2004/9/13 入院15日目

(県立西宮病院1110)
入院15日目。
晴れて暑い。朝の血糖値104、朝の空腹時血糖値は正常範囲内に落ち着き始めている。インシュリンの量をかなり増やしてのことなので坂田先生からは「自己注射の方向で」と言われちょっとショック、薬にするにはまだ2週間以上かかるので退院が延びてしまうとのこと。ということは退院してからもかなり厳密な時間とカロリーの食事制限がかかることを意味する。やれやれ。
まあ、あんなに血糖値が上がって死にかけていたのだから贅沢はいえないけど。同室の吉田さんなんて今日から絶食、入院も2ヶ月、食道の治療もかなり痛みを伴うらしい。インシュリン注射くらいちょっと面倒なだけじゃないか。
それと血管エコーの結果、軽い血栓が見られるのでアスピリンを出すとのこと。アスピリンってそんな効能があるのと聞くとそうらしいのである。頭痛薬や解熱剤だと思っていた。
気になる視力なのだが一時的な遠視は高血糖から正常に戻る期間によく起こる症状らしい。
2ヶ月から3ヶ月で遠視は治るらしいのであせって眼鏡を作り直さない方がいいと言われる。
でも、今の眼鏡はまったく使えないし近くを見るときはどうしたらいいのだろう?


…昨夜はDVDでロバート・デ・ニーロキューバ・グッデンJr.の「ザ・ダイバー」を観る。
真実に基づいた物語というのは説得力がある。なかなか面白かった。ふと、気づいたことだが映画には病院や入院のシーンがかなりの頻度で出てくる。病室で映画を観ていてあらためてそう思う。主人公のアクシデント、戦傷、交通事故、難病、出産、また肉親の病気、事故、アルコール中毒、ドラッグ中毒、そして死…。病院は人生やドラマの曲がり角として使い勝手がいいのだろう。


…田部さんによると夙川公園の桜の葉が散ったり、銀杏並木が茶色に変色してしまったのは台風による塩害だということ。一度、雨で洗い流さないと枯れてしまうかも知らない。そうなったら悲しいよなあ。


…午後1:17 昼食終える。血糖値は149 富田医師からの話。どちらにしても自己注射が必要になるらしい。これは覚悟しよう。ヘモグロビンA1cが11というのは昨日、今日の血糖値が高いのではないらしい。ここ半年、長ければ数年は高血糖、あるいは境界状態が続いていたということらしい。ゆっくりと治すしか手がない。ここ数日の食餌療法でコレステロール値は正常になってきた。しかし、血管のことはショックだった。「60歳」の血管と言われる。かなり脂肪がついているらしい。これも時間をかけて治さないと。闘いはこれから。


…夕食前の血糖値、ついに二桁で92となる。

…午後からは糖尿病教室、社長とAディレクター、編成のM氏と見舞いラッシュでした。いやあ、社長は元気だなあ、歓談のうちの70%はしゃべっていた。でも何か不健康そうに太ってたけどなあ。
DVDをもらう。社長には「ザ・ロック」と「6デイズ」の2枚組、Aには日本橋で買ったマイケル・ムーアの「華氏911」の違法コピー、M氏にはQUEENとNORA JOPNESのCD、小野リサのCDもあったけど持っているのだったから持って帰ってもらう。

…どこかの病室で誰かが奇声ををあげて騒いでいる。僕は銭湯に行ったり散歩したり見舞客と話をしたりと自由で幸せだ。何も羨むことはない。

TSUTAYAで「ロッキー」と「ER」を借りてくる。明日、ヒロが「ゴーストシップ」と「Xメン2」を持ってくるので退院するまでもう借りる必要なし。

…焼鳥屋に行ったらこれとこれを頼んでお酒はこれくらいとか、中華ではこれを頼もうとか、洋食屋だったらこれだとか、コンビニならおにぎり1個と卵スープと何かとか、そんなシミュレーションをしている。