10/1/22 『カティンの森』@神戸

今日もゴミ捨て、パッとしない天気の日が続く。
朝食前、海沿いを自転車で流す。
先端へ行き笛を吹く。
「サリー・ガーデン」と「春の日は花と輝く」の2曲。

   
   



朝食後、雨スポの仕事をいっしょにした構成作家兼企業経営者のSさんから電話がある。
氏は若い頃に取材でロバート・B・パーカーの自宅へ行ったことがある。
その時の興味深い話を聞いていたのでパーカーの訃報をきっかけにメールしたのだ。
去年の3月に月島で飲んで以来だ。


もう一人、高松のプロダクションでカメラマンをしていたFクンから電話がある。
彼と知り合ったのは1987年の春だから23年も昔の話になる。
確か徳島の池田出身、そう池田高校出身ではなかったかな。
僕が四国へ渡った同じ春に彼も高松で仕事を始めた。
カメラマンや編集をしていたが、去年の秋からは営業主任として頑張ってるそうだ。
高松滞在時代はいつくかの番組をいっしょにやった仲、声やしゃべり方も変わらず懐かしい。
地方のプロダクションも大変だろうなと思ったが楽ではないが何とかやってますとのこと。
金比羅歌舞伎の仕事もしてるそうだ。
機会があれば一度高松へ行こう。
あの街には美味しいうどんと「寿司中川」がある。


…映画『カティンの森』@シネリーブル神戸。
会員1000円の日で、しかもポイント2倍のWデイ。
更新して1700ポイントが貯まる。
あと300ポイントで映画が2本無料で観られる。
客の入りは5割程度。


カティンの森』はポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督最新作。
第二次大戦中、実際に起こったポーランド将校約15000人虐殺事件の映画化。
ヨーロッパ映画を見るのは久しぶりだった。
チラシの紹介にこうある。
http://katyn-movie.com/pc/


  1939年、ポーランドはドイツ軍とソ連軍に侵攻され、すべてのポーランド軍将校は
  ソ連の捕虜となった。アンジェイ大尉は、彼の行方を探していた妻アンナと娘の目前で、
  東部へ連行されていく。アンナは夫の両親のもとに戻るが、義父はドイツに逮捕され
  収容所で病死し、残された家族はアンジェイの帰還を待ち続ける。
  ソ連の秘密警察によってポーランド軍将校が虐殺された「カティンの森事件」を、
  父親を事件で殺された過去を持つ、巨匠アンジェイ・ワイダ監督が
  映画生命を賭けて歴史の闇に迫った大作。
  08年アカデミー外国語映画賞ノミネート作品。


僕はこの事件を90年代に『アエラ』か『ニューズウイーク日本版』のどちらかで知った。
ゴルバチョフの時代になりようやく歴史の闇から掘り起こされた、という特集だった。
白ロシアウクライナでは自国民を数百万単位で虐殺したスターリンの恐怖政治の直後だ。
それくらいのことは平気でするだろう、などと勝手に納得して読んでいた。
でも、知識で知っているだけの事実をこうして映像化して見せられると重さが違う。
世界にはその地理的な位置のせいで理不尽にも蹂躙され続ける国が存在する。
朝鮮半島ポーランドがその典型。
ポーランドにとってはどっちが勝っても同じ悲劇だったのだが…。
強盗殺人犯が自宅に侵入、家族を殺された。
片方が片方を追い出したら我が物顔でふるまうようになった。
これまでの犯罪は全部もう一人の仕業だと近所に触れ回った。
実はどちらも大量殺人の常習犯だった。


画面から言いようのない緊張した空気が伝わってくる。
息を飲むような恐怖。
虐殺事件がテーマ、なのに始まって1時間以上、人が死ぬ場面はない。
だけど、見ている者にその悲劇の予感がひしひしと伝わってくる。
恐い。
そしてエンディング近くになって…1分近い暗転。
息を飲んだまま動けなくなる。

   




…見終わって神戸元町を歩く。
「グリル一平」元町店でオムライスを食べる。
薄焼卵にデミソースをかけた正統派に満足。
http://blogs.yahoo.co.jp/dokabakabakabon/43352865.html
名物マカロニイタリアンにもそそられたが…。
http://blog.livedoor.jp/nagoyanshiki/archives/50901587.html
今日は飲まない。
そのかわり食後に「エヴィアン」で美味しい珈琲。
シフォンを頼むが品切れ、ザッハトルテにする。
ラム、いやブランデーがよく効いた大人の味に満足。


マッカラン友の会を30日にセッティングする。
全員が集まれるようで嬉しい。