暑くて夜中に目が覚める。
冷蔵庫から冷えた水を飲む。
時計を見ると4時過ぎ、もしや、と思ってテレビをオンにする。
七種競技のフィナーレ、優勝はイギリスのエニス、見たことある選手だ。
ご贔屓のケリー・サザートンは出ていたのだろうか?
しばし見てしまう。
続いて、100m決勝が始まる。
ヒロを起こす。
生中継を見た100m決勝の歴史的瞬間。
解説の朝原が「違和感のある数字ですね」と呟く。
ボブ・ヘイズ、ジム・ハインズ、カール・ルイス、ベン・ジョンソン、モーリス・グリーン…
カルヴィン・スミス、リロイ・バレルなんて選手もいたなあ。
ヒロが、自分が生きているうちにこんな時代が来るなんて…と夢見心地で呟く。
伊東浩司が以前に史上最速の男は東京五輪のボブ・ヘイズだと言ってたのを思い出す。
彼自身が見たわけではないが、タータンではないアンツーカーのトラックで、
しかも手動計時で、40年前のスパイクで10秒フラットは信じられないと…。
でも、ボルトはそんな伝説までも葬ってしまいそうな勢いだ。
1968年メキシコ五輪、シム・ハインズの9秒95は生中継で見た。
(実際の国際映像の表示は9秒89だったことを記憶している)
ボルトのしでかしたことはハインズが翌1969年に9秒84を出してしまったのと同じことだ。
9秒84は1996年のアトランタ五輪(ドノバン・ベイリー)まで待たなければならない。
実に28年かかっているのだ。
(実際には1988年ソウル五輪でベン・ジョンソンが9秒79で走っているが)
…ボルトのショック(寝不足)でぼんやり起床。
ネットで全米プロの結末を知る。
韓国のヤンがウッズを破りアジア人としてメジャー初制覇!
ジャンボも、青木も、中島も届かなかった頂に辿り着いたのは韓国勢だった。
誰かが道を作り、そこで死に絶え、道は残る。
あとはタイミング、その道を丸山や今田や石川遼より先にヤンが見つけて頂上を極めた。
そういうことかな?
…今日はデスク会議。
ランチはT夢とスープカレー30倍を食べる。
のち、考査プレヴューを終えたA部氏とコーヒー。
のち、セルジオ宅で笛の練習を1時間半ほど。
のち、木下酒店でビールとワイン。
高校野球中継、関西学院が9回表に同点に追いつく。
と次の瞬間、中京のサヨナラホームラン。
のち、花巻東の菊池が登場。
…3年前に東京のブルーノートで聴いたアヴィシャイ・コーエン。
『スマッシュ』というベースオントップの曲。
ビートが気持ちいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=ahJCERfeehY
ベースと言えば、ジャズじゃないけどこの曲もいいです。
アイルランド出身のロカビリー(?)歌手、イメルダ・メイ。
ミスター・ベースマン!
http://www.youtube.com/watch?v=1lsELe5FTKE