寝起きの身体が重い。
自転車で走れば身体が目覚めるだろうか。
でも、疲労がまとわりついている。
軽いギアで流すように走る。
Podcastで世界の国々について本を書いている人を知る。
マルタ騎士団という国は国家が国連で認められているが領土が無いのだそうな。
逆にソマリランドという国は実態があっても世界に認められず30年以上存在している。
amazonでその人が書いている本を注文してしまう。
…今日はニュースデスク業務が忙しい。
オランダ戦が20:30のキックオフ。
その間に、本田の母校、恩師、じい様@大阪摂津市、
松井の育ったサッカー少年団、両親@京都山科区、
岡崎の母校滝川二高の選手寮@明石、両親と親戚一同@宝塚。
何カ所かで撮影した素材がほぼ同時刻に本社へ送られてくる。
仕事はそれを東京へ伝送する、その采配。
本社には僕一人。
孤立してパスを待っているような状態。
試合をゆっくり見ていられない。
とにかく消耗する。
本田の爺さまが良かった。
80過ぎ、泰然自若たる風貌。
地元に担ぎだされて仕方なくテレビの前に。
青のユニフォームも誰かに着せられたのでしょう。
試合後のインタビューを受ける。
(圭祐さん今日の出来はどうでした?)『もひとつやな』
(カメルーン戦は?)『見てないんですわ。寝てました。』
(前の試合ではゴール決めましたが)
『あれは圭祐がたまたま運が良かっただけですわ。
柳の下にどじょうはそんなにはおらんちゅうことですわ』
じいちゃんお疲れのご様子。
早く寝かせてあげたい、と映像を送りながら思う。
…スカパーの執行委員氏のコラム。
http://soccer.skyperfectv.co.jp/worldcup/column/vol09.html
以下引用。
オシムの言葉は面白い。オシムのつぶやきも面白い。
「スカパー!FIFAワールドカップ放送公式Twitter」
(http//twitter.com/skyperfectv)で「オシム解説ツイート」をやっている。
アルゼンチン対韓国戦では、テベスの個人プレーに再三つぶやき、
マラドーナが交代を告げると「ようやく神の手をつかったな」
とオシムらしくつぶやいている。
きょうの「オランダ対日本」でも存分につぶやきが聞こえるだろう。
「オシム解説ツイート」は、「私(オシム)と観ないか」「世界標準で観よう!」
というスカパー!の放送コンセプトそのものである。
生中継の武器をひとつ獲得した思いだ。
テレビ生放送+解説ツイートで、「オシムと観る世界標準」を発信している。
面白い時代になった。
その解説ツイートでオシムは本田に苦言を呈している。
「日本にはエゴイストと言われても仕方のない選手がいる。
本田がドリブルをするたびに全体のスピードが落ち、
オランダのディフェンスが戻ってしまう。」
オシムが続投していたら…とまた想像してしまう。
国際中継批評、ドイツ対セルビアの中継を絶賛!
以下引用。
セルビアが48年ぶりにワールドカップでドイツに勝った歴史的瞬間。
セルビアの大興奮を丁寧に見せる。
ホストの中継車に送られて来る映像は、どれをテイクしても感動的な画に違いない。
対照的な表情だが、まだ先を信じられる敗戦に、うずくまるドイツ選手はいない。
難しい画作りではないが、ほぼノーミスの構成は技量の高さを感じさせる。
準々決勝、3位決定戦が行われるネルソン・マンデラスタジアム、
ここの制作クルーは安定した国際映像を世界に配信している。