2010/12/19 日比谷、本郷、下北、神楽坂

【行動メモ】
6時起床、「のぞみ」で上京。日生劇場で12月大歌舞伎「摂州合邦辻&達陀」を観劇。
年末年始サッカー応援ツアーので泊まる本郷の日本旅館(元下宿屋)「鳳明館」にチェックイン。
夕刻、下北沢へ移動、えりぼうと合流、中村まり&ダニー・スミス・プロジェクト@mona record
9時半、眼鏡堂&ワルモノ編成マンM氏が推奨の隠れ家カフェ「現代ハイツ」にて飲み食べる。
12時、タクシーで神楽坂へ移動、「ビター」にて眼鏡堂氏と合流、ビール&歓談、2時前に帰宿。

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早朝の新幹線から伊吹山が見えた。
日本百名山だけって湖北の景色を圧する堂々たる様。
思えば最後に登ったのはいつだったろうか。
もう10年近く登っていないような。


…初めての日生劇場日比谷公園で数年前ロケをしたことがある。
野外音楽堂で長谷川滋利葉加瀬太郎との対談、ヴァイオリンの生演奏。
緊張したけど今思えばワクワクドキドキの楽しいお仕事でした。
  


さて、12月大歌舞伎です。
当初は予定になかったが勢いで来てしまった。
そもそも11月の中村まりの心斎橋ライブを仕事で見逃した。
12月に下北沢でライブがあるので行ってみよう、ついでに年末年始の宿の下見も出来る。
加えて金沢の旧友にも会いたい、ついでに温泉、ならば評判の高い歌舞伎も行けるかも、と。
眼鏡堂さんや美大生のえりぼうとツイートしてたら勢いで予約入れてました。
で、早朝に出てきた甲斐がありましたよ。
『通し狂言 摂州合邦辻』『達陀』 音羽屋の底力を見た。
なんて書いても経験不足で説得力がありません。
いつものように140文字以内のツイート風に感想を並べます。

   


・6500円の2階席。写真にあるように舞台も花道もしっかりと見渡せる。
 中二階があるので実質3階だが意外と近く感じて見やすい席でした。
 2列目だけどたまたま前に席がないので足を伸ばせて快適。


文楽義太夫と三味線の青春小説『仏果を得ず』を読んだので義太夫と三味線に注目した。
 歌舞伎の音楽の部分も楽しめる。
 もちろん、役者の役者の台詞も義太夫も三味線もよく聞こえた。

 
・『摂州合邦辻』の最後の段は5月に大阪松竹座で見ているはず。
 キャストも玉手御前の菊之助だったのだが恥ずかしながら印象が薄い。
 言われたらそういえば、と思い出す。
 なんだか暗い演目、おどろおどろしい設定だなあという記憶だけがある。
 今回は通しで見た。
 これは全然違う。
 玉手御前は何を思う? 舞台を見ながら考えを巡らす。
 父である合邦にも感情移入することが出来た。
 スポーツと同じ。
 やっぱり予選から見ないと決勝の重さがわからない。

 
・恋に狂って俊徳丸を追う玉手御前と時蔵扮する羽曳野が雪の庭で大立ち回り。
 え、歌舞伎って女同士の立ち回りもありなんだ。
 菊之助時蔵もよく声が通る。
 フェミニンでよく通る硬質な菊之助と意地悪そうな姑っぽい声の時蔵
 声質も違うので女形二人の争いは明解で楽しめた。
 雪の庭のキャットファイト
 おすぎとピーコの喧嘩っぽくもあり。


三浦しをんの『あやつられ文楽鑑賞』を読んだせいで台詞を脳内で勝手に翻訳する。
 住吉神社で腰元を下げて玉手と俊徳丸が二人っきりになる。
 玉手「おっと俊徳ちゃん、この場所がどんなとこか知ってる?
    実はね、縁結びの松原って言って、恋人同士がここで時を過ごすと
    二人は結婚出来るって一種のパワースポットなのよ。ふふふ。」
 俊徳丸「ママ、何言ってんの? 狂ってんじゃない」
 玉手御前が俊徳丸に酌をしようとする。(実はヤバイ代物)
 玉手「俊徳ちゃん、これなーんだ?」
 俊徳丸「知らねえよ。なんだその貝みたいなの」
 玉手「当ったりぃ! あ・わ・び これ鮑の盃、 飲む? 俊徳ちゃん!」


菊之助の玉手御前の怪しい美しさ、背徳のエロスについては、
 眼鏡堂さん、丼さん、Mitaraieさんも、ブログやツイートで指摘済み。
 僕は不徳の娘をもった父親の合邦(菊五郎)に注目した。
 元は武士(小さな大名だったかな)、道徳感や忠誠心の強い合邦です。
 四天王寺の前で閻魔大王の石蔵を民衆に拝ませる。
 浮かれて踊る、ああいうの好きです。
 中村座でも、みんな踊りましょうや、ってのがあった。



 読み返してみたら尻切れトンボで終わってるね。
 いつか書き足そうと思うけど何が書きたいか忘れてしまった。


 下北沢の中村まりライブのことも、そのあとの“飲み”での話題のことも書いてない。
 うーむ、思い出せるかな?