ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

09/12/29 ハマベを待ちながら

冬晴れ、風もない。
走ったら気持ちいいのは間違いない。
なのに、走らず。
ヒロは毎日ストレッチと筋トレを続けている。
罪悪感をぐっと飲み込む。
数ヶ月分のうしろめたさをため込む。
純粋に走りたくなるまで。
もう2日寝るとお正月、2010年だ。


…ヒロが灯油ポンプを買ってきた。
ドクター中松発明の正式名「醤油チュルチュル」だ。

我が家の冬の必需品。
値段がなんとなんと58円(!)だったそうな。
そんなに安くしなくても、と思う。
この道具の仕事の対価として58円は安すぎる気がしてならない。
犯罪的な安価ではないか。
比べることではないが日本国民の何割がこの道具ほどの仕事をしておるのか?(飛躍し過ぎ)
普段も100円前後らしいので驚くべきことではないかもしれない。
デフレスパイラル
これを作って食べている人もいるのに。


…WEBで「モン族強制返還」というニュースを知る。
http://mainichi.jp/select/world/news/20091229ddm007030189000c.html
タイ政府は難民キャンプに暮らすモン族をラオスに送還を始めたらしい。
モン族はアメリカのCIAに利用されて当時の共産主義政府と戦い難民になった山岳民族。
ラオス政府による迫害が懸念されている。
というかラオスで新たに5000人が暮らしていけるのか。
モン族といえば映画『グラン・トリノ』だ。
コワルスキー老人(イーストウッド)の隣家に越してきたのがモン族のファミリーだった。


…スケートの清水が現役引退、35歳。
長野オリンピックのヒーローだった。
ナガノ98はもう10年以上前の出来事なのだ。
国際映像の中継班として五竜のスキー宿で2週間ほど暮らした。
今では遠い昔の遠い国のような出来事。
清水がまだ滑っていたことに感慨を覚える。
岡崎は5度目のオリンピックに出場が決まった。
リレハンメル、長野、ソルトレイクトリノバンクーバー


…数冊の本をブックオフに売る。
近所の酒屋で正月用のお酒「奥播磨活性にごり」と井筒生ワインを買う。
家に戻ると鍵の束がない。
束といっても一つであとはUSBメモリーだが…。
徹底捜索するも見つからない。
遺失物届を派出所に提出。
去年もマッカラン友の会で自転車のキーをなくした。
気持ちが落ち込む。


…夕方から「ラグビー酒場」へ行く。
アル中のY田部長、のちにミネーロが合流。
セルジオが不在でマッカラン友の会が越年、せめて3人で2009年を締めましょう。
久々の中華鍋、二人前を頼んだのに驚くほどの量がある。
野菜と豚肉を大量摂取。


地元民のK端さんと住職も合流。
8時半に来るというさすらいのタイトヘッドを待つ。
ベケットに『ゴドーを待ちながら』という有名な戯曲がある。

ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)

ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)

不条理劇、読んだことはないが難解な戯曲だと言う。
5人のおっさんがハマベを待つ。
戯曲ではゴドーは現れない。
去年『田村はまだか』という小説を読んだ。
田村はまだか

田村はまだか

ハマベはまだか。
ハマベは現れず、連絡もつかない。
9時過ぎても待ち人来たらず。
ほどほどに飲んだので散会する。
5人の男はそもそもハマベを待つために酒場に来たわけではなかった。
2人は自転車で、3人は近鉄電車でそれぞれのホームへ帰る。
今日も締めはマクドナルドの超熱のコーヒー。


22時過ぎに帰宅。
23時過ぎ、Y田部長宅@丹波篠山から電話がある。
終電終わったのにまだ帰らない、そちらに迷惑をかけていないか?とのこと。
鶴橋で別れた、そんなに酔ってはいなかったよ、と伝える。
本人の携帯にかけると留守電になる。
ほどなく丹波篠山の自宅から電話あり。
息子の大ちゃんが言う。
「パパ、会社に泊まるって。鶴橋で下りてたぶん飲んだと思う。」とのこと。


一番左が鶴橋で下りて(たぶん)飲んだと息子が推測するY田部長。