10/6/15 全員悪人@西宮GC

寝坊、雨は降っていないみたいだ。
会社へ行こうか、と思ってたが日本勝利で大騒ぎしてる渦中に行きたくない。
もともと東京へ行くつもりだったので今日もオフを決めこむ。
ワイドショー的な騒ぎにはうんざり。
サッカーなんて全く興味ない視聴者に、スポーツに全く愛情のない制作者が媚びる図式。
石川遼フィギュアスケートかオリンピックのメダル以外は数字とれないと、
普段はスポーツに冷たい情報番組がスリスリしてくるのはムカつきますよ。
本田なんて誰?と言ってたくらいだからどこも取材してません。
なーんて部外者なのに憤りを感じてしまうフィーバーです。


でも、海外発のリポートは日本戦に関しては評価が低いですね。
イギリスのBBCだったかも、退屈な試合、と評していた。
僕も同感、自国がらみのゲームじゃなかったら寝てしまったかもしれない。
その前のオランダvsデンマークを見たあとでは、なんじゃこのダルい試合、と思った。
非国民ですか?


…朝食中に固定電話が鳴る。
放っておくと機械的な録音の声で、これは世論調査です、と言う。
そして、いきなり「政権交代による変化を期待しますか?」と問う。
イエスなら1を、ノーなら2を、と勝手に進めている。
無性に腹が立って叩き切る。
なんだか今日は虫の居所が悪い。


…映画『アウトレイジ』@西宮ガーデンシネマ。
シネコンで16時の回、客は30人未満、200人くらいの箱なので余裕あり。
たまたまだが火曜日はシネマイレージ会員割引があって1300円也。



『キラ☆キラ』で水道橋博士があまりに激賞するので見る気になった。
いわく“北野作品で21世紀の最高傑作”とのこと。
いわく“名作『ソナチネ』に優るとも劣らないヤクザ映画の傑作”とのこと。
構成の妙、編集の妙、演技の妙、すべてが一流、とのこと。

 



見ました。
ま、フツーでした。
3.5ブラボーかな。
ハードルを高くし過ぎたせいもあるのでしょう。
決して退屈な映画ではありません。
でも、血湧き肉躍るとか、鳥肌が立つとか、血管が沸き立つとか、はありませんでした。
ゴッドファーザーでも、仁義なき戦いでもヤクザ映画ってこういうんじゃないの?
物語の最後は仁義なき虐殺が始まりでスクリーンが血で染まる。
アウトレイジ』も同じ構造。
博士が殿を語る時は(わかっちゃいるが)要注意かもしれない。


ひとつ難点を言えば、清潔感があること、かも。
ニオイや埃や汚れが画面にほとんど出てこない。
それが今の暴力団だというメッセージなのかもしれないけど。
対照的に韓国映画『チェイサー』はニオイや湿気がクサイほど感じられた映画だった。
清潔過ぎて北野映画にはそんな胡散臭さが感じられない。
国村隼と石橋蓮司の組長には、薄汚さや胡散臭さが感じられたけど。
確かに「全員悪人」は的確だが。


言葉かなあ。
「バカ野郎!」「この野郎!」「いいかげんにしやがれ!」の連発なんだけど迫力に欠ける。
何だか芝居のための“台詞”みたいだ。
やっぱ、関西弁か広島弁なのかなあ。

http://www.youtube.com/watch?v=SCKpuVvaGa8



当初の予定では七芸へ『ビルマVJ 消された記憶』というドキュメンタリーを見るはずだった。
アウトレイジ』は見ちゃいけないと言われた映画を見てしまったという後ろめたさがある。
その後ろめたさがいい味つけになっていたかも。


たぶん、僕がヤクザ映画が好きではないのだろう。
北野武監督作品にもそれほど感応しないのだろう。
ファンの方、怒らないでください。
今まで5本くらいは観たけど、あまり印象に残っていない。


雨のニシキタ。
酒屋キノシタで軽く独酌する。


…スタバでもMJBでもないコーヒー豆を買う。
阪急百貨店でドイツのダルマイヤーというブランドの豆。
僕にはドイツ=レギュラー珈琲の美味しい国という刷り込みがある。
それとイタリアのラヴァッツアというブランドの豆。
イタリアには珍しくエスプレッソではなくレギュラー(ドリップ用)。