ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

09/12/7 しつこいアメーバ?

2回目の大腸内視鏡検査。
6時半に起床、台所で腸管洗浄剤『ムーベン』を溶かして飲み始める。
2リットル飲むと体が冷えるらしい。
前回は9月だったので助かったのだ。
電気ストーブをつけて防寒体制、こんな日に限って冷え込む。
前回は2リットル飲んで10時過ぎに“来た”。
今回は早かった。
1リットルを飲んだ9時過ぎに大波が“来た”。
3回目くらいで無色の水様便となる。
勝負が早い。
体が検査に順応してきたのだろうか。
10時過ぎ、病院に電話して時間を早めてもらう。
そのように指示されていたのだ。
でも、30分早くなっただけだった。
やっぱりムーベンは嫌なものだ。
むかつき、吐き気、加えて激しい空腹感…。
出来ればもう二度と飲みたくない代物。

     


タクシーで病院へ行く。
10分ほど待って検査室へ入る。
検査着と穴あき紙パンツ。
カメラ挿入、直腸、S字結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、回腸弁と順調に進む。
痛みはほとんど無い。
S字結腸あたりでカメラが当たる感覚があるだけ。


問題の“びらん(赤斑)”のあった盲腸付近。
僕もモニターで見ることが出来る。
N医師が「あれえ、ひどくなってますねえ」と言う。
“びらん”が多くなっている。
「薬飲んだしさっぱり治ってるんだと期待してたんですけどねえ」
ショック!


問題の箇所で生検のため組織を採取する。
銀色のくちばしみたいなのが腸壁を刺す。
当たる感覚はあるが痛みはない。

   
         


その部位以外は問題なし。
以前に同じ“びらん”があった直腸はきれいに治っていた。
15分ほどで終了。


今も常にではないが盲腸付近(問題の箇所)がしくしくする感覚があると告げる。
アメーバ撲滅の薬を飲んだあと、今も時々しくしく感覚はある。
おそらくこの“びらん”のせいだろうと医師は言う。
潰瘍にはなっていないし、悪性ではないのでシリアスではないが、
もういちどフラジール(薬)を飲んで様子を見ましょう、ということになる。


僕が、また内視鏡やらないといけませんか、と言うと、
そうですねえ、ちょっと間隔は空けますがやりましょう、とのこと。
幸い僕の大腸は、3分くらいでカメラが小腸手前までスムースに入るので楽なんです、とのこと。
大腸の形状が素直で太い(?)のだろうか。
別に嬉しくはない。


悪くなった盲腸付近と完治した直腸付近。
もしかしたら原因が違うのかも?
治ったところはアメーバが原因だったかもしれないが、悪くなった盲腸は別の原因かも。
その証拠にもう血便は無い。
いや、素人診断はやめておこう。
生検の結果を待つしかない。


検査で腸にガスを送り込む。
前回は検査後に腹が張って苦しかったが今日は膨満感は少ない。
会計で9880円支払い。
医療費が家計を圧迫する。
再びタクシーで帰宅。


この夏、血便に始まった4ヶ月ほどの経過を記しておこう。


 8月頃     血便を確認


 9月5日    検便&西宮病院へ紹介状@内科クリニック


  10日    便に潜血反応@内科クリニック
  同日    大腸内視鏡検査を予約@県立西宮病院


  28日    大腸内視鏡検査@県立西宮病院
        (盲腸付近と直腸に炎症(びらん)を確認、組織を採取して検査)


 10月15日   生検結果&2回目の大腸内視鏡を予約@県立西宮病院
        (慢性の非特異的腸炎と診断、念のために抗アメーバ反応の血液検査)


    27日   西宮病院から電話が入る。
       (抗アメーバ反応が陽性、特効薬を処方するとの旨)


    30日   診断結果&フラジール内服薬処方@県立西宮病院
       (アメーバ腸炎と診断、10日間の投薬治療)


 11月〜   右下腹部(盲腸付近)がしくしくする違和感を感じる


 12月7日   2回目の大腸内視鏡検査@県立西宮病院
       (盲腸付近が悪化、直腸付近は完治、さらに10日間の投薬治療)


若いときのように放っておいたら自然治癒した病例なのだろうか。
もう僕は若くない。
我にこの言葉を贈ろう。
『ご自愛を!』


…つのだひろの番組『こだわりJ POP』を生で聴く。
今日の昭和歌謡は名伯楽 山上路夫特集でした。
僕らの青春時代をいろどった名作の数々。
1曲目は朱里エイコの『北国行きで』
♪ つぎの きたぐにゆきが きたら のるの
1972年の紅白だろうか。
ミニにもほどがあるっちゅうねん。

      http://www.youtube.com/watch?v=TMfqS1Tzjf0
      


明日、僕も北国行きに乗ります。