ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2004/7/21 Every Second Counts


昨日は8時過ぎに起きたのか?忘れてしまった。いつものようにすぐにBS1でメジャーリーグ中継を観る。ヤンキースとタンパベイとの試合だった。松井がロフトンとお見合いしていた。
何通かメールを出した。朝食はホッケの干物を半身とビーフン炒め、茄子の油炒め、ご飯小に大根とジャガイモの味噌汁。ヤンキースは負けて、シアトルとボストンの試合になる。イチローがフェンス際ファインプレイ。試合は9回にホワイトソックスから移籍したオリーヴォがボストンの守護神フォルクからレフトスタンドへ叩き込み1点差とすると、我らがエドガー、マルティネスが右中間最深部に運び、同点とする。途中で挟まれるBSニュースで東京の都心が39.5度になったと知る。午後1時過ぎ、そろそろ自宅を出ようとしていたが試合が気になるのと、暑そうなのとでソファで横になる。嫁は映画とママさんバレーで1時過ぎに出かけた。居眠りしかけていたら、延長でイチロー送りバントしたところで目が覚める。ボストンは満塁策、ここでブレット・ブーン。外野フライでもサヨナラの場面、ブーンは何やかんや不調のマリナーズの鬱憤を溜め込んでいたのだろうなあ、怒ったようにフルスイングすると外野フライどころかスタンドに叩き込んだ。なんてところまで観てしまったので自宅を出たのが2時過ぎになってしまう。
結局、昨日は仕事がほとんど進行しない。夏は午後になるともう仕事する気が起こらない。
やっぱ、午前中が勝負だな。
帰ってからまたDVDで「茄子 アンダルシアの夏」を観る。47分だからすぐに観られる。
やっぱ、いいなあ。短編の魅力満載。何度観てもあのラスト1キロのスパートの場面は興奮。
ほんとは仕事を何とか片づけて今日、明日くらいで北アルプスへ行きたかったのだが、アルプスの北部はご存知のように梅雨前線が残っていて、インターネットのライブカメラで観る立山室堂あたりは、雨とガスで連日真っ白なのだ。こんな時に無理して行っても楽しいことはないと延期とする。その分、仕事に余裕が出来るなと思ったら昨日はサボってしまった。アテネの調べモノもしないといけないし、体操の世界選手権のビデオも観ておかねばならないし。
昨日、そのあと西ノ宮駅のTSUTAYAでDVD「ラブストーリー」を借りる。松屋で牛ごぼう丼なるものを食べる。西宮あたりは暑くてもまだ風が(多分、浜風、冬なら六甲おろし?)あるので苦しい暑さではないが、大阪市内に行くとダメ、2度は確実に暑い。ヒートアイランドだ。思わず地下街に逃げ込むと、「ヨネヤ」という立ち飲みの串カツ屋へ入ってしまう。チューハイに鮪の串カツ2本と竹輪の串カツ1本。本屋に行ったりDVDを観たりしていたらそれだけで疲れてしまう。夏は省エネ、と決めたはずがうろうろしてバテてくる。予定していたことがほとんど何も出来ずに今日はこれくらいにしといたらあ、と逃げるように帰ってくる。気分が悪いほど暑いので阪神電車で帰り(行きは自転車でJR西ノ宮駅へ)阪神西宮駅からバスで自宅まで帰る。
何だか老人のような気分。だが、省エネだから。自宅に戻ってクーラーを入れる。10年くらい前までエアコンなしで暮らしていたのが信じられない。残り物のご飯と味付け海苔とツナの缶詰で夕食。やれやれ。仕事はちゃんと朝に片づけましょう。

ツール・ド・フランス。第15ステージ、アームストロングが会心のレース、その強さを見せつけ、マイヨ・ジョーヌを獲得した。いやあ、観たかったなあ。
レースも大詰め、アルプスの山岳コースで王者はライバルを一人一人葬っていく。
後れをとっていたライバルのウルリッヒが一か八かの賭けに出るのを横目にじっとチャンスを窺っていたランス。
ラスト300メートル、ライバルをなぎ倒すように抜き去りゴール。強い!
しかし、これもまた中継見てないのです。ニュースのディレクターにJスカイの録画を頼んでおいたけどラストまで録ってくれてるかなあ。
ランスの使用マシン「TREK」のWEBやJスカイのHPにレースのリポートがある。
それを読んでいるだけなのだ。悔しいが、昔はオリンピックも新聞頼みの頃があった。

ゴール前ラスト1km。先頭はわずか5人に絞り込まれていた。激しいポジション争いの中、バッソがラスト500m地点で今ツール初めてともいえる飛び出しを試みたが、すぐにアームストロングが追い抜くと、あとはうねりの多い坂道を縫うようにスルスルと登って行く。そしてゴールラインでは、ほとばしるような激情をガッツポーズ。こうしてアームストロングが、ツール6勝目に向けてマイヨ・ジョーヌを獲得し、翌日の個人TTに向けてお気に入りの「最終走者」の場所をしっかり手に入れた。 (Jスカイのリポートより)

残り1キロを切るとクレーデンの引きはより強力になる。ライフェマ−がちぎれ、クレーデンは役目を終えようと一旦離れかけるが、ウルリッヒが飛び出せない。再び集団に戻り、引き続けるクレーデン
ゴールスプリントになるのは確実だ。「ボーナスタイムのことを忘れるな。絶対に勝て!」ブリュイネール監督が無線で叫ぶ。まさに「Every Second Counts」、「秒」こそが重要なのだ。
残り距離わずか、ウルリッヒのためにクレーデンがより強力にペースを作りアタックを促すが、ウルリッヒ反応できず。逆に意を決したバッソが遂に腰を上げた!
ランスは素早く反応、瞬く間にバッソを抜き去ると、猛烈な勢いで残り300mを疾走する。
ゴール直前に後ろを確認し、勝利を確信したランスは「俺がチャンピオンなんだ!」と言わんばかりに、力強く両拳を振り上げた。 (「TREK」のリポートより)

「Every Second Counts」はランスの最新の自伝の題名です。「ただマイヨジョーヌのためではなく」(原題は「It's not about the bike」自転車についての話じゃない)に続く、ツール5連覇を綴ったものらしいがまだ翻訳が出ていない。意味は「今日という日は二度と来ない」という意味、すべての秒単位に、瞬間に意味があるのだということ。

何か、昨日の一日を攻められているようで辛い。

…そういえば、このツール、ランスには俳優のロビン・ウイリアムスが帯同しているそうな。もしかして、彼のプロデュースか演出でランスの自伝を映画化するのか?
主役は?ちょっとシェイプしてベン・アフレックがいいかな。
嫁は「いいんとちゃう、女にだらしないとこも似てるし」
そうなのよ、ランスは新しい恋人、歌手のシェリル・クロウも帯同している。
あの名著「ただマイヨジョーヌのためでなく」で一緒にガンと闘った奥さんとはどうなったのだ?
で、嫁はランスを許していない。