ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

10/8/25 ぬいぐるみは笑うか?

8時過ぎに起床、睡眠時間は5時間ちょっと。
起き抜けの体重は71.50キロ。
久々にヴィゴーレで芦屋浜〜西宮ヨットハーバーを走る。
シャワー後の体重が70.85キロ!
追い風参考記録ながら71キロ切りは嬉しい限り。


岩佐(ご隠居)さんのブログが更新されている。
読む方もついていけないほどのハイペースです。
加えて豊富な経験を交えて綴る内容の濃さ。
僕のはあくまで日録なので毎日更新はそれほどの手間ではない。
(それでもいっぱいいっぱいだけど)
岩佐さんのはちゃんとしたテーマを持った記事、あるいはコラム。
専門のスポーツは当然のこと、映画、テレビ評、シリーズのカルガモ日記…。
岩佐チャンネルと言えるほどの多彩&充実ぶり。
そのご隠居と眼鏡堂さんが会食をしたとのこと。
眼鏡堂氏お得意の、なんでその歳でそんな選手知ってるの、で会話が盛り上がったんだろうな。
10歳年上の人間とスポーツの話が出来るって彼の職業では強力な武器だと思う。
ボク、10歳年下の若者と話が合うんだ、なんてヤツは鬱陶しいけど。




そうそう、その眼鏡堂さんがハーフマラソンに初挑戦、というテーマで連載スタート。
サイトはNumber We、スポンサーにNB、もうナイキは着られないな。
でもボストンファンだからいいじゃないすか。ナイキは西海岸ポートランドだし。
http://number.bunshun.jp/articles/-/44205



最新の『スポーツインテリジェンス原論』も読ませてくれます。
タイトルは「メジャーは甲子園のココを見ている! スカウトが測る投手のある能力とは?」
江川卓が高卒でメジャーリーグへ行ってたら…想像するだけで面白い。
http://number.bunshun.jp/articles/-/45009




…ニュースデスク2連チャンの2日目。
今日も阪神広島戦のみ。
これがとんでもない試合になる。
阪神安藤が初回炎上、試合が決まったかに見えた。
広島のルーキー今村、炎上してるのだが本人が緊張して自覚がない感じ。
1回表裏でおよそ45分くらいかかっていたのではないか。
乱打戦を経てブラックタイガーズによる虐殺が始まる。
梅津からブラック金本が逆転満塁弾!
その後もブラック狩野、ブラック鳥谷、ブラック桧山がスタンドイン。
(復刻ユニフォームは正確には濃紺)
球団新記録の22得点、かつてのオリックスダイエー戦のようなスコア。
解説の福本さんも飽きたのか15分以上何もしゃべらない。
久々にしゃべった一言が「スコアブックつけんの大変やね」でした。


初回、ブラゼルが放った打球が天井に当たったか当たらないかでビデオ判定になる。
京セラドームはちょっと当たり過ぎじゃないかな。
先日も新井、金本が当てている。
しかもローカルルールが複雑。
これ理解出来ます?
http://www.jaba.or.jp/taikai/2009/syakaijin/pdf/kyosera.pdf


中継を見ながらMacBook夏の甲子園の写真でスライドショーを作る。
三十路さんが撮った写真をDLして素材にする。
動画ではないので音を気にせずサクサクと進む。
試合が終わる頃には試作品完成!


今日も深夜帰宅。
帰ったら1時過ぎだった。
ヒロが3時からの女子バレーブラジル戦の中継を待っている。
大金星で日本がブラジルをフルセットで破ったのだそうな。




…先日、K住職とミナミで飲んでた時に文楽の話をした。
住職のお寺か、親戚の家だか、近所の檀家さんかにホームステイしていた
ドイツ人だかイギリス人だかフランス人だかが(あまりにアバウトな記憶ですんません)
彼、あるいは彼女は日本の伝統芸能が好きで能、狂言、歌舞伎も見たが、
彼あるいは彼女が一番感動したのが何を隠そう文楽だったらしいのです。
(K住職、そういう話ですよね?)


人形の演技に泣かされる、とは不思議な。
ましてや外国語。
住職が言う。
能面はあれ一つで喜怒哀楽すべてを表現するんですってね。
感情の違いは音楽、照明、語りが演出する。
何よりも大事なのは見る者のイメージ力(想像力)ということ。
役者の作為的な演技より見る者の想像力の方が強い。
セルジオが言ってた。
人形でも泣けてくんねんて。


その証拠を思い出した。
コミック『プルートゥ』(浦沢直樹×手塚治虫)だ。
人間型のロボットと旧式のロボットが混在する。
人間型は表情を変えることが出来る。
アトムやゲジヒトやイプシロンがそうだ。
でも印象に残るのは旧式のロボットのエピソードなのだ。
破壊された警察ロボットの妻やノース2号、ブラウ1589、ゲジヒトが拾ったロビタ。
哀しいエピソードには旧式ロボットの無表情が胸を打つのだ。
思えばピクサーアニメのロボット『ウォーリー』もそうだ。
終始、同じ表情なのに見る者に悲しみが伝わる。

 


セルジオが言った。
ぬいぐるみと同じやで、と。
2006年晩夏、信州の温泉宿で真新しいシーツにくるまれる愛犬てん。
こいつも同じ表情だが背景と想像力で感情を表現する。


行く夏を惜しみ哀感を表現しています。


あこがれのボストンでレッドソックスファンの女性に抱かれ、かなり緊張しています。


友人のモルと夕日を見つめ来し方を振り返っています。




今敏(こんさとし)さんというアニメ映画の監督が亡くなった。
47歳、すい臓ガンだった。
ヒロが彼の作品が好きだった。
千年女優』がいいと言う。
僕はまだ見たことがない。


今年になって背中や足の付け根が痛みがあったらしい。
5月に検査するとかなり進行した膵臓ガンだった。
すでに骨髄に転移して余命半年以内と言われた。
遺書が自身のホームページにアップされ他のサイトにも転載されている。
http://otsune.tumblr.com/post/1007778226/5-18
彼の3ヶ月あまりの日々を想像してみる。
想像が及ばない。
47歳、まだまだこれから、無念だろうなとしか今は思えない。
今年の5月なんてつい先日のことじゃないか。


どんな作品を作っていたのか。
You-Tubeに1分のクリップがアップされていた。

ヒロがwowwowで録画した『千年女優』のDVDがある。
明日見て見よう。