2004/9/25 退院の日

(県立西宮病院1110)
入院27日目。
午前7:50 入院生活最後の朝、退院日和の秋晴れだ。6時過ぎに起きる。血糖値は85と低い。
昨夜の寝る前の血糖値が91とこの時間にしては初めての二桁だったのでインシュリンを打ってもいいのか看護婦に確認する。このまま6単位打てばかなり下がるので低血糖を起こしてしまうかも知れないからだ。電話で当直の坂田医師に聞くと「今夜は打たないで」だった。しばらくすると坂田医師がデイルームに来て「富田先生に聞いたんですが4単位で打って下さい」とのこと。
二桁がずーっと続いているので僕としてはもっとインシュリンを減らすか打つ回数を減らすか、飲み薬にするかにしたいのだが、2単位の範囲内で調整してくださいとのこと。
朝の血糖値を120-130を目標にと言われたが実際にこの10日間以上は二桁なのだが…。
ま、自分で調整しながら一ヶ月は続けてみよう。二桁が続いて、それでもまだ自己注射というのならその確かな理由を納得いくまで聞くこと。社会生活に戻ると血糖値は上がるというので今の時点での実績無しではわからない。先にあるものはインシュリンや薬を使わず自分の治癒力で直すこと、その可能性があるのにあくまでインシュリンというなら病院を替えるしかない。
ま、仕事生活に戻ってコントロール出来て初めて言えるのだから、あせらないあせらない。


9/11 朝食前   昼食前141 夕食前117 就寝前173
9/12 朝食前100 昼食前147 夕食前102 就寝前241
9/13 朝食前104 昼食前140 夕食前 92  就寝前181
9/14 朝食前117 昼食前 80 夕食前110 就寝前172
9/15 朝食前108 昼食前122 夕食前 87 就寝前125
9/16 朝食前 89 昼食前129 夕食前121 就寝前224
9/17 朝食前114 昼食前131 夕食前 92 就寝前191
9/18 朝食前 91 昼食前128 夕食前 90 就寝前144 14-6-8-6
9/19 朝食前 91 昼食前125 夕食前 87 就寝前186
9/20 朝食前 87 昼食前117 夕食前 74 就寝前117
9/21 朝食前 86 昼食前 86 夕食前104 就寝前196
9/22 朝食前 90 昼食前 76 夕食前 88 就寝前200 10-2-6-6
9/23 朝食前 79 昼食前121 夕食前 85 就寝前132
9/24 朝食前 87 昼食前 87 夕食前 110 就寝前 91
9/25 朝食前 85 昼食前   夕食前 就寝前
 これをせめて8-0-4-4にしたい。

今後、一週間は一日4回の血糖値計測を続けよう。
それで様子を見て以後3週間のインシュリン量を決める。計測は朝のみにする。


スターバックスへ行って珈琲を飲んで朝食。食べてから注射を打ってない事に気づく。
初めてのことだ。退院で気が緩んでいたのかな。あわてて食後に打つ。いいのだろうか?


近鉄が最終試合の西武戦をサヨナラ勝ちで有終の美を飾る。
楽天は経済界の重鎮を後援につけ盤石の構えだ。
ライブドアはこれで息の根を止められるか。
楽天の戦略にはライバルのライブドアつぶしもあるのではないか、とさえ思わせる。


…午前9:13 なんか寒気がする感じなので注射が遅くなったからから血糖値に異変があったの?
と1時間後だが測ってみる。146だった。
まだインシュリンが効いてない(朝に打っているインシュリンは速効性で30分後から有効)
数字としては問題なしではないか。(正常は200以下)
インシュリン注射が実のところどれほどの効果をあげているのだろうか?


…退院だ。あの8月30日の午後、突然の入院をしてほぼひと月、初めての入院生活だった。
正直言ってしんどかったのは入院した日くらいで生理食塩水の点滴を受けたら超高血糖の自覚症状は消えた。
気楽な入院だったといえばその通りなのだ。
最初、インシュリンを打ってもなかなか血糖値が下がらなかった。
300とか400とかの数字が出ていた。
徐々にインシュリンを増やされて2週間ほど経った頃から血糖値が正常範囲になってきた。
インシュリン注射を自分でするようになって記録をつけ始める。
二桁の数字が並ぶようになる。
ときどき200台になるが今考えるとそのくらいどうってことはなかったのだ。
健康な人でもそれくらいは上がるのだ。
 生活を見直す、根本から変えていくという視点で見た場合、大きな犠牲は払ったけれども、
糖尿病で、変わる、いや変える、ある意味チャンスを貰ったような気がする。
もちろん機会を活かすかどうかはこれからにかかっているのだが。
このまま、ずるずると「いつもの9月」「いつもの10月」を過ごしていたら、ジリ貧だったしれない。
緩慢なる自殺だった。
昔、ある有名な棋士が言っていた印象的な言葉に「男はジリ貧が一番怖いんです」というのがある。
何もきっかけがつかめずにじりじりと敗退していく人生、
いっそのこと良きにつけ悪しきにつけ爆発すれば流れは変わるのに…という意味だろう。
「何かをやるときには思い切った決意を持って変えていくか、変えざるを得ない出来事が起こるかしないと、
じりじりと変革は出来ない」
そんな意味だと僕はとっている。
好むと好まざるとに関わらず突きつけられた病、これがジリ貧から脱する機会を与えてくれたと信じたい。


…基本的に朝の空腹時血糖値で見ればいい。
朝が低ければ昼にバカ高くなることはない。
朝が高ければ一日中高い時間帯が続くので要注意ということ。


…久々に今朝は便通がある。今なんかちょっと下痢気味なのだ。




(自宅にて)
9月25日午後1:00自宅に生還す。
やっと退院出来た。同室のヨシダさん、ノナカさんに挨拶して(サトウさんは寝ていた)自転車に乗って帰る。
外は汗ばむくらいだが自宅は風が通って涼しい。
さすがに自宅にいると腹が減ってそこらに置いてあるビスケットとか
かもめの玉子」とかのお菓子に手を出してしまう誘惑に駆られる。
ヒロも片づけておけっちゅうねん。
思いやりのない奴だ。
さあ、まずは自分の部屋を片づけよう。
環境整備、インフラから準備しよう。


…午後11:11 エクセルで「ぷよねこ血糖値」の一覧表を作る。
明日はホワイトボードを買ってこよう。それと自転車(通勤用「ケント」という名前)を直そう。
あとは以降への準備、そしてJog&Walk開始。
夕食前の体重72.70キロ、以前に計測した5/2の80.45から7.75キロ減っている。
目標は今年中に68以下にすること。ゆっくりゆっくり5キロの減量だ。


…写真はほぼ一ヶ月ぶりの家での夕食。嫁がママさんバレーに行ってしまったので
一人で食べる。ご飯小、鮭、ほうれん草おひたし、豚汁、韓国海苔は食べなかった。
とにかく美味しかったあ。