2010/10/8 だましだまし

ブログ「傍見楼日乗」を読む。
編集者でライターの佐々木典夫さんのブログです。
http://blog.livedoor.jp/nor_sasaki/archives/51597474.html
眼鏡堂さんの先輩で東北出身、おそらく僕より少し年長、ではないかと察せられる。
頻繁に更新はされないが、含蓄に富みユーモアがあってお気に入りのブログの一つ。
前にも書いたが、やられた、と思うことも多い。
先日、お通夜に出席して思った。
いつか自分も喪主として挨拶するときが来るのだろうな、と。
「傍見楼日乗」にこんなことが書かれているのを思い出す。
タイトルは「定型という知恵に支えられて」
http://blog.livedoor.jp/nor_sasaki/archives/50943298.html
この人、賢者である。


最新のブログの表題は「カタケンバンソンショー?」
要するに四十肩、五十肩に痛みに襲われておられるようだ。
パソコンのマウスを操作しても痛み、夜も痛みで寝不足になるという。
けっこう深刻な状況なのにユーモアを忘れない。


 主な原因は経年劣化(・・・)で、経年劣化であるということは
 これから画期的に良くなることはなく、だましだましやるしかないという。
 だましだまし、ですか。それなら得意な気がします、先生。
 人生、ほとんどだましだましで来ましたからね。
 だましだましとは、別な言い方をすれば、ものごとと正対しない、
 まじめに向き合わない、材料を煮すぎないことである。
 いま目の前に成立しつつある世界を、すっとぼけてズラす。
 生成しかけている物語を、さり気なく突き崩す。
 それは、肩の痛みにしろウツ的気分にしろ路上で突然売られたケンカにしろ
 外交的なトラブルにしろ、ネガティブな状況全般に有効な対処法である。
                         (『傍見楼日乗』より)


だましだましの処世、わかります。


五十肩、人によってはシリアスな状況になるようだ。
ヒロは2年ほど前から最初は左肩、次に右肩が痛くなった。
寝不足になるほど痛いらしい。
岩登りなどがある登山も、山小屋やテント泊もそのせいで回避している。
それでもママさんバレーには行く。
おかしいのでは? と指摘するとしばらく口をきいてもらえない危険があるのであえてしない。
だましだましの処世術。


一般的に女性や、男性でも痩せ形の人は関節系のトラブルが多い。
ヒロはヘルニアで腰に爆弾を抱えている。
自分は、といえば幸運にも関節筋肉系のトラブルはほとんど無い。
膝や腰が痛む、という他人の気持ちが実のところよくわからない。
30代までは頭痛とはどんなものかを知らなかった。
ヒロがサッカー選手のタカ君よりメリハリのきいたふくらはぎだと言う我が脚。
ただのオッサンにとって宝の持ち腐れである。
でもこの筋肉が関節を保護してるのだ。
我が身の僥倖に感謝すべきだとこの歳になって思う。


…先日、サンディエゴに航空便を出した。
海外へ小包を送るなんて何年ぶりだろう。
90年代まではけっこう頻繁にエアメイルの往復をしたり荷物を送ったりした。
メロンママさんがニューヨークに住んでいた頃だろうか。
今回は1キロちょっとの荷物、WEBで調べて格安の航空便を選んだ。
小型包装物SAL便第2というサービスで料金は1380円。
2週間ほどで届くらしい。
新生日本郵便、受付のオヤジが海外便の扱いに疎くてイラつく。


…今日はデスクと番組会議。
ルーキーのディレクターが神鋼の大畑企画を進めている。
フォローを依頼されるが結構やっかいな仕事になりそう。


サッカーとプロ野球の大一番をやってるのにA部氏と久々に「よしむら」へ行く。
八戸の塩鯖焼、山形の豚肉と青梗菜の塩胡椒炒め、丹波の黒豆、青森の新米。
この店は鯖やイワシや何でもないモノが旨いなあ。
久々に奥播磨のきもとのひやおろし「誠保」を飲む。
やっぱり「よしむら」サイコーです。