10/7/1 代表帰国

睡眠不足で、日本酒を2合ほど飲んで、昨日は久々の眠りについた。
よい眠りだったのだろう、早朝5時頃にスッキリと目が覚めた。
走ろうか、とさえ思ったが状況を考えて自重する。
第一、ロードバイクはパンクしてて走れないではないか。
二度寝を決め込み9時前までたっぷりと眠る。
右肋(あばら)が痛む。


体重72.65キロ。
今日から新たな目標に向かって少しは努力します。
7月末には70.65を達成し8月の目標を68キロ台にしたいものだ。


フロントギアのチェーンがはずれたGiantロードバイク。
サイクルベースあさひ」へ持ち込んで原因を調べてもらう。
チェーンが伸びているわけではないようだ。
後ろのギアの軸がブレているようだ。
転倒した時にブレが出たのか、もともとの原因なのかは不明。
これはフレームに関わる異常なので完全に直すのは難しいとのこと。
出来る限りブレを調整してもらう。
ベランダに放っておいたのを5月に復帰させた。
1年近く放ってたのに空気を入れ直しただけでロクな整備をしなかった。
チェーンは油不足になると外れやすくなるらしい。


次に同じ現象が出たらと思うと恐い。
そもそもGiantは99年に中古で買ってレストアした年代物。
おそらく20年モノだと思う。
気に入ってるのだけど無理して乗らない方が無難なのかな。
当然、事故というのは他の理由でも起こりうるものだけど、
この事象を知っていながら乗り続けることは愚かなのかも。
自転車屋に相談してみよう。


…今朝の朝刊『編集手帖』を読んで違和感を感じた。
PK戦をめぐる印象深い挿話がある、で始まるコラム。
パラグアイ戦におけるサッカー日本代表を称える趣旨。
一部抜粋。


  20年前のW杯イタリア大会、イビチャ・オシム監督率いるユーゴ代表の
  対アルゼンチン戦である。退場者とゴールキーパーを除く9人の中から
  PKを蹴る5人を選ぶとき、7人が監督に申し出たという。
  「私を外して」
  蹴る5人を決めると、オシム監督はプレーを見ずにロッカールームに消えた。
  「(PK戦は)くじ引きみたいなものだから」
  そう語ったと、木村元彦氏の著書『オシムの言葉』にある。


編集手帖氏はPK戦というものはユーゴ代表が尻込みするほど
おびえるほどの緊張をともなうもの、であると記した上で、
日本代表の健闘を称え、彼ら同士は「戦友」という言葉が似合うと締めてくくっている。


この編集手帖氏は多分『オシムの言葉』を読んでいないな、と思われた。
本には、1990年、ユーゴスラビア代表がどんな状況にあったか、が克明に書かれている。
代表選手は対立を深めるセルビアクロアチアボスニアスロベニア他から選出されていた。
母国は一触即発の戦争状態にあったのだ。
中には代表として闘うだけでも命の危険に曝されていた選手もいた。
その事実を書かずして、彼らの緊張を「私を外して」という弱気な台詞で描いている。
1990年のユーゴ代表と今回の日本代表を時代背景を抜きにして比較する。
僕は大きな違和感がある。


最近は読売新聞に文句ばかり書いている。


オシムの言葉で思い出した。
最新の『今日のオシムと世界標準』はメッセージは感動的である。
パラグアイ戦の日本代表の闘う姿勢についてオシムは落胆を隠さない。
非常に残念だ、がっかりだ、アイデアが足りない、後悔することになる…。


でも、評価すべきこと高く評価し、彼らを称え、そして感動的な言葉を残している。
(通訳氏も上手いんだな)
オシムの日本サッカーへの伝言、引用して僕の日記にも残しておきたい。


  こぼれたミルクは元にもどせない。
  今日の日本はミルクをこぼしてしまった。
  
  今日のPK戦をもって、日本はワールドカップからサヨナラしなければならない。
  
  しかしこの結果は、準備の段階からの結果なのだ。選手やスタッフはよくやった。

  今回の大会で言えば、日本はかなりの強豪と対等に戦えることを証明した。
  
  もう少しだけ勇敢に、勇気を持って、リスクを冒すことができれば、
  
  もっと良い結果を手にすることができたかも知れない。
  選手は今日は休んで明日から考えてほしい。
  まず1勝して巻き起こった陶酔状態は正しかったか?
  
  ゴールを挙げた選手だけを取り上げるメディアを含めてレベルアップしなければいけない。  
  結果だけからの批判は誰でも出来る。


  ヨーロッパのサッカー界は日本サッカーのスタイルについて、
  ポジティブに取り上げている。
  選手にはおめでとうと言いたい。
 

  Jリーグで、良いプレーをすることだ。
  Jリーグでもっと走る。
  
  Jリーグでもっとリスクを冒す。
  
  そうでなければ代表だけが短期間で勇気を身につけることはできない。
  
  Jリーグのレベルアップをしなければ、代表のレベルアップはない。
  
  サッカーファンも代表だけを応援するのはやめてほしい。
    
  選手たちは、Jリーグの一つ一つの試合のディテイルにこだわって
プレイの質を上げてほしい。
  
  ファンはもっと選手にプレッシャーを与える応援をしてほしい。
  
  クラブ同士の競争ももっと激しく、緊迫感のあるダービーマッチも必要だ
。
  お客さんのプレッシャーがサッカーのレベルを向上させるのです。
  
  スタジアムを満員にしようではありませんか。


大会前のコラムでも素晴らしいメッセージを発信している。
こちらも書き写しておきたい。


  いよいよ、いよいよFIFAワールドカップが開幕する。
  まずは大会前のオシムの言葉から。
  「サッカーを報道するすべての人に言いたい。
  メディアは先生で、読者と視聴者は生徒だ。
  スター選手ばかりを取り上げないで欲しい。
  ひいきする先生は良い先生ではない。
  もしJリーグと欧州リーグを見ている人が、これは違うスポーツではないか、
  と思うとき、メディアは、何故日本選手は同じようにプレーできないのかを
  解説できなければいけない。」(2010年3月インタビューにて)

  

…今日からニュースデスク3連投。
あのサムライブルー関空に帰国する。
なんで関空なの? なんでの日に僕がデスクなの?
バタバタするが現場の報道のスタッフはもっと大変だろう。
生中継のサイドタイトルに『サムライブルー 凱旋帰国』とあった。
凱旋じゃないだろう。
ちょっと恥ずかしい。
凱旋は優勝して初めて使える言葉だと僕は思うのだが…。 


共同会見でベテランジャーナリストの賀川浩さんが質問する。
ペレやボビー・チャールトンベッケンバウアー、クライフらも取材した85歳。
「で、○○クンはワールドカップを経験してどんな選手を目指してるの?」
YTVで若いディレクターが見ていて賀川さんの昔風の記者口調を笑う。
変なおっさんが紛れ込んでるぞ、と思うらしい。
賀川さんのWEBページ。
http://library.footballjapan.jp/
もっと敬意を、と思う。


一仕事終えてスタッフで軽い打ち上げ。
帰宅が深夜3時過ぎになる。