2004/7/23 PAS DE CADEAU


昨夜は3時前までツールのビデオを観ていて、今朝は9時前起きとなる。
いったん、目覚ましで6時過ぎに起きて
冷蔵庫のミネラルウォーターを飲んだのだけれどソファに沈んだ。
ツールランス・アームストロングが連続ステージ優勝した15.16ステージのJスカイの中継、
見始めたらやめられなくなってしまう。
アルプスの街々の風景を見ていると
大阪でのマラソン中継なんて恥ずかしくなるほど美しい街並みだ。
一度は車にマイ自転車を積んでツールを観戦したい。
「人生の100のリスト」に入れておこう。
中継の解説の人が15ステージでランスがもうマイヨ・ジョーヌ獲得は確実なのに
ゴール直前でスパートし、ガッツポーズでゴールしたことについて
ちょっと批判的にコメントしていた。
彼の言い分はレースで積極的に動い、仕掛けたのはウルリッヒだった。
ランスはサポートに守られて何も動かなかった。
だから、この日の優勝はウルリッヒに敬意を表して譲るべきというもの。
「理解できませんねえ、、ランスがここで勝ちに来るなんて」
ああ、ロードレースではそういうものなのか、と思って観ていた。
しかし、次の日のタイムトライアルでそのウルリッヒに1分以上の差をつけて優勝、
そのラストスパートの瞬間のランスの必死の表情を観た解説者氏は
「いやあ、これはモノが違いますね。鳥肌が立って涙が出そうです。ツール史上初の6連覇は
これくらい相手を叩きのめさないと勝ち取れないものだと彼の走りが教えてくれました」と脱帽。
この解説者の感想が自然なのか、ある程度、演出が入っているのか定かではないが、
演出としたらJスカイ恐るべし。
「ほんとうのスポーツのために」である。


…そして、昨日の17ステージ。ランス・アームストロングは3日連続で優勝した。


それにしても、憎らしいほど強い。
初日から最終日までマイヨ・ジョーヌを着てしまった「マスター」アンクティル、
全マイヨを独占したり、1ツールで8勝もしちゃったりの「カニバル」メルクス、
平地ステージでアタックをかけた選手に「俺に喧嘩売るとは上等だ」
と怒鳴りつけて後を追った「穴熊」イノー…。
こんな武勇伝たっぷりな先輩達の偉大なる記録を塗り替えるのだから、
アームストロングはこのくらい強気でいてくれて、それでいいのだ!
ちなみに「ボス」の決め台詞はこれ。
「パ・ド・カドー(pas de cadeau=)」情けで勝ちは譲らない、そんな意味である。
(Jスカイのリポートより)


そうなのだ。
ランスはメルクスやイノーの通算5勝を史上初めて破ろうとしているのだ。
そんな偉業を成し得るツールで「情けで勝ちを譲れない」のは当然だろう。
15ステージのラストもウルリッヒのスパートが効かず、
その隙をみてバッソがスパートしてしまうという展開、
そこへ「なめんなよ、10年早いわ」とばかりにぶっちぎった。
ホントに「パ・ド・カドー(pas de cadeau=)」と言ったのではないだろうか。


…昨日は厚生年金へ試写会「シュレック2」を観に行く。
これは文句なしに楽しめた。
「ミッションインポシブル」「ターミネーター」「フラッシュダンス」
いろんな映画のパロディが遊び心いっぱいに盛り込まれ飽きさせない。
近くの席にちょっと笑い過ぎって感じの女が2人くらいいてちょっとシラけさせたけど。
あれなら夏の宵にお金払って観ても損はないかな。
脇役たちが面白い。驢馬のドンキーにピノキオや3匹の子豚、ジンジャークッキーマン。
特にアントニオ・バンデラスが吹き替えをしている「長靴を履いたネコ」がよかった。
キャラがけっこう立っているのだ。
身の危険を感じたり、絶体絶命のときに飛び出す「かわいいポーズ」が絶品。
みんなコロリと騙されてしまうのだ。
帰ってから嫁と東映アニメの「長靴を履いたネコ」の話題で盛り上がる。
彼女が中学生の頃にその映画をテレビで放送したものをカセットテープで録音したらしい。
(テレビのスピーカーの前にマイクを持っていって録る原始的なもの)
その秘蔵のテープを聴こうということになった。
プレイにすると何だか早回しになっているようでおかしい。
取り出そうとするとテープがワカメになって切れてしまった。
完全に老朽化していたのだ。
秘蔵の変なテープがダメにしてしまった。
「宝物のテープだったのに」と悲しそうな嫁でした。


…朝食はご飯小、大根の味噌汁、もやし炒め、卵豆腐に秋刀魚の開き、
昼は京橋の立ち食いでかきあげ蕎麦におにぎり、
プールへ行ってから、厚生年金会館の近くの「なか卯」で豚丼ミニと温泉卵、缶ビール。