 
   東洋の魔女が躍動した舞台 下見は収穫なし

  


メモ:渋谷に戻りもろもろの編集準備作業 まだ編集は始まらない
   トラストとプロジェクトルームを何度往復するのか 
   片道徒歩8分 700m 往復すると1400m 疲れる

  


メモ:昼食は渋谷更科でカツ丼、まだ食欲があれば大丈夫かと 美味しくない
   戻って検索 構成手直しなどなどで8時過ぎる
   夜は渋谷更科で独酌 センター街の喧騒のど真ん中なのにここには静けさがある
   ビール一杯で蕎麦は食べず

  


メモ:ホテルで4泊分延ばして再チェックイン 少しだけ広い部屋に変わる
   ヒロに頼んでおいた血圧の薬が届いていた せめてもの安心材料

  

2015/12/26 東京 Day3

メモ 今日も4時台に目が覚める まんじりともせず夜明けを迎える 
   6時過ぎにまた寝る 7時半起床 皇居8周目
   土曜日でランナーが多い 起き抜けは体調が良くないのだが走り終えると楽になっている 
   肉体的に疲労ではなく心の疲れは明確
   これが続くと肉体的にダメージを受けるのは必至 食欲がない 
   渋谷の富士そばでほうれん草そばの朝食 麺を半分残す
   渋谷のプロジェクトルームで作戦会議 とにかく5本同時進行がキツイ 
   明かな作戦ミス 愚痴は尽きない 
   昨夜気がついた編集ソフトの問題 帰れなくなる 結局、東京滞在を4日延長 
   31日朝に自宅へ帰り2日朝に戻る算段 
   新幹線便、ホテルを押さえる 同時進行でトラストで映像取りこみ作業 
   使える素材が少ないことに焦りをつのらす
   ラグビーの試合 近鉄がコムに勝って3位通過 
   サントリーは東芝に敗れグループリーグ敗退 フィギュア日本選手権は羽生が勝つ
   気晴らしに眼鏡堂氏と飲む 渋谷の焼き鳥名店 神山町の隠れ家BAR 涙が出るほど嬉しい
   ねこ八で美味しい純米酒を呑む 石巻の日高見 燗と冷 Xmasプレゼントという雲丹豆腐が旨
   帰りは渋谷を避けて代々木公園から新御茶ノ水経由で神保町の宿 セブンイレブンで買った宝焼酎を飲む


ジョグ前のストレッチ。
ホテルの前で自撮り。
  


  


2週間前はこんなに艶やかでした。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20151216/1450194563
今は冬枯れ、淋しい。
  


いつもセンター街が通勤路なのでこのあたりに来るとほっとする。
  


「鳥竹」にて焼き鳥盛り合わせとサッポロラガー。
  


渋谷神山町、このあたりは「奥渋谷」とか「奥渋」とか呼ばれているらしい。
が、エイリアンには分からない。
眼鏡堂が連れて行ってくれた猫八という隠れ家バーです。
洋酒ではなく日本酒をいただく。
バーテンダーも洋装ではなく和装、しとやかな女性バーテンダーでした。
  


12月、この仕事のことが心配だったのでいろいろ入っていた
嫁とのライブコンサートやマラソンいくつかキャンセルしようかと思っていた。
でも、いま全部やっておいたよかったと思う。
やらずに今ここにいたら悲しくて泣ける。
眼鏡堂氏と熱燗を飲みながら、
嫁とラグビーを見に花園や西京極へ行ったことを思いだしたらシアワセだっんだなあ、
とマジで涙が出そうになった。

2015/12/25 東京 Day2

メモ:明け方に目覚めて眠れぬパターン それでも5時間寝てるから大丈夫か 
   曇り空 皇居ジョッグ 7周目 
   マーク・ノップラーの渋い歌声を聞きつつで走る さくら通りのガストで鮭朝食 
   午前中は相鉄フレッサインの狭いシングルにて何度目かの構成案手直し 
   3時間を要す 昼食はビフカツ一枚定食 渋谷 プロジェクトルーム 
   泥沼は深まっている気配 高まる健康不安 
   トラスト事務所で調整作業 何度目かの構成打合せ1時間半 
   激しく疲弊す またトラスト事務所に戻り素材取りこみ
   神南カレー ハートランド 戻って素材取りこみ 
   時間切れアウト 半蔵門線 クリスマス セブンイレブン
   編集作業に関して致命的な問題に気づく 
   Final Cut Pro のバージョンが違うので予定していた自宅編集が出来ないかも?
   長い一日 日ごとにつのる不安

   
  


  



その頃、西宮の自宅では…。
  

2015/12/24 西宮〜東京 Day1

メモ パッキング 朝食 のぞみ 指定を間違える 1時間早い自由席 富士 
  「ウイメンズ・マラソン」読了
   お茶の水 坂を下って神保町 フレッサイン ホワイトボード 蕎麦 
   5度目の渋谷 素材検索 デジタイズとか
   8時半チェックイン サイゼリア 外国で仕事してる気分 
   いい意味じゃなく 言語が違うって意味で
   おまけに年末年始は一日も休めないかも
   


東京仕事の長い一日が終わり午後9時過ぎ、
神保町で独りサイゼリア飲み。
200円のデカンタ赤を注文したが、
ふと思ってボトルにする。
スパークリングの赤、
飲み残しは持ち帰り出来るそうで。
店内に流れる誰かが歌うホワイトクリスマス。
静かな雨のXmasイブ。
宗教とは無縁のニッポンのウインターイベントXmasは
21世紀なって賞味期限が切れたのかなと思う。
思わず遠くを見る目になったりして。
マラソンの小説を読了。
主人公が好きになれなかったけど後半ちょっと泣いた。