2004/9/8 入院10日目

(県立西宮病院1110)
入院10日目。
午前7:33 血糖値(自分で計測)は172、これまでの最低だ。即効性のインシュリンを打ってもこんなふうにゆっくりとしか下がっていかないらしい。ヘモグロビンA1Cが11(正常は4〜6、7.5以上が長期間続くと合併症の危険性が極めて大)だから自覚症状のないまま1ヶ月以上放置して置いたことになる。これはツケを今入院で払っていると考えるしかない。

…昨夜はさすがに眠れなかった。「フォレストガンプ」を観た後、寝つけずに12時過ぎくらいから「模倣犯」を読み始め2時前まで、おかげでそこからは6時半に起こされるまで眠る。
便も何とか朝一で出る。
昼食は焼き魚に野菜の煮物、白菜の胡麻和え、食べてからヒロが帰る。
午後からはメールを書く。
ベッドで、デイルームで「模倣犯」を読む。3時過ぎにベッドで横になり1時間ほど眠る。
シャワーを浴び髪を洗い髭を剃る。下着を着替えてPISMO(Mac)に向かっている。
明日は午前中に血管エコーの検査がある。

…読売新聞のくらし欄に「医療ルネッサンス」という連載がある。昨日から「糖尿病」だ。今日の記事に100キロ以上ある男性がヘモグロビンA1Cが6.6で「糖尿病」と診断されたとある。
僕の入院時のヘモグロビンA1Cが11というのは恐るべき数字。
恐れるべきは合併症。

…夕食前の血糖値178、正常ではないが昨日はこの倍ほどあったのだ。

…「ぷよねこ日記」のアップは明日の午前中にしよう。

…午後10:00 DVD「勝利への旅立ち」を観る。ジーン・ハックマン主演、他にはデニス・ホッパーらが出ているバスケットボールの映画だ。生島さんの書いた本にインディアナ州高校バスケットは異様な盛り上がりを見せるとあった。そのインディアナ州の小さな町が舞台。
高校の規模の差とかも話に出てきたなあ。高校野球で言えば最初に池田高校が決勝に進出したときのようなストーリー。時は1950年代でダンクシュートもない、シューズもコンバースの布製のオールスターだった。
ハワイ島へ行ったとき、ヒロの町のメキシコ料理店で飲んだ後、町の体育館にふらりと寄った。
女子高校生のバスケットボールの試合をしていて、何故か審判席に招かれたっけ。ハワイ島だけに日系人の名前が多かった。

当時のハワイ日記にこうある。
ヒロのワイルド・ジンジャー・インという安宿に泊まる。イタリアン・カフェでアイス・カプチーノとワイン2杯、メキシコ料理屋でクアーズ2本とタコを3個食べる。旅の最後のディナーであります。あんなに暑かったのに、夜になるとすっかり涼しくなってファンもクーラーも全く必要でない。テーブル付きの部屋にしてくれと無理を言って$43のこの部屋にした。ボロ宿だがこれで十分だ。人間、堕落してはいけない。
ナロニア・ホテルかヒロ・ベイに泊まろうと考えていたのだが、フロントへ行くとあまりに観光地然としているので何だか泊まる気をなくした。で、来たときと同じドルフィン・ベイも工夫がないだろうとこちらにした。
名前がいいじゃないか、ジンジャーってのも。でも、とことん安宿、でも朝食付きであればこれもいい。
ここは部屋よりもフロントまわりが雰囲気がいいのだ。
夕食の帰り、体育館らしきところから、ホイッスルと歓声が聞こえるので中に入ってみた。
バスケットボールの試合、ヒロの高校とパホアの高校の女子の試合だ。いろんな人種が混じって面白く見ていると、審判席の記録係の女の子から。ここに座ったらと審判席の椅子を勧められる。『あの、僕はただの旅行者だよ。』というが…座ってしまう。コーチたと同じかぶりつきの席だ。激しいコーチの声を間近で聞きながらの観戦。
試合は地元ヒロ高校優勢のまま、パホアは速攻が決まらない。フリースローで点を取るのがやっとだ。途中、ヒロ側の太った選手が審判席まで来て、恥ずかしそうに『32番入ります』という。
彼女はすごーく太っているのだ。一見、純粋の白人のようだけれど、名前は(選手リストも審判から渡されたのだ。記者と間違われたのだろうか?)ルヒアナニ・アーネーが彼女の名前、ハワイ系と中国系の名前だろう。彼女が出ると拍手と歓声が起こる。彼女は人気者なのだ。こんなに太ってても、試合に出られるってのはいいなぁ、と思う。
こんな、試合を見るのもいいもんだ。ヒロはいい町だ。ヒロにはやっぱり、日系の名前が多い。
もらった選手リストにイイダ、サダモト、カメオカ、ヒラノと日本の名前が連なる。
(1997/4/18の日記より)


…眠前の血糖値200台。