青空、今日も気持ちよく晴れる。
デスク3連投も終わり終日オフ、朝は久しぶりのジョギング5キロ。
人工島の西宮浜、300mほどの海沿いの直線に園芸種の花卉が植えられている。
早春から晩秋まで花の絶えることはない。
芦屋浜へ渡る橋のたもとに何台か警察の車が停まっていた。
兵庫県警のダイバーが数人、海から上がって何やら話をしている。
行方不明者か、あるいは事件の証拠品を捜しているのか。
事件の発端、なんだか警察小説や映画の冒頭シーンにこんなのがあった気がする。
何してるんすかぁ? なんて聞ける雰囲気ではなかった。
夙川の河口にいつのまにかユリカモメが!
ついこの前まで、残暑だ、秋は遠い、なんて言ってた。
気がつけば冬鳥がそこにいる。
冬鳥来たりなば春遠からじ。
というよりも鴨たちも琵琶湖へ来てるんだろうな。
セルジオ、また長浜に行きましょう。
『能登』で鴨焼、鴨鍋、もろこの塩焼きで近江の地酒。
ほろ酔いの肌に比叡おろしの冷たさが気持ちいいだろうね。
え?血圧に悪いって。
…夜、渡くんの通夜へ行く。
豊中玉泉院という葬儀場。
夫婦揃っての参列は親戚以外では初めてのこと。
親類、職場、音楽仲間らが大勢集まって座りきらないほど。
喪主は故人の奥様、ヒロの親友でママさんバレーのセッター。
彼とは高校時代につきあい始めた仲なのだという。
「一生懸命に病気と闘ってきましたが回復を果たせませんでした」
喪主のあいさつで気丈なはずの彼女が声を詰まらせる。
まだ51か52、当たり前だけど悔しかっただろうな。
吟詠会のメンバーが呼ばれ仏前に集まる。
全員で別れの詠を吟ずる。
なんで詩吟?
ヒロに聞けば故人は吟詠会のメンバーだったそうな。
ブルースギターと詩吟。
いいね。
微笑ましくなる。
石垣島から飛んできたミネーロ、
着替えそびれ平服に白髪で長髪、葬儀場で異彩を放つ。
お前は内田裕也か。
一目をはばからず号泣、渡のことが好きだったんだね。
ヒロは故人と高校の同窓生。
会場には懐かしい友人たちが集まっている。
バンド仲間は西天満のなじみのバーへ行った。
居場所がない。
でも、彼についての思いはある。
いつか日を改めて書こうと思う。
彼のステージを見たのは去年の5月、え? まだ去年のことだったんだと驚く。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20090531/1243741910
(fatfatさんからコメントもらってたはずなのに消えてますね)
右から故人(神崎川渡)、fatfat、セルジオ、ミネーロ、ベースはMさん。