2004/10/3 またも寝坊!


昨夜は寝たのが2時、ヒロがママさんバレーの人間関係の愚痴をしゃべり始めたら停まらない。
「そんなんどーでもいいよ」なんて言うと怒り出すのは必然なのでだまって聞いているとそんな時間になってしまう。そのせいで(ほんと?)今朝も寝坊する。起床は8時半、肌寒い朝だ。
夜の血糖値は100。今朝は76と朝にして初の70台。体重は73.45とまた50g戻る。
一般紙、スポーツ紙ともにイチローの偉業をたたえる記事で埋まっている。
「ちいさなことの積み重ねがとんでもないことにつながる」
パリーグプレーオフも中日の優勝も吹っ飛んでしまった。

…昨日、Jog&Walkの時に聞いていたラジオ番組がなかなか良かった。
帰ってきてWEBで見る
「SUNTORY SATURDAY WAITING BAR」と言う番組。NHK日曜喫茶室のバー版といったもので寸劇仕立てで進行し「おや、あちらのカウンターではアルピニスト野口健さんがいますよ。
ちょっと聞き耳をたててみますか」って感じでトークを聞かせていく。バックグランドにはバーのノイズが流れる。シナトラやディーン・マーチンなど大人の選曲もいい。
その中で野口健のこんな話が印象に残った。

よく「環境問題」という言葉が使われるけど、本当に地球の環境のことを考えるのなら、人間がいなくなればいい。でも人間が考える「環境の問題」というのは、「人間にとっての環境の問題」なのだから、自分自身が健康で、時には自然に入って本来の感覚を取り戻す、そういうことが重要なんだと野口健は言う。
 では具体的に、どうやって自然を体験するか。たとえばよくある団体ツアー。屋久島や白神までガイドに案内されて行って帰ってくるだけ。たぶん、それじゃ感覚は取り戻せない。
 そこで注目なのが「エコ・ツアー」。ガラパゴスタンザニアニュージーランド、いろんな所で盛んだという噂を聞いて、彼もとりあえず体験すべく、タンザニアのエコ・ツアーに参加してみる。そのツアーでは、ジープでサファリの奥に連れて行かれて「ここで降りろ」といきなり言われる。一応、鉄砲を持っているレンジャーも一緒だけど、野口らが降りたらジープはとっとと帰ってしまう。「ここから25km先にテントを張って待ってるから、歩いて来い」って言われて、かなり焦ったと言う。前日までは普通のサファリ・ツアーで、車から「ライオンがいる!」なんて喜んでいたのに、そのど真ん中に放り出されることになる。
 歩き出すと、その辺をチーターなんかもウロウロしている。何となくチーターと目が合ったりして、ガイドに「大丈夫か?」と尋ねると「大丈夫、野生動物にもマナーみたいなものがあるから」と。そんな風に歩き始めて、一気にいろんな感覚が目覚める。
 向こうに動物がいる。目が合う。「それ以上こっちにこないでね」「うん、行かない」みたいなアイコンタクト。それは何メートル以上とかって事じゃなくて、その瞬間のあうんの間合い。25kmを歩ききった頃には、その間合いが完全にわかるようになったというののです。
 ジープで観光すれば動物も近くから見れるし、危険もない。でも歩くと、岩陰からこっそり見るしかないんだけど、動物たちと同じ目線で、目と目のアイコンタクトもある。地球の一部になっている実感が湧いてきて、究極のエコ・ツアーだと思った。
 とはいえ、怖かったことは怖かった。ハゲタカが飛んでいるのを見て、ガイドが「あの下では動物が死んでいる……ということはライオンもハイエナも集まっているから気をつけろ」
そういう情報を全身の感覚で感じて、命を守るために神経を研ぎ澄ます。25kmを10時間以上かけて歩く間に、その感覚がどんどん甦ってくるのが解った。
 ちなみに、歩いている間に、ジープの観光客もバンバン通り過ぎていった。前日まで同じ事をしていたくせに「なんだお前ら?!偉そうにしやがって!」と思っていた。それくらい動物と同じ視点になっていたと。       
「SUNTORY SATURDAY WAITING BAR」より

…この話を聞いて僕にも同じような経験があったことに気がついた。1997年の秋にアラスカのデナリ国立公園に行った。最初の日はバスでキャンプ場まで行く。その途中、グリズリーの親子に出会った。母クマは300キロくらいある大きなヒグマでバスから見ると可愛くて金色の毛もきれいだった。その日はテクラニカというキャンプ場に泊まって翌日、歩いてトレッキングに出かけた。ツアーではなく一人だった。小高い山に登ったり小川の畔を歩いたりした。その日は秋晴れでマッキンリーの白い勇姿もくっきりと見えた。で、気持ちよくキャンプ場への帰り道を辿っているとふと気づく。その場所は前日にバスでグリズリーの親子を見た道だった。
そのとき、ふと全身が震え感覚が敏感になっていくことのを感じた。夕暮れはクマの活動時間でもある。そう思うと視力も研ぎ澄まされる。聴力だって匂いをかぎ分ける能力もアップする。
幸いなことにクマさんとは会わなかったが巨大なヘラジカ(ムース)の雌が道ばたでたたずんでいるのを見た。アイコンタクトした。ヘラジカの方が実は危険という話も聞いていたが「近づかないからね」「あ、そうわかった」みたいなコンタクトはたぶんあったと思う。いや、あった。
そんな話を思い出した。
それと感覚が研ぎすまされると言えば登山に行くこともそうなのだ。特に2500から3000メートルクラスの高山に登るときはそうだ。何かの間違いで死ぬ、あるいは大怪我するということが体中でバンバン感じられる。天候の変化、空気の匂い、道の選択、自分の足の速度と目的地までの距離の計算、動物の匂い、ここでバランスを失ったら落ちて死ぬなとかほんとに感じる。そして、それは決して気持悪いという感覚ではない。感覚が鋭敏になるいい気道なのかも知れない。
ああ、僕も動物だったのだと思える。だから時々は山に行ってそんな感覚を味わうのもいいのかもしれない。

…午後9:46 今日も出だしが遅かったために設定した目標が半分くらいしか出来なかった。
考えようによっては半分も出来ればいいのだが、今はそれほど大した目標を設定しているわけではない。単にひとつのことに時間をかけ過ぎなのだろう。それとスタート時間。
午後2時頃に血糖値を測ると136あった。いつもに比べると高いなと思う。今日は朝ご飯が早くて昼までがいつもより開いているのだ。あんまり開きすぎると逆に底値から脱しようと血糖値は上昇する傾向があると言う。人間の生体維持本能だ。体温を一定に維持するのと同じ原理です。
結局、昼ご飯を食べたのが4時前になる。こういう不規則が食べている量とは別に血糖のコントロールに大敵なのだとわかった。今までよくしていたように夕食が深夜になる時もいったんは空腹で血糖値が下がるけれども身体は「あかんがな、あかんがな、こんなに下がってしもて」と血糖を上げるのだ。要注意です。

無印良品でA4版のノートを2冊、堂島のジュンク堂で「PLUTO」の豪華本を買ってしまう。旭屋では売り切れだった。入荷はいつになるかわからないと書いてある。「リトルフォレスト」という農業漫画と眼鏡堂さんが吉祥寺の本屋でオススメだと言ってた「ドラゴン桜」の第一巻、それに密かに愛読しているヤングキング連載(渋い!)の自転車漫画「並木橋通りアオバ自転車店」の11巻、12巻も買う。ジュンク堂のあるビルの地下にあるトイレで注射を打つ。和式のトイレはたいていが便器に汚い物がこびりついている。自分で汚したらペーパーで拭いてきれいにしておけよな。僕だったら絶対汚したままでは出ていかないよ。注射はそんなところでは出来ないから洋式でする。夕食はざるとろろ蕎麦、同年代のサラリーマンが来て「ビールに出汁巻き、それと桜エビのかき揚げね」と注文する。負けないぞ。
蕎麦屋で手塚版の「地上最大のロボット」を読む。ほんとに懐かしい。僕はこの話が大好きだったのだ。オーストラリアの光で動くロボット「エプシロン」が好きだった。彼は一度情けでプルートウの命を救ったのに子供を助けようとしてプルートウに殺されてしまうのだ。正々堂々と闘えば「エプシロン」が一番強いのに…と子供心に悔しい思いをしたのだ。
あ、サラリーマンがまたビールを追加した。天ざる定食も。けしからんなあ。
イチロー260本、エドガー・マルティネスがサードの守備位置についた。凄い拍手。
替わったブルームクイストに凄いブーイング、あれも可哀想だよな。

8:50 低糖ドーナツ1/2・珈琲(80)
9:30 野菜の丸太煮・ミルク・ベーグル&クリームチーズ(420)
14:00 菓子パン1/2・トマトジュース(120)
15:45 豚丼ミニ2/3・豚汁(450)
19:00 とろろざる蕎麦(400)

これが「PLUTO