2004/8/22 アテネ14日目


アテネ OTE Palini)
今日から種目別決勝。午前7時起床、熱いシャワー、バルコニーでストレッチ。
アテネ生活も2回目の日曜日となるとすでに日常となる。
朝食は別棟の地下にあるダイニングホール。
コーンフレークにバナナ、少量のベーコンとスクランブルエッグに珈琲、
文字にすると美味しそうだけど、まあ、そんなものでもない。
ただ、ミネラルウォーターやオレンジジュース、牛乳、ヨーグルトなどが
タダで持ってこられるために重宝している。
新聞はあるがドイツやフランス、トルコ、アラブのものでギリシャや日本のものはない。
屋外のパラソルやテーブル&チェアのグリルバーへ持ち出して食べる人も多い。


…今日は女子マラソン。交通規制が入るため、バスは3時45分発となる。
このPALINIの街はマラトンアテネの中間にあって街の国道には
マラソンコースを示すブルーのラインが走っている。
ここも丘になっていて選手にはタフな場所だろう。
コンパウンドへ行って時間をもてあますパターンだ。
チーフミーティングが18時半からだから。
今日はもうひとつ、室伏のハンマー投げの決勝もある。
ソフトボールの準決勝、日本対中国もある。


…このメディアヴィレッジには日本人を始め
アメリカ、ドイツ、イタリア、トルコ、韓国、中国のメディア関係のスタッフが滞在している。
名称の「OTE Palini」のOTEはギリシャのNTTなのだそうだ。
この敷地はOTEのもので、社宅にするか、売りに出すかは決まってないようだ。
丘に拡がる気持ちのいい高台の地。
そこに南欧風の明るい色の住宅が並ぶ。
まだ養生中で緑が少ないのは仕方ないが、内部は住みやすい。
いわゆるアパートメントで一つのフロアに二つのユニット、
それぞれにリビングが真ん中にあって4つほどの大きさの異なる居室(ベッドルーム)がある。
全てが新品、部屋よりも広く、ちょっとしたガーデンパーティーが出来そうなバルコニーからの景色も悪くない。
左手に880Mの山、ちょうど六甲山くらいの高さ、真ん中はアテネ市内へ市街地が拡がり、
右手は1000M級の山が見える。
居室は10畳くらいでエアコン完備、
テレビもギリシャ、ドイツ、フランス、イタリア、中国のチャンネルが観られ
日本のNHKの海外向け放送も視聴可能、
おまけにオリンピックのメインスタジアム、聖火、パルテノン神殿
マラソンのゴールであるパナシナイコス競技場のお天気カメラまで見ることが出来る。
これが海沿いでベランダからエーゲ海が見えるのなら籠もって小説でも書けそうな気がする。
ここにはスイミングプールとマシンジムもある。ちょっと水が冷たいがリフレッシュには最高。
中庭にあるグリルバーは朝の4時まで営業。
ハイネケンの生ビール(500ml)が2ユーロ(約280円)で、人気はポークの串焼き(スブラキ)だ。
ちょっとした居酒屋のセットメニューだ。
ビールは普通より高いが市内にはもっと高いところもあるのでリーズナブルかな。
一番いいのはスーパーで買ってくること。6本セットで3ユーロ(約420円)くらいか。
はっきり言って自分の家より居住環境はいい。
こんなのはオリンピックや国際スポーツイベントの滞在地としては珍しい。
シドニーは船中暮らしで、アテネも期待してなかったので。


…WEBのコラムに載っていた話。
ギリシャという国名は英語ではGREECE、ギリシャ本国ではヘラス(あるいはエラ)と言う。
で、ギリシャ(どうして日本語でそう言うのかは不明だが)とはどういう意味か? 
「また帰ってくるよ」という意味らしい。
試しに昨日乗ったタクシーの運転手に「I'll be back」というのをギリシャ語で何て言うのか聞いてみたら、
「ギ・リィ・シャ」とギにアクセントをつけてはっきりと「ギリシャ」と聞こえた。となると、
あの「ターミネーター」のギリシャ語吹き替えでシュワルツネッガーが言う最期の台詞は
この国では重々しく「ギリシャ」と言っているに違いない。
それにしても、そうして日本はこの国をギリシャと呼ぶのか?


…昨日は試写室(リビングルーム)であん馬平均台の種目別決勝へ進出する
8名の演技をプレビューしてチェック、その後、地下鉄でシンタグマへ行き、
「ドシラック」という韓国と日本の料理を出す店でスタッフ7人ほどで飲む。
ミトスというギリシャのビールと韓国の焼酎「真露」をロックで飲み
韓国のプルゴギとかチヂミとか、餅のような握り寿司を食べる。はっきり言って美味しくない。