2010/11/9 地デジ大作戦2010

短編集『雪沼とその周辺』、冒頭の一編は「スタンス・ドット」というタイトル。
スタンス・ドットとはボーリングの床面に埋め込んである目印をいう。
小説の舞台になっているのは5レーンしかない古いボウリング場。
昨日、新幹線の中で読みながらボーリングにまつわる色んなおもいでが蘇った。


ヒロと一度だけボーリングへ行ったことがある。
結婚する前のこと、桜橋のサンケイビルにある大きなボーリング場だった。
今もあるのだろうか。
ボーリングが得意というわけでもなかったが、その日の僕は好調だった。
確かターキースタート、スペアもほとんどとれて160点台だった。
普段はよくて140、悪ければ110くらいなのに。
しかし、驚くべきことに、ヒロが190点をたたき出した。
(昨日、彼女に確認したら180くらいだったとのこと)
ほとんどストライク、たまにスペア、って感じだったろうか。
特にプロっぽい投げ方ではなく素直なストレートボールだった。
2ゲーム目、僕が140くらい(好調だったのだ)、ヒロは170くらい。
3ゲーム目、僕が120くらい(アベレージ)、ヒロが140くらいだったと記憶する。
彼女の3ゲームアベレージは160を超えていた。
(確かあのスコアは記念にとっておいたはずだが、どこあるのか行方不明)
3戦全敗!
あれ以来、二人でボーリングをしていない。



2006年に『いくちま』でボーリングネタを扱ったことがある。
実は野球のバッテリー間の距離とボーリングのピンまでの距離は同じ、だとかのウンチク。


その中で京橋のボウリング場、「ボウルメート京橋」を取材した。
所属の西村プロが世界記録となる公式戦3ゲーム連続パーフェクト900点を達成したのだ。
西村プロは広島出身の気さくな人でした。
話を聞いてさらに驚いたことがあった。
西村プロは「7-10スプリットメイド」を通算3回達成しているのだ。
7ピンと10ピンが残る「7-10スプリットメイド」とは両端のピンが残るスプリット。
公式戦で3度の達成したのはこれもまた日本記録らしい。
京橋はグランシャトーだけではなかった。
恐るべし京橋!
しかし、そのボーリング場も今は無い。
  



…我が家の地デジ大作戦を本日決行!
というか先日購入した液晶テレビが届き、CATVのチューナー(STB)をデジタルにした。
巨体でボリューム感のあったブラウン管テレビがうすっぺらの液晶になる。
13年間楽しませてくれたSANYOのテレビよ、ありがとう。
  


ロードバイクもそうだったけど買って使い始めてから自分が何を望んでいたかがわかる。
Vigoreも悪くはないけど自分はもう一つクラシックなモデルが好きかもしれないと思った。
なぜか買ってからフラットバーのGiantに乗ることの方が多くなった。
液晶テレビも買ってからいろいろと知ることが多い。


・店でいろいろなメーカーのテレビを見比べて発色がいいとか画面が明るいとか残像がないとか 
 ケンケンガクガクと話し合ってこだわって選んだけど、我が家で見るとよくわからない。
 フルハイビジョンも、ハイビジョンも、倍速も、LEDも比べてこそ“なんとなく”わかる程度。
 結論として、フルでなくてもいいから、安いモデルで十分だったのではないだろうか。
 せいぜい意味があるのは色とデザインくらいだろうか。


・ハードディス/DVDレコーダーには外部からのデジタル(HDMI)入力端子がない。
 ケーブルテレビのチューナーで選んだNHK BSとかWOWWOWとかのハイビジョン番組、
 これを録画しようとすればアナログ端子(映像と音声が別々のやつ)でつなぐしかない。
 要するにアナログ画質でしか記録出来ないというわけ。
 もちろんアンテナ入力してレコーダー内蔵の地デジチューナーで選んだものは出来る。
 いわゆる地デジ、地上波デジタルはハイビジョン画質での録画は可能ですが…。
 基本的に著作権保護のためにHDDレコーダーにはデジタル外部入力がないのだそうだ。
 これは初めて知った。
 でもケーブルテレビで見るBSやCSをデジタルで残す方法はある。
 ケーブルのチューナーを内蔵したHDDレコーダー「楽録り」という代物。
 使用料が月額1000〜1700円らしい。
 こういう仕組みも実際に使うまで知らなかった。


・フルハイビジョン液晶(32型)を見て二人の感想。
 きれい、確かにきれい。
 画面も以前より数段大きい。
 でも、困ったことがある。
 アナログで録画した映像が以前よりより一層きたなく見えてしまうこと。
 ブラウン管で見てた時には気にならなかった画質の差が気になって仕方がない。
 なまじきれいなものを見てしまったがために…。


・デジタルはリモコンの反応が遅い。
 アナログの時は瞬時に切り替わったチャンネルが2秒か3秒くらいタイムラグがある。
 しだいに慣れるのだろうけどイラつく。


美しいフルハイビジョンに二匹がうっとりと見入る。
てん、モル、画面に近過ぎ!


Baycomのデジタルチューナー(STB)の上にはねこちゃんたちが群がります。


…図書館へ行く。
予約しておいた本を3冊借りる。
百田尚樹『影法師』、安住洋子『しずり雪』、松尾貴史『なぜ宇宙人は地球に来ない?』
借りている三浦しをん『仏果を得ず』が貸し出し期限を過ぎていた。
まだ読み始めてもいない。
神保町で買った『横道世之介』『単独行者』も順番を待っている。
読んでください、と順番待ちする本たち。
一種、贅沢で幸福な気分。


…ロードバイクGiantで神戸製鋼の灘浜グランドへ行く。
番組ゲストの大畑選手との打ち合わせとロケの下見。
ディレクターがルーキーなのでスーパーバイザー的な役割。
過保護かもしれんな、と思う。
僕らが新米の頃、ベテランのディレクターに付き添いされるなんて真っ平ゴメンだった。
(実際にそんなことはなかったが…)
本人はどう思っているのかな。


1時間ほど練習を見る。
風が冷たく寒い。
震えて待つ。
2ヶ月前には残暑でうんざりしていたのに。


打ち合わせ、スケジュール調整は概ね上手くいく。
老婆心だがうまく進んでいるときには要注意。
仕事では僕はいつも最悪の事態を考える。
本質的に臆病なのだ。


身体が冷えたので一人で阪神御影の立ち飲み『ライオン堂』に寄る。
路地裏にあるが人気のお店でいつも混んでいる。
女性スタッフがみんな野球部の有能なマネージャーのようにキビキビと動き気持ちがいい。
腹が減ったのでカツ煮を注文。
280円とあったので小皿で出てくるのかなと思っていたが出てきてビックリ。
大きな皿にフルサイズのカツ煮がのっかっている。
阪神の高架下にそば焼の専門店を見つける。
カツ煮を食べたのにねぎラー油かけのそば焼を食べてしまう。
(神戸では焼きそばをそば焼ということが多い)
自転車で消費したカロリーをかなり超過する。


…年末年始の高校サッカー応援ツアーの宿を予約する。
83歳のばあばあも参戦、出来れば和室がありがたい。
安いホテルはたいていダブルベッドに泊まる仕様になっている。
じゃらんで本郷の日本旅館を見つけた。
文化財に指定された古い旅館らしい。
本郷、根岸、湯島、上野、あのあたりをゆっくり散歩してみたいと思ってた。
部屋は6畳から8畳、3人泊まって一人5000円ちょっと。
ちょっと狭いが30日から4泊もするので安いのは有り難い。
タカ君の家族4人も同じ宿に予約がとれた。
今年の年末年始はエラいことになりそうだ。