09/11/10 びわこキャンパスを歩く。

寝起きに口の中が酸っぱい。
胃酸が逆流しているという感覚もないのだが。
身体に何らかの変調が起こる。
その頻度は加齢とともに高まる。


朝から雲ゆきが怪しい。
昨日、駅伝の映画を見て若者が走る美しい映像に魅せられた。
久々のジョギングに出る。
フォームを意識して颯爽と(自分の意識の中では)走り出す。
5分もするといつものチンタラしたジョギングに戻る。
ま、とにかく5キロ走る。
今年通算885キロ。
1000キロ走破は年内に達成できそうだが、
去年の1200キロに届きそうもない。
8月の計19キロはともかく10月も35キロと走れる季節に距離が伸ばせなかった。
走る時間がないほど忙しかったわけではない。
ジョギング倦怠期だった。
そろそろスポーツ界も長距離のシーズン。
気分が高まることを期そう。


…今日はびわ湖大学駅伝前の立命館大の取材。
雨が降ったり止んだりの嫌な空模様。
隙間をぬってコーチと注目選手のインタビューを撮る。
少し時間が空きスタッフと草津キャンパスを歩く。
新設のスポーツ健康科学部の校舎は現在建設中。
食堂、カフェ、図書館、全てが新しく機能的。
トレーニングセンターの規模は世界で2番目らしい。
(数日間は世界1位だったらしいがアリゾナの大学に抜かれたのだという)
でも魅力は感じられない。
僕らや僕らの先輩の時代の大学が持っていた混沌としたパワーや怪しさは一切無い。
70年代後半、大学のキャンパスに初めて足を踏み入れた時は、
大学ってこんなに自分勝手にやってていいのか?、先生は何をしておるのか?くらいに思った。
好きに何をやってもいいのだ、と分かった時はすごくいい気分になって少し興奮した。
まあ、今のキャンパスにはそういう高揚感はないですね。
今、僕が大学生になったら、自分のペースでうまくやっていく自信はあるけど。


練習が始まる頃に雨が本格的な降りとなる。
12000mのペース走、雨粒を突いて、水しぶきを上げてトラックを30周する。
今年で5年目の取材、同じ季節、同じトラック。
初めてここを取材した時に1年生だった選手は卒業して一人もいない。
総入れ替え。
1年というのは52歳にとっては一瞬だが、20代前半の若者にとっては長い。
5年の歳月を振り返る。
48歳のおっさんは5つ歳をとっただけだ。


帰りのワゴン車の中で市橋容疑者が大阪南港で身柄を拘束された一報が入る。
局に戻ると森繁の訃報、明日のワイドショーは忙しくなるだろうな。
今日からグラチャンバレーが始まる。
代々木体育館で珍獣ハンターを見たいとは思わないのだが、テレビは暴力的である。


駅のコンビニで酒コミック『レモンハート』25巻を買う。
さくら夙川駅から自宅まで傘をさして歩く。
風呂上がりに角のハイボール缶を一缶だけ飲む。
このくらいで満足。
いまのところは。