ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2010/2/12 “魔法使い”に鳥肌…!

まあ、何とか続けているBBC 6minute Englishにこんな記述があった。


 If we look at the average amount of light in the home environment or the office
 environment, it’s extremely low. So, for example, shortly after dawn, natural sunlight,
 even in the UK, is some 50 to 100 times brighter than average office-lighting or   
 homelighting conditions.
 And by noon natural light is some 500 to 1,000 times brighter.


睡眠を研究している学者のコメント。
体内時計(Body Clock)に合わせて寝起きするのが人間にとってベストであるとして、
太陽光と人工の照明とを比較している。
あの緯度の高い英国でさえ夜明けの太陽光の明るさはオフィスの照明の50〜100倍、
昼間に至っては500〜1000倍であるそうだ。
僕らは朝起きたらまず太陽光に身をさらすことで体内時計をリセットすることが出来る。
これからバンクーバーだ。
早起きは必須となる。


…今日は夫婦揃って病院通い。
僕は歯医者、ヒロは目医者。
今日から歯茎の歯周ポケットの歯石を取る。
歯科衛生士の女の子に、痛いかもしれないので麻酔しますか? と聞かれる。
いや、麻酔無しでやってみます、とやせ我慢。
前に一度やって耐えられないことはなかったのだ。
結局、途中で居眠りしてしまうほど、激痛はなかった。
ヒロの強膜炎はなかなか完治しない。
ステロイド系の薬を少量だが飲み続けている。
症状も行ったり来たりが続いているらしい。


…司会者の玉置宏が亡くなった。
たまき、ではなく たまおき です。
「一週間のご無沙汰です」の名調子。
子供の頃から、なんだか調子のいいおっちゃんだなあ、と思って見てきた。
太鼓持ちというのはこういう人なのかな、と思ったりした。
でも、僕はこの人の出演するテレビ番組を日常的に観たきたという記憶がある。
『ロッテ歌のアルバム』『象印スターものまね歌合戦』などなど。
テレビが大衆娯楽の王様だった時代の人。


…夜はNHK『ミラクルボディー ジャンプ“空飛ぶ”魔法使い』を観る。
シモン・アマン(スイス)は凄い!
身長は172センチしかない。
軽量ゆえにアルペン競技では落ちこぼれた。
筋力がそれほど強いわけではないのに世界ナンバーワンの飛距離。
まさに魔法使い、ハリー・ポッターだ。
その驚異の能力が番組で明らかになる。
踏切のタイミング。
時速90キロで滑り落ち、100分の1秒のタイミングである1点をとらえる本能。
加えて信じがたいバランス感覚。
横風を受けてもアマンだけはブレない。
悪条件に強い。
ソルトレイクだったか、世界選手権だったかアマンの強さは僕の記憶にも残っている。
追い風に加えて横風、日本人選手や各国の有力選手が失敗ジャンプを連発する。
最後に飛んだのがシモン・アマンだった。
140メートル越えの大ジャンプ。
この人に風は関係ないのか、と実況アナが叫んだ。
その大ジャンプの理由が天性のバランス感覚にあったのだ。
横風を受けても瞬時に復元する。
アマンはふわりとは飛ばない。
矢のような速度で空中を飛ぶ。
そのスピードは追い風の影響さえ最小限にする。
番組では金メダル争いのライバルを紹介。
ジャンプ王国オーストリアの20歳、グレゴア・シュリーレンツァウアー。
この選手はアマンとは対照的に驚異的な脚力で飛ぶタイプ。
アマンが唯一苦手な雪が降るコンディションに強いパワー系。
今シーズンの二人の対決は手に汗握る名勝負だった。
圧巻はシモン・アマン。
追い風に加え不安定な横風の悪条件で、144メートルのバッケンレコード。
他の選手が120メートルに届かず失速する中で異次元の飛距離。
魔法使いの真骨頂、常識をいとも簡単に覆した。
いやあ、ジャンプの本番が楽しみになってきた。
ヒロもコレ見てるのと見てないのとでは全然違うねと言う。
注目はシモン・アマンを軸に、シュリーレンツァウアーらのオーストリア勢、
モルゲンシュテルン、ヤルツル、オーストリアは団体最強だな。
他にも復活のヤンネ・アホネン、ポーランドの英雄のアダム・マリシュ。
いやあ、楽しみだ。
テレビや新聞は日の丸万歳大本営報道を繰り広げるだろう。
もちろん、スポンサーを探して自ら企業を回った伊東大貴や葛西、岡部らは応援している。
でも、正直言ってメダルは難しいかもしれない。

     


アマンはフライング競技が大好きだという。
飛距離は233メートル!

http://www.youtube.com/watch#playnext=1&playnext_from=TL&videos=szHoORvceLY&v=CfY_QjQu8yc

最長不倒これか。
239m!
http://www.youtube.com/watch#v=bHBN7Cds07I

さすがアホネン、240m!
http://www.youtube.com/watch#v=RAWPXnFMk9M