09/6/7 おまえはただの現在に過ぎない。

9時前に起床、ふとんは畳まない。
朝食のメニューはインスタントのマルちゃんカレーうどんにタマネギ刻んで煮たもの、
ひやごはん、冷蔵庫に残っていた海老フライ小2個。
栄養士が見たら落胆のタメ息をつきそうな献立ですね。
以前はヒロがいなかったらいなかったで気合い入れて朝食作ってたのにな。
フルイングリッシュブレックファストとか、BLTサンドとか。
最近はダメだね、任せっきりになってしまった。


wowowリュック・ベッソンの『フィフス・エレメント』を観る。
以前にも2度映画館で見たけど、久々に見ても十分に楽しめる。
ミラ・ジョボヴィッチが若いなあ。
ゲーリー・オールドマンは何度見ても近藤正臣みたいで笑う。


…美しき落日、いつもより長めにジョギング。
でも、最近はタイムを計ろうとか思わなくなった。
というか、そんな気力も体力もないのよ。
ホントに惰性。
でも、やめたら病気になりそうでやめられない。


jog&Podcast
『大竹ラジオ』は きたろう とのトーク。
この二人の連れトークを聞いてると僕の友人のセルジオとfatfatを思い出す。
どっちかが語り出すとどっちかが挑発するようにカラむ。
ああ言えばこう言う。
カラみのスパイラル現象を起こすのだ。
本人たちはそれなりに楽しそうなんだけどね。
で、今日聞いたPodcast大竹まこと吉本隆明の言葉を紹介する。


 たくさんの偶然にないまぜられた必然が
 君をいまの境涯に連れて行ったとしたら、
 君はそこを逃れられないし、逃れる必要もないのだ。 (吉本隆明擬制の終焉』より)


「お前に言われてもわかんねえよ、本読ませろよ」ときたろうが言う。
大竹が、今いる場所をよしとするか、そうでないか、
「その自覚があるかないかで大違いなんだよ」と言い返す。
「そんなの毎日変わるもんな、今日はよしとしても、明日はダメだって思うしな」と返す。
「バーカ、もっと長いスパンで言ってる話なんだよ、おまえなんかただの現在に過ぎない
って言ってんだよ」と大竹が吐き捨てる。
こんな居酒屋の会話みたいなの聞きながら走るとタイムを計ろうなんて思わない。



『久米ラジオ』はGM破綻とハイブリッドカーの話。
思えば、だ。
思えば1989年の夏にはソ連も東ドイツもユーゴスラビアも存在していた。
壁が崩れた時、社会主義が、いや社会主義陣営が敗れたのだと思った。
2009年6月、アメリカの自動車会社が(事実上)国営化された。
あの壁崩壊の時、20年後にGM国営企業になるなんて誰が想像したろう。
今やアメリカ最大の銀行も保険会社も国営同然だ。
ブレジネフが生きていたら教えてあげたいくらいだ。
世の中何だって起こるのだ。
そう『おまえなんかただの現在に過ぎない』のだ。


1989年ってもう20年前なのか。
ベルリンの壁が崩れたのなんて、同じ年の天安門事件なんて、
つい4、5年前のようにも思えるのだが。


ラジオでいろんな人がある一つのドキュメンタリー映画の話をする。
題名は『Who Killed The Electric Car?(誰が電気自動車を殺したか)』
なんだか「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」みたいでSF小説かと思う。
今、GM破綻の原因のひとつとして小型自動車やハイブリッドカーの開発の遅れが指摘される。
しかし、GMは1990年代の終わりに世界に先駆けて電気自動車を開発、発売していたのだ。
ハイブリッドでない完全なるモーター駆動の電気自動車、EV1がそれだ。
高価格だったことなど問題はあったがGMは本気で電気自動車を普及させようとしていた。
しかし、事態は急変する。


ある年、GM自身の手でEV1はリコールされ、全て廃車処分、この世から抹殺される。
ブッシュ政権の誕生だった。
石油を消費しない未来はブッシュ政権に群がる人々にとって『不都合な未来』だったのだ。
副大統領のチェイニーはハリバートン(石油天然ガス企業)の元CEO、
ライス国務長官シェブロン(石油企業)の元取締役…。
ここにもブッシュ政権か…。


そもそもアメリカという国に石油を使わないシステムなんて出来たら困るのだ。
EV1の登場は、中国の天安門事件みたいなものだったのかもしれない。
反逆者として鎮圧しなければならなかったのだ。
EV1の開発や発売に関わったGMの人々は今何を思っているのだろう。


1年前のブログだけど、この人の紹介が分かりやすい。
http://ch01617.kitaguni.tv/e594314.html


予告編もある。(英語版だけど)
http://www.youtube.com/watch?v=nsJAlrYjGz8


…夜は近所のうどん屋で木の葉丼と讃岐おでん。
今日、食べた野菜は朝のカレーうどんに入れたタマネギと木の葉丼の長ネギ、
それとトマトジュース


…眼鏡堂氏が『人声天語』のことを書いていたので思い出した。
4月に読んだこの本や、5月に読んだ『まぐろ土佐船』の読後感想を書かずじまいだった。
感想はのちほど、書けるかなあ、メモは残っているのだけど…。

     

人声天語 (文春新書)

人声天語 (文春新書)

まぐろ土佐船 (小学館文庫)

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