いつまで続く猛暑日ぞ。
37度38度は当たり前、季節は初秋なのに太陽は日本列島を炙り続ける。
僕の体感では今年一番の暑さだった。
朝食にハタハタに煮つけが出る。
おおぶりのハタハタが安く売られていたそう。
魚の身としてハタハタはかなり美味しい部類に入ると思う。
(他には太刀魚のホクホク感、メバルのねっとり感、ノドグロの濃厚感がいい)
身は美味しいのだが魚自体が小さいので食べにくい。
煮つけを食べ終わった後は小魚の惨殺死体のよう。
もう少し太目で一匹の大きさが20センチくらいなら身もたっぷりで嬉しいのだが。
なーんてことを食卓で話していたらバナナは偉大だという話に展開する。
バナナは食べやすい。
まるで人間が食べるために誰かがデザインしたのでは?と思うほど。
皮と身が見事な商品パッケージとなっている。
ナイフ無しで剥ける皮、実もやわらかく種も気にならず、手も汚れず、しかも美味しい。
何より大きさが絶妙。
バナナが一本60センチくらいあったら…?
あるいは小指ほどの大きさしかなかったら…?
ヒトに食べられるために生まれてきた神様からの贈り物。
(なんてことを誰かのエッセイで読んだような、池澤夏樹だったかな?)
…眼鏡堂氏が映画「ストリート・オブ・ファイアー」を見たとつぶやく。
23年ぶりに十代のダイアン・レインと再会を果たしたとのこと。
あの「リトル・ロマンス」の少女の大変身、当時はちょっと驚きでした。
長いブランクを経て僕が彼女を見つけたのはコッポラ監督作『ジャック』だった。
おそらく30代、凄くきれいなお母さん役でした。
ロビン・ウイリアムス演じるジャックの卒業スピーチ!
悲しくて涙がとまらなかった。
理由あって“老いた少年”見つめる母ダイアン・レイン、美しかったです。
(『ジャック』がまた観たくなった…! TSUTAYA DISCUSの予約箱に入れとこ)
ニューイングランドの漁師町を舞台にした『パーフェクト・ストーム』の彼女も魅力的です。
漁師である夫の帰りを待つ港のパブの女主人役だったと思う。
生活感のある疲れた表情の女を演じる。
2000年だからまだ35歳、役作りでもあると思うがシワが目立った。
でもシワも悪くないな、と思わせた。
あの「リトル・ロマンス」の美少女が…と思うと、(僕なんぞがおこがましいが)感無量。
そして、眼鏡堂氏が去年だったかラジオで推奨した映画『最後の初恋』
リチャード・ギアとの共演です。
残念ながらまだ観ていない。
TSUTAYA DISCUSの予約箱に入れる。
予告編を見る。
40代のダイアン・レイン、媚びることのないナチュラルな綺麗さ。
歳を重ねるごとに魅力が増しているような。