ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2016/1/17 ぼくらが見上げた夜空

体重が2キロも増えていた。
昨日は食べすぎた。


今日は1月17日、あれから21年が経つ。
阪神西宮駅前のダイエーに5時46分で止まった大時計がある。
(実際には少し進んでて48分くらい)
震災前にあった駅前のアーケードに架かっていたもの。
http://cafemn2010.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_853/cafemn2010/E998AAE7A59EE6B7A1E8B7AFE5A4A7E99C87E781BD.JPG?c=a1

アーケードは消えて、取り残されたようにいくつかの商店が残る。


見慣れた記念碑もきょうは「メメント・モリ」(ラテン語 人はいつか死ぬもの、そのことを思い出せ)と問いかける。
「食べ、飲め、そして陽気に生きていこう。我々は明日死ぬから」
  


軽井沢のバス事故で若い命が理不尽に奪われた。
運転していたのは65歳の新米ドライバー。
もちろん19や20で人生を終えてしまった若者たちは悔やんでも悔やみきれないほど哀しい。
でも…申し訳ないが、自分は老ドライバーの事情に考えが及んでしまう。
彼はその年齢でいかにしてこの職にたどりついたのか?
他人事じゃないと思ってしまう。


きょうは終日 テレビの前でスポーツ観戦を決めこむ。
都道府県対抗女子駅伝は個人的に見どころ満載。
兵庫の1区は高校駅伝でも1区を走った西脇工業の1年生田中希だったが馬群にまぎれて苦しい展開となる。
他にも同じ西脇の高橋ひな、大阪のムセンビ妹など高校生ランナー、学生女王の立命館のランナーにも注目して観戦する。
京都と兵庫の一騎打ち、制したのは京都!
かと思われたが最終9区で独走態勢だった京都の奥野がまさかの失速。
兵庫の竹地と群馬の西原が追う。
その背後から愛知の鈴木亜由子が追うというスリリングな展開。
無駄のない理想的なランニングフォームで鈴木が快走。
西原を、竹地をとらえる。
そして、残り2キロで京都を抜き去りトップに立つ。
タスキをつなげた時点で1分37秒あった差を逆転して愛知が初優勝。
続いて卓球の日本選手権。
平野と伊藤のみうみま対決は4−0で平野が制し、決勝は石川佳純平野美宇
4−1で石川が3連覇を飾る。

  


夕方、阪神西宮駅のカルディで珈琲豆を買う。
戻ってすぐ灯油を買いに出る。
戻ってプールへ行く。
小腹が空いたので丸亀製麺でぶっかけ小を食べる。
それなりに忙しい。
夕食はゴマ豆乳鍋
あったまる。


レンタルしたDVDで劇場版の「その街のこども」を観る。
2012年に観たのはテレビ版だった。
それよりちょっとだけ長い。
森山未來を初めて見たのはこの作品だった。
役者としての佐藤江梨子を観たのも。
そういえば彼女、神戸マラソンのスタートで手を振ってたなあ。

   


   


こんなシーンあったっけ?
こんな会話あったっけ?
若いときは映画や小説のコンテンツをけっこう詳細に記憶していたが今はまったくダメ。
恥ずかしいくらいあっさり忘れてしまってる。
ラストに近づくにつれ、最初に観たときの感情がよみがえってきた。


   


  いま ぼくらが 見上げた 夜空は
  まばたき するたびに 星をこぼした


人生を折り返したのはいつの頃だったか。
その街のこども」のエンディング曲がしみる。
震災とは関係なく歌詞がしみる。


  いつか できるだけ 遠くへ 旅をしよう
  明日を そんなふうに 夢見ていたい


          詞:阿部芙蓉美  曲:大友良英


いつか、当時僕が住んでいた武庫川団地から六甲山中の市ヶ原まで歩いて、あるいは走ってみたい。
21年前のきょう歩いた道を逆にたどる。

2016/1/16 花園日和

ことし初めての花園。
ラグビートップリーグの準決勝を取材する。
取材すると言ってもカメラクルーのケアとニュースを作るのはA木だから僕は観戦者に過ぎない。
五郎丸人気もあって花園ラグビー場はいつもとちょっと違う客層でもある。
スープリングボックスパスタなどの東大阪らしいオリジナルメニューを出す食堂は「ルーティーンカレー」なる便乗メニューをぶちこんできた。
何がルーティーンか、何が五郎丸か、よくわからないが海老フライを⒉本のせたカレーライスだ。
もちろん無認可、だって五郎丸カレーじゃないもん。

   


2試合観戦した。
トヨタ自動車とNTTコミュニケーションはトヨタが勝つ。
後半早々にトライを返し追い上げムードになったNTTだったが、自陣でマフィが強引な突破からファンブルターンオーバーされて痛い失点。
怪物も疲れてるのかな。
トヨタの外国人の3番、突進するプロップが大活躍。


注目の準決勝、ヤマハ発動機東芝は見応えがあった。
東芝は生気に満ちていた。
特に後半になってエンジン全開、富岡監督が自分でも言ってたようにスロースターターなのだ。
注目され全開で飛ばしてきたヤマハが少々疲れてきたときに上り調子の東芝がぶつかった。
東芝のセンター13番のカフィが超人的なトライを見せる。
清宮監督曰く「東芝の方がラグビー偏差値が高かった。」
富岡監督曰く「去年、同じ準決勝、同じ相手、同じ花園で大敗した。きょう、勝者としてここにいることが嬉しい。」
ヤマハ神戸製鋼が敗れ、パナソニック東芝の決勝となる。
東芝はいい試合するだろうけど、うーむ、パナソニックかな。


今年はワールドカップフォーバーでトップリーグの試合を現場で数多く見た。
花園の開幕戦から、西京極、ユニバ、その後も花園3回、で12試合か。
きょうで今シーズンのラグビーは見納めか。
淋しいな。

   
セルジオとY田と天満で吞む。
消滅寸前の「マッカラン友の会」のようなもの。
Y田は12月はルミナリエ、年末年始はずっと初詣の警備に立ったそうだ。
今日もあびこ観音の駐車場案内の仕事終わりだという。
日銭を稼いでも健康保険とか年金とか地方税とかで消えてしまうという。
働けど働けど楽にならざり。
でも、頑張ってるなあと思う。
東京仕事に挫けた身としては…それさえ眩しい。


今日、月曜日に一日だけ東京に来られませんか?というメールがあった。
すでに予定は埋まっていた。
正直、もう行きたくない。
メールを見ただけで嘔吐しそうになった。
心が拒否している。
何かが確実に削られるという確信に似た予感。
もう決めたのだ。
申し訳ないが断った。


カレーパン、焼きそば、天ぷらうどん、いなり寿司、細うどん。
きょうは糖質摂取デーでした。


3人でカラオケに行く。
何年ぶりだろう?
発散した。
帰宅が日付変更線を越えてしまう。

2016/1/15 冬らしくあれ

ようやく冬らしい寒さになった。
朝から青空、六甲はまだ一度も冠雪していない。
一月半ば、一年で最初に咲く花のつぼみが膨らみ始めていた。
英名ウインター・スイート、香りのよい蝋梅の花。

   


少し遠くまで走ってみよう。
芦屋の運河沿いに西へ行き、深江浜は渡る橋の上で折り返す。
登り坂をしっかりと走りきる。
体調は悪くない。
この高所に来るのは年に3回くらいだろうか。
ここに来ると必ず芦屋川の河口や東神戸大橋の写真を撮る。
   


   


自分の部屋の暖房が手薄だ。
結婚した頃に商品券で買ったナショナルの電気ストーブは3本あったガラス管の2本が使えなくなった。
足元をあっためるストーブが欲しい。
近所のエディオンで狙いをつけていた在庫限りの機種があった。
買おうかと思ったがネットでもっと安いものがある。
ポチっとする。


図書館へ寄り予約していた「シノダ課長のごはん絵日記」を借りる。
ついでに村上龍「55歳からのハローライフ」も借りる。

シノダ課長のごはん絵日記 (一般書)

シノダ課長のごはん絵日記 (一般書)


16時からオリンピック関連の番組についてのブレスト。
3人で1時間ちょっと考えを巡らす。
問題は部内の人間関係であることを再認識させられた。
そんなんやったら無理してすることないやん、とさえ思う。
でも経験上、どんなふうになるかは分かる。
準備しないと苦労するのは必至。
経験上、というのはもう考えない方がいいのかも。


帰りの電車で営業の田中A氏に会う。
新年のご挨拶を兼ねて駅前ビルで少し飲む。
人事のこと、家族の病気のこと、血圧のこと、NFLのこと、高校ラグビーのこと、いろいろと話をする。
彼が学生時代にワールドを受けたときに面接に立ち合ったのがかの小笠原氏であったという話に驚く。
当時、小笠原監督は人事部長であったという。


寝る前に血圧を測る。
新しいものと古いものとでこれだけ違う。
どっちかが壊れているか、どっちも不確かなのか。
    


血液検査の結果を聞きに行くときにどっちが正しいかを確認しよう。
新しい方が正しいなら…僕は高血圧ではなかったのかも。

2016/1/14 パンを買う。

サンシャインワーフ神戸までロードバイクで往復、小一時間の自転車旅行。

  


東神戸のサンシャインワーフまでパンを買いに行く。
焼きたてを取り置きしてもらうように昨日電話しておいた。
往復1時間弱の道のり。
何ヶ月ぶりだろう。
ロードバイクに乗るのは半年ぶりくらいか。
グレインドールのパンを買うのは1年ぶりか。
二匹のおともを連れて、冬の良き日。

  


焼きたてのパンで朝食。
自家製ハンバーグと付け合わせの野菜。
白菜とベーコンのコンソメスープ。
常食のオニオンスライス。
ジャガイモと人参はセルジオからのもらい物です。

  


  


  


プラチナブレッドという小型の食パン。
  


クラシックロールとセサミロール。
  


午後から外出。
エディオンで電気ストーブを物色したり、ユニクロでソックスを買ったり。


邦画2本立てを観る。
新開地のヨツバヤでピロシキ2個買って持ちこむ。
映画代は⒉本で1200円、1本600円。
「あん」「きみはいい子」@パルシネマしんかいち
不覚にも…2本とも鑑賞中落涙。


そもそも映画のあらすじにも、主演女優の樹木希林にも、河瀬直美監督も見たい対象ではなかった。
見てみようかな、と思ったのは勝手に愛読しているブログ「一日の王」のおかげでした。
http://blog.goo.ne.jp/taku6100/e/e81d3c4c7f712853109ba804da96a2ac

  


河瀬監督の映画は「萌の朱雀」と「殯の森」を見たけどピンと来なかった。
あまり記憶に残っていなおのはきっと寝てしまったに違いない。
萌の朱雀」は映像は美しかったが致命的なのは音だった。
方言でポツポツと話されるセリフがほとんど聞き取れず入っていけなかった。
「あん」は何より物語が明解なのがいい。
小難しくない。
もちろんセリフも聞き取れて安心した。
樹木希林は主人公の元ハンセン病患者 吉井徳江にしか見えなかった。

  


ベタだけど徳江さんが笑顔で言うセリフが泣けて泣けて…。
「店長さん、ほんとに楽しかったぁ」
   


町のどら焼き屋の周りにはソメイヨシノの並木があって満開の季節から物語は始まる。
演出なのか、ロケ日の巡り合わせなのか、ずっと曇っている。
いわゆる花曇り、あるいは雨。
印象に残った。


どら焼き屋の店長、わけありの男を演じた永瀬正敏もいい。
人生に疲れてむくんだ顔がリアルだった。
でも、僕はこの人と浅野忠信の区別がつかない。
顔が似てるわけじゃないのに。
永瀬がキョンキョンの元旦那なんですよね。
  


そこに通う常連の女子中学生役の内田伽羅のイノセントな感じもいい。
もしかして素人?と思わせる天然さ加減。
彼女は樹木希林の実の孫らしい。
  



2本目は「きみはいい子」
こっちは見たいと思う理由はあった。
まず監督。
そこのみにて光輝く」の呉美保であること。
次に主演女優の尾野真千子
次に主演男優の高良健吾
池脇千鶴高橋和也ら「そこのみにて」のキャストも並んでいる。
そして、こちらも愛読するブログ「特別な一日」が最大の理由。
http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20150727/1437995290


シンプルに心動かされた「あん」の後で観ながら思った。
これはパスすべきだったかも…。
ちょっとこれは…気持が塞ぐよなあ、と。
学級崩壊だとか、モンスターペアレンツだとか、認知症だとか、幼児虐待だとか、現実に目を背けたくなる。
でも、これは凄い映画だと見終わって思った。
原作の力なのか?
演出の力なのか?
役者の力なのか?


   


観る者の気持をふさぐ。
やりきれない現実の群像劇。
どうするの、この話。
救いはあるのか?
結論を言えば…明解な救いなんてない。
でも、誰かと共有することで少なくとも生き続ける力を得ることが出来る。
静かに抱きしめること。
「特別な一日」に書かれているように、このろくでもない世界への抗い方。
いささか唐突で、意外で、乱暴なソリューション。


   


去年観た映画「恋人たち」も同じく救いようのない3人の男女の群像劇だった。
その映画で提示されるソリューションも “ 共感 ” だったように思う。
魔法みたいなハッピーエンドなんて現実にはない。
映画のラスト近く、小学校教師の高良健吾が立ち向かう先にあるものは希望か絶望か。
未来が希望でも絶望でも人生は続くのだ、というメッセージは「きみはいい子」にも共通する。
そこのみにて光輝く」もそうだった。


高良健吾、「苦役列車」「横道世之介」「ひゃくはち」
とりたてていい役者だとは思ってなかったけど…見続けて魅力を感じるようになってきた。
「百年の愉楽」も見てみたい。
  


尾野真千子池脇千鶴
ママ友の池脇千鶴、最初は鬱陶しくてめんどくさいって思わせるが…。
  


認知症?と思われるおばあさんと自閉症児の母 富田靖子
このエピソードだけで映画が出来そうな話でした。
  


「あん」と「君はいい子」 素晴らしい⒉本立て上映。
パルしん、やるなあ。
2016年の映画初めは手応えありでした。
ちなみに去年は「百円の恋」、一昨年は「セッションズ」、2013年は「レ・ミゼラブル」、2012年は「哀しき獣」でした。


新開地「グリル一平」は定休日でした。
元町まで戻って南京町の支店へ行く。
オムライスとグラスワイン。

2016/1/13 血糖値と血圧

豚肉の生姜焼き、茶碗蒸し、小松菜と白菜の胡麻和え、オニオンスライス、大根とわかめと玉ねぎと薄揚げの味噌汁、ご飯。
これが僕の健康を支えている食べものです。  

  


夜はグリーンコープの甘口カレー。
甘口だけど野菜の甘みで一口食べて好きになった。
辛さは「ぢんとら」の激辛唐辛子をふりかけて大人の味にアレンジする。
  


朝は走らず。
昼イチでニュース斑の会議に出席する。
続いて「あすリート」のネタ会議。
相変わらずギクシャクする構造。
でも、これがホームグラウンドなのだという自覚あり。


一時、行方不明になっていたコーヒー飲みの保温ボトルが見つかった。
ライブラリーに「忘れものです」と貼り紙して置いてあった。
6日のプレビューのときに忘れたのだ。
ヒロからメールがある。
着払いでデジカメ届いたよ、とのこと。
いろんなものが自分のところに戻ってくる。

  


食後6時間以上経って南森町の内科クリニックへ行く。
血糖値測定器とセンサーに疑いがあるので調べてもらおうとするも測定器はないようだ。
採血して一週間後の結果を待つ。
シリアスな結果ならすぐに連絡をもらう手筈。
測定器がないのかあ、とちょっと落胆。
知りたかったなあ。
ヨドバシで買おうかな?


採血のために空腹を我慢していた。
クリニックの近く、東天満に「光 中央軒」がある。
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27020806/
皿うどんを食べる。
美味しい!
ここは典型的な町中華。
清潔で明るくて安くて旨い。
標準が高く保たれている。
スポーツ紙が揃っているのがいい。
ちゃんぽんも野菜タンメンも肉野菜炒めも旨そう。
ひとつがこれだけ真っ当で旨いとメニューを制覇したくなる。
     


この手の店は後継者がいなくなると寂れるものだがこの店は違う、
給仕は70代らしきお母さん、厨房は30代の(おそらく)息子が担当している。
贔屓にしよう。


ヨドバシに寄る。
健康器具のコーナーを見て回る。
血糖値測定器はなかった。
ネットで売ってるがセンサーは郵送販売が禁止されているらしい。
以前は買えたはずだが…。
この際、血圧計を買い換えることにする。
今使っているのは15年以上前のオムロンの手首式。
不思議なことに病院の上腕式で測るより自宅の手首式で測った方が数値が高く出る。
普通は逆なのにね。
手首式は誤差が多いらしいので上腕式にしようと思ったがかさばるし、腕まくりしなきゃいけないので面倒だ。
シンプルな手首式にする。
以前のと違って音も静か。
あれ? 全然高くない。
ん?

  


ことし初の映画、iTune Store でレンタルした「(500)日のサマー」を見る。
バーゲン価格でHDレンタル200円だった。
主人公は大好きな映画「50/50(フィフィティ・フィフィティ)」のジョセフ・ゴードン・レヴィット。
アニメ「風立ちぬ」で主人公の堀越次郎の吹き替えもしている。


とりたててドラマチックな展開があるわけでもない。
難病ものでも、タイムススリップものでもない。
かといって劇的な大恋愛ものでもない。
見終えて残るのはありふれた、でも爽やかな、という感じ。
ちょっと不思議な感じの女の子に惚れてしまった主人公。
その感じわかるわかる、恋愛ってこんなだな、面倒だなあ、と昔を思い出しながら500日のサマーを見続けた。
サマーとは女性の名前。
最初にこの女優さんを見たときは好きになれなかったけどじわじわと迫るものがある。
不思議な子。
  


恋愛のある段階で男は有頂天になる。
それを表現したのがこのシーン。
あれ?
これって?
モテキ」で見たことあるぞ。
主人公の動き、通行人の動き、噴水をメタファーにした表現。
そっくり。

     


この映画では抑制が効いてるけど、森山未來Perfume のダンスシーンは行き切ってる感じがする。
パクるならここまでいかないと、ですね。

2016/1/12 日常回帰

穏やかな気持で朝を迎える。
夜に布団に入ったら朝まで目覚めることはなかった。
もしかしたら…(血圧や血糖値の数値は不確かだけど)…
この季節で、ここ十年くらいでベストの体調かも?とさえ思う。
とすると、泣き言の9割はメンタルストレスだったのかと思う。


グンゼのロッカーに着替えを預けて西宮大橋の上り下りジョグする。
いつもと違う景色が見たかった。
西宮大橋から西側、自宅マンションや芦屋、神戸方面を見る。

  


西宮大橋から東を望む。
甲子園浜、鳴尾浜へと結ぶアーチは西宮浜大橋。
西宮浜にはマリーナが3つもある。
これはそのひとつで一番規模が小さなもの。
ヨットハーバーを見るたびに思う。
オーナーってどんな奴なんだ?
一人くらい知り合いがいてもいいのにな、と。

  


何度も書くが1995年1月17日に落ちた橋。
あの地震が昼間だったら写っているトレーラーは…!
  


ヒロの体調が悪い。
風邪ではないがときおり出る眩暈(めまい)だそう。
ソファに横になって休む。
心配かけたからな。
炊きたてのご飯があるのでレトルトカレーをあっためて食べる。
朝カレーです。


眼科と内科検診を電話で予約する。
2016年の再スタート、実質のスタート前に身体の点検。
もし、血糖値が300とかだったらオーバーホールしなければならない。
自覚症状だけを頼りには出来ない年齢だ。


A部氏から(というかNさんから)文楽の招待券をもらう手筈になっていた。
ヒロも行く予定だったが今日は無理はしないという。
4時間の長丁場だしね。


久々にJR西宮駅ホームからの撮り鉄ショット。
  


寿新春文楽「国性爺合戦」@国立文楽劇場
最初の幕には少し遅れ2幕目から観る。
客席は結構空いている。
平日の夜はこんなものなのだろうか。
招待席は前から14列目のA席で大夫の床から一番遠いところ。
舞台は観やすい。
でも、大夫と三味線が遠いのでライブ感に欠けるか。
招待券で文句は言えない。
  


暮れの12月に客席を改装したらしく、かなり狭かった前後がゆとりの広さになってました。
http://www.ntj.jac.go.jp/topics/bunraku/27/4935.html
  



「国性爺合戦(こくせんやがっせん)」は近松の作。
イメージとはまったく違った。
日本史の教科書に載っていた近松門左衛門の代表作として記憶していたに過ぎない。
そもそも国性爺とは何だ?
人の名前であるらしい。
しかも、日本人と中国人のハーフ。
物語の舞台は日本(やまと)と中国(もろこし)
メインは中国だけど段によって行ったり来たりする。
「国性爺合戦」の舞台が中国?
無知でした。

         


江戸時代の庶民を描いた世話物が有名な近松が
人気薄になってきた竹本座を盛り上げるために書いたのがこの作品らしい。
歴史ものでスケールが大きくスペクタクルでインターナショナル、これが大成功を収めた。
明が異民族の清に国を奪われた。
その明を追われたかつての重臣が日本の平戸に住んでいた。
それが国性爺と呼ばれたヒーローの父親だった。
明の再興は源氏と平家の構造に似ている。
異国を舞台にしての源平盛衰記というか菅原伝授か。


独酌虎徹で少し飲む。
そのあとセルジオと木下酒店で待ち合わせ新年のあいさつ。

2016/1/12 再発を疑う

昨日の日記に書いたようにストレスが強くかかった数週間だったが奇跡的に体調を崩すことはなかった。
「落ちこまないこと」「体調を崩さないこと」で「落ちこまないこと」は遵守できなかったが
「体調を崩さないこと」はキープ出来た。
風邪も引いてない。
血圧、心拍数が高いのは気になるが…概ね順調、例年よりも体調はいいくらいだ。


でも…。
不確定要素が多くて現時点でなんとも言えないのだが……。
  


2004年のアテネオリンピックの仕事から帰国直後、異常な高血糖でほぼ一ヶ月入院した前科がある。
空腹時ではないが一時は710とか500とか驚くべき数値が出た。
(空腹時ではないが)710は県立西宮病院で2番目の記録、トップの記録保持者は亡くなったそうだ。
いつ昏睡状態に陥っても不思議ではないと仕事は忙しかったのだが強制的に入院させられた。
かなりシリアスな状態、自覚症状もあった。
歩くのも辛いほどの倦怠感。
駅まで自転車に乗って行くのもシンドかったのでタクシーを使ったりした。
多尿、それにともなう頻尿。
加えて視力がガクンと落ちた。
入院したときにわかったのだが体重が5キロ近く落ちていた。
筋肉崩壊が始まっていたのだ。
ただちにインシュリンを打つことになった。
退院してからも自己注射を⒉年続けた。
以来、10年以上が経つ。
血糖値は少しずつ上がってはいたが概ね安定していた。


この数週間のストレスで血圧が上昇。
平常時の心拍数が80台、時には90台になった。
こう見えてもジョガーなので今までは50〜60台だったのだが急上昇した。
もしかして?
血がドロドロ?
重くなってるのでは?
血糖値を疑る。


去年7月の成人病検診ではこんな数値だった。
  


空腹時血糖値126、ヘモグロビンA1c 5.9
インシュリンの自己注射もなく、血糖値のコントロールもしていなかった。
加齢もあり、季節は夏で血糖値は高めになる。
ここ10年でじわじわと高くなっている。
この数値は決して誉められたものではないが、
前科がなければ「糖尿の気がありますね」と言われるくらいだろう。
(前科があるのでそれでは済まないけど)
中性脂肪がギリギリなのも血糖値が高い原因かも。


で、8日だったか久しぶりに自宅で測ってみた。
  


    327!


何かの間違いでは?
自覚症状が出てるかも、という数値。
間違いなく強制入院だ。


測り直してみた。


   71?


この落差はなんだ?


翌朝、また空腹状態で測る。
280ある。
立派な糖尿病だ。
この時点で、希望的な判断として、この計測器は大丈夫か? と疑っていた。
ヒロが実験台になってくれると言うので測ってみた。
彼女も朝食前で空腹状態だ。
189!
彼女は乳がん検診で3ヶ月に一度は血液検査をして血糖値も測っている。
80を越えたことは一度も無いという。

   


疑るべきは計器か…。
ネットでいろいろ調べる。
この計測器は入院したときに病院から出してもらったもので軽く10年以上前のもの。
今もって電池の残量があることが不思議なくらい。
加えて後から購入したセンサーにも使用期限があるらしい。
使用期限?

  


2009年、5年以上前に切れていた。
エラーになる要素が多すぎて何が原因かはわからない。
僕の血糖値はいくらでも疑えるがヒロのは明らかに間違いだろう。



糖尿病再発?
いや、糖尿病は完治する病気ではないので高血糖再発だろうか。
すぐに点検だ。
かかりつけの内科クリニックを予約した。
再度、血液検査と血糖値の測定をしてもらう。
眼科を予約した。
もし血糖値が300を越えていたら眼底出血が心配だ。


どっちにしてもチャンスだと思え。
退院してから11年が経つ。
血管のオーバーホールの時期かもしれない。
血圧、血糖値、目標をちゃんと立てて老後に備えたい。

2016/1/11 悔恨と解放

夜中に一度も目が覚めないまま朝を迎えた。
いつ以来だろう?


神保町のホテルでも、渋谷のホテルでも、深夜の2時か3時に目が覚めた。
そこから朝まで熟睡することは出来なかった。
まどろんでも悪い夢とともにふたたび目が覚めた。
去年のクリスマスあたりから3週間毎日続いた。
年越しで自宅に帰っても同じだった。


去年の11月23日に上京し仕事の内容を聞く。
翌24日の会議に出席、不意に始まった。
3日後までに何の準備もしてないまま2本分の構成台本を書かなばならなかった。
提出してから3週間、今度は一歩も前に進まなかった。
暮れになって急転直下、無理やり詰めこまれたスケジュール生涯最悪の年末年始になった。
新幹線で大阪と東京を往復すること7回、滞在23日。
3日前に決断した。
昨日、東京で最低限の引き継ぎをして、半ば強制的に幕引きをした。
2016年1月10日は悔恨と解放の日だった。


  


人生とは思惑と違い、突然起こってしまう別の出来事なのだ。
11月末に始まり昨日終わった40日ほどの出来事はまさにそれ。
直前まで想像もしなかった日々だった。


悔恨。
今回、その予期しなかった出来事に最後まで適合することが出来なかった。
言葉の違い、進め方の違和感、病んだ担当者との会話、
罵倒とため息の繰り返し、慣れない編集ソフト、日々変わる方針…。
僕はフリーランスの雇われスタッフとして仕事を受けた限りは適応しなければならなかった。
仕事の内容や環境をよく知らなかった時点で僕はこの仕事を前向きにとらえていた。
現状を打開するチャンスになるのでは、と本気で考えていた。
日記に記している。
2015/11/29 「晩秋所感」 http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20151130/1448809257
「…とにかく最後まで責任もってやりきろう」


どんな理由があるにしろ、いったんは受けた仕事を途中で放り出して
他者に任せるという経験はおそらく人生初。
他者をレスキューしたことは複数回あるが…。
五十八歳にして救助される。
どんな気分だ?


   How does it feel ?  How does it feel ?
   To be on your own ? With no direction home ?
   A complete unknown ? Like a rolling stone


                 ボブ・ディラン " Like A Rolling Stone "


一連の出来事が人生においてどんな意味があるのかは今考えても甲斐のないことに思える。
決断した理由はもちろんある。
でも、あとになってしまえば、例えば3ヶ月後に桜が咲き始めたら、
いま抱えている理由なんて大した意味を持っていないに違いない。
ずっとあとに笑い話として思い出せばいい。
眼鏡堂がメールをくれた。
「あの決断が良かった…とするには、今後の生活を経済面、健康面で安定させることに尽きますね。」
経験上、この言葉さえも、いつか忘れてしまうのかもしれない。
せめて、いまはこのミッションをしっかりと受け止めておこう。

  


自分がいま何が出来るか、ということより、出来ないことを知った。
その事実を突きつけられたことは辛いことではあるが、知ったことには意味はある。
悪いことばかりじゃなかった。
少なくとも…大事だと思えるいくつかのものに気がついた。
西宮の海と山の風景、毎朝つくってもらう食事、
そして、僕がSOSを発信してたときに声をかけてくれた友人たち。
もし、僕に友だちがいなかったら決断出来ないまま未だ解放されずにいたかもしれない。
3週間ぶりに眠れる日々が戻ってきたのは友人たちのおかげです。


これくらいにしておきます。
さあ、損なったかもしれない健康面のチェックが目下の急務だ。
同時進行で自分の2016年を始めていこう。



…朝、きのうの日記メモを書き終えてヒロの筋トレにつきあう。
15分くらいのマシンなしの筋トレだが、
「ためしてガッテン」とか「テレビ体操」とかのメニューが追加されてキツい。
これを毎朝やってるなんてちょっと驚き、しかも自宅で自重筋トレなのでお金がいっさいかからない。
芦屋の運河まで往復して1時間ほど走る。
このあたりは芦屋キャナルパークと呼ばれているらしいが知らなかった。
カラフルな競技用カヤックが群青色の運河に浮かぶ。
夕方、ヒロと買い物に出る。
コーナンのマナベ・インテリア・ハウスで座布団を買う。
阪神西宮駅のカルディで珈琲豆を買おうとするも今日が西宮えびすの残り福であることに気づき回避する。
帰宅し、最後の東京仕事をしてメール、資料などを全てゴミ箱に捨てる。
テレビで日本百名山の五竜岳を見る。
昔、ミネーロと初夏に唐松岳から五竜へテント縦走しようとしたが
難所である牛首あたりが強風で中止したことがあった。
五竜岳はいつか登ってみたい。
この歳でいつかなんて言ってるとゲームオーバーになってしまうよなあ。
新年最初に読む本を決めかねる。
静かな読書が出来そうだ。
徳岡孝夫「妻の肖像」を再読しようか、
それともずっと読めなかった梨木香歩の「渡りの足跡」にしようか。
エンターテイメント小説はそのあとにしよう。
夜、amazonでレンタルした映画「500日のサマー」を半分見る。
1時過ぎに就寝。

2016/1/10 東京 Day14 〜西宮

メモ 4時半過ぎに目覚める 5時半起床 セブンイレブンへ珈琲とサンドイッチを買いに出る 
   昨日の日記のメモを記す きょうも快晴
   8時にチェックアウト 神保町〜水道橋〜春日 歩く 富坂を上り下りして時間つぶし 
   中央大学 三茶とクルーと合流 
   講道館鏡開き式取材の受付 式次第 引き継ぎ 血糖値を心配してくれる 感謝 
   仕事の洪水の中にいるのに慣れているのかも 考えすぎないテクあり
   顔合わせして終了 速歩で一人水道橋方面に歩く どんな気分だ? How do you feel ?  
   ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリングストーン」が脳内に流れる 抜けるような青空 
   豚丼 神保町で荷物をピックアップ お茶の水駅で眼鏡堂メールが届く 
   「あの決断が良かった…とするには、今後の生活を経済面、健康面で安定させることに尽きますね。」 
   言葉が響く
   のぞみ自由席 富士山の雪が少ない 伊吹山にはほとんど白いものが見えない 新大阪着 
   快速に乗りかえてからデジカメがないことに気がつく
   5時半帰宅 ごま豆乳鍋の安心感 忘れたデジカメの問い合わせ 
   広島行きだったので広島の忘れものセンター 届けはない
   車庫に問い合わせてもらう しばし待つ 電話入り車庫で見つかったとのこと 
   着払いで送ってもらうことに 12日到着
   デジカメ紛失はこれまで4回 1回は戻って来なかった 京都でなくしたリコーのデジカメ 
   他の3回はすべてソニーすべて違う機種 
   金沢、福井、広島からの着払い宅配で戻ってきた(くる予定)
   「海街 Diary 」全7巻を読み返そうと本棚から出す 
   松竹座の新春歌舞伎も行きたい 16日の花園も行きたい
   血圧を測る 心拍数が50台に戻る ずっと70から90近くあった ストレスから解放されたから?
   あすからはメモでなくちゃんと日記を書こう。
    

西宮駅から帰宅前にこの場所に寄る。
  



ごま豆乳鍋、今年は初めてでした。
  


しばし見納めのフジヤマ。
雪が少ない!

  

2016/1/9 西宮〜東京 Day13

メモ 朝 資源ゴミのゴミ出し 
   回収ギリギリになって回収員から嫌味を言われヒロの機嫌が悪くなる
   今日からまたまた東京 決意をもって臨む 
   朝8時半にヒロと西宮神社へ行く 十日戎 今日9日は宵戎
   ばあばあが死んで2013年から二人で9日に行くのが恒例になった 
   一年御利益のあった笹を返して新しいのを買う
   朝、空腹時血糖値を測る 200を越える 空腹時で? 
   朝食を食べて新幹線自由席で上京す フジヤマは雲隠れ
   東京インディアンカレー 丸の内から神保町まで歩く 
   冬の青空 青天のへきれき 三茶と電話で話す
   鹿屋アスリート食堂という店を見かける 食餌療法が必要 
   神保町 年末に6泊した相鉄フレッサインにチェックイン
   サイゼリアで野菜中心の低カロリー食 セブンイレブンで海街Dairy の最新刊を買う 
   ラグビーをニュースで見る
   もうコンビニには行きたくない 
   もうビジネスホテルには泊まりたくない 
   渋谷には行きたくない 


  


  


  

2016/1/8 健康不安

メモ 着替えをグンゼのロッカーにいれてヨットハーバー往復ジョグ 
   いつもとちょっとだけ違う風景 走ったり飲んだり気晴らしをするもすぐに落ちこむ
   あすリートのナレーションを手直し 三茶に決断メール書く 
   理由を並べたてても意味はないだろう 心を削られてゆく毎日をすぐにでも断たねば
   血糖値を久しぶりに測る 260を越えていた いつごろからこんなに数値が上がっていたのか? 
   入院した2004年以来ここまで上がったことはない 
   血圧を測る 170-95 これもヤバい これってシリアスだよね 
   健康不安を抱えて明日からまた東京 
   高血糖と高血圧 健康不安なんて言ってるレベルじゃないかも? 
   特に前科のある血糖値 即断即決で治療にかからねば
   この季節はよく走ったりもするので例年なら50台の平常時心拍数が
   東京仕事を始めてから80くらいになった
   血圧が下がらなかったのは血糖値がこんなに上がって
   血液がドロドロ化してきたせいだったのかもしれない
   泥沼化は仕事だけじゃなくて血も濁らせてたのだ
   夜、A部氏に相談 うちの仕事は大丈夫なんですか? 
   今のところは、ですが 改めて自分がどこに立って何をしていったらいいのか考える機だ
   なのに3軒はしご すべて格安 西海酒販が営業再開 東天満の光中央軒が素晴らしい 
   にこのとなりも立ち吞みになっていた
   あすは東京 話をつけて帰ってきたら、血液検査 眼底検査 など 
   血糖値を下げるべく対策すべし


新西宮ヨットハーバー。
真夏の夜のジャズのオープニングっぽいカット。
  


臨港線、いつもの道をいつもと違ったアングルから。
  


京橋のYTV界わい。
  


ナニワは水の都。
  


去年の11月末に行ったときは奥さんが急病になって立ち吞みをやめていた西海酒販が再開してました。
  


東天満交差点近くの町中華「光中央軒」です。
典型的な家族経営のお店で瓶ビール、餃子、オムライス。
  


町中華の町中華たる所以はこのオムライスにある。
  


にこのとなり。
  

2016/1/7 決めて断つという選択

メモ 混乱している 何からメモしたらいいかもわからない 
   7時起床 仮ナレーション原稿を書いて10時半に送る 
   もういいだろ、という気分 眼鏡堂氏から泣けるメール届く 
   フリーは自分を自分で守る、そして好きなことをする権利がある 
   その分リスクを背負う 何を優先すべきかを賢明に判断すべき
   罵倒されたり、否定されたり、編集のオペレーターをさせられたり 僕は君の部下じゃない 
   なんで突然東京に呼ばれてわけのわからないところで仕事をしているのか? 
   久々に、おそらく3週間ぶりくらいにグンゼへ行きわずか20分だけ水の中を歩く 
   七草粥 歓迎すべき歳事 歓迎すべき日常 
   結婚してから毎年欠かさない
   編集チェック@YTV 入館証を紛失か? 
   東京仕事にかまけてて主戦場の入館証を失う? 不吉な兆し 
   きのうナンバで紛失したか? 始末書を覚悟する
   南森町のかかりつけ内科クリニック 降圧剤をもらいに行く 
   M医師が開口一番 疲れてますね そうなんです 心因性の疲労だと思います
   銀座屋で心因性の独酌 
   瓶ビール大・ハムエッグ・オニオンスライス・ポテトフライ少なめ これで910円 
   自宅でごはん きびなごの唐揚げ ヒロとテレビを見る日常 泣けてくるね 
   よみがえる歌謡曲 森昌子のものまねの上手さに感動 
   高校スポーツ 花園 春高 ニュースを見る


走らなかったけどプールへ行く途中にこの場所に立ち寄る。
元旦、初詣へ行く前にもヒロとここに来た。
いまわの際に目に浮かぶ風景のひとつかもしれない。
  


せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ、言えた!
  


きびなごの唐揚げとオニオンスライス。
オニオンスライスは血圧対策です。
  


ユアサ酒店で加古川の地酒を買う。
久しぶりに “ひだねこ” と飲む。
  

2016/1/6 東京Day 12 〜西宮〜京橋〜裏ナンバ

メモ 押しつぶされそうな毎日 朝 9時にドーミーインを出て渋谷駅 
   山手線で品川 文庫「村上春樹 雑文集」を買う 12時40分新大阪着
   自宅で整理 ヒロにまた9日から行きもしかして20日まで東京かも、
   というと 大阪の仕事が心配、とマジで言われる ごもっとも 主戦場離脱は痛い
   ほどなく京橋YTVへ初出 大阪駅経由 大阪は人の密度が少なくていい 
   あすリート編集チェック 初ジョグリス 3キロだけ走る 走りたかった
   法善寺水掛け不動前で Dai 氏と合流 虎食堂 アジト 
   A木とY下合流 美味しくて楽しい宴 ことし一番幸せな時間 もう東京へ行きたくない
   マジで戦線離脱しようとかとヒロと相談する


  


  


去年見た映画「アバウト・タイム」にあったが、過去に戻れる能力があったなら、贅沢は言わない。
わずか45日ほど前でいい。
去年の11月23日に戻りたい。
あの日、東京へ行かなければ…いつもと同じ幸福な年明けが迎えられたのに。


苦しみ、不安の分析をしている段階ではない。
今からは多分、耐えられるか、耐えられないか、だ。
おそらく2週間が正念場だ。
もうプライドなんて無い。
脳の血管が耐えられるか?
心臓の血管が耐えられるか?
膵臓が耐えられるか?
腎臓が耐えられるか?
なにより心が壊れないか?


もし生還出来たらフィジカルな苦しみにはいくらでも耐えられる気がする。
100キロマラソンだってチャレンジできるかもしれない。
サブ4に挑戦するって最高だ。
「痛みは避けられない。でも、苦しみは自分次第だ。」
フィジカルとメンタル。
弱さをこれだけ思い知らされることも未経験だった。
2月になれば…。
それまで健康で生きていたい。

2016/1/5 東京 Day 11

メモ 憂鬱な一日が始まる すいませんね 読んでもらってるのに 
   気晴らしになるようなことを書く余裕もない
   朝は走らず 体力温存 編集室へ直行 
   原稿を手直ししてトラストへメール プリントアウトしてもらう
   11時半に会議 続いて試写 僕の順番までたっぷり時間がある 素材のとりこみを編集室で続ける
   3時半過ぎ 順番が回ってくる ファイナルカットが不調 試写の場所を編集室に移すと三茶氏が提案
   4時過ぎにスタート 2本分 6時半過ぎまで続く針のむしろ この苦しみの正体は何か?
   価値観が違う 仕事の進め方が違う 僕がいなかった方が互いに幸福だったかも、とさえ思う 
   指示通りに三茶と編集手直し 手直ししたものが正しいとは思えない 
   Final Cut Proのご機嫌が悪い 9時前に強制終了 三茶はまだ社長仕事がある 
   申し訳ないような気分です
   今夜は酔いたい 渋谷更科 珍しくほぼ満席 日本酒3合飲む かけそばでシメ 酔えない
 

  


  

2016/1/4 東京 Day10

メモ 朝からホテルで仕事 6時半起床 リンゴの浮いた朝風呂 
   書き直し書き直しで良くなっているとは思えない
   なんだかシジフォスになって罰を受けているような気分  
   きょうは走らず ゆっくりと遠回りする
   スターバックスでコーヒーを買う 
   イチロー2004年のシーズン安打記録のスタバカード いつも店員に驚かれる
   ベンチに座ってコーヒーを飲んでいたらあっという間に時間が経つ 
   トラストでプリントアウト 
   そして、憂鬱な打合せ 笑いのない ユーモアのない男との 苦行 ストレスフル
   絶対友だちにはなれないタイプ こいつの存在が今回のストレスの80%を占めてるかも
   ふたたびヌーベル・アージュ 編集手直し これとてシジフォス仕事かと思う  
   神南カレー 美味しくもないのに食べる
   食欲不振 でも食べねば なにかコレが食べたいという欲求が消えて久しい 
   次々メールで届く指示 稚拙なナレーション手直し
   吐きそうになりながら9時まで作業を続ける 
   三茶と「鳥金」で飲む あしたの心 だが、もう限界かも
   朝撮った写真がメモリーエラーで消える 
   今日の一枚は明治通りで見かけたポスター 明日から春高バレーだ