ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2011/4/1 Starting Over

新しい4月、当たり前だけど、誰も経験したことのない2011年4月です。
7時半起床、いつもよりちょっと早起きした。
4月からは7時より前に起きることを決意す。
早朝のラジオから流れてきたのはジョン・レノン


卯月、旧暦なら卯の花の咲く季節。
去年までと違う4月に思うこと。
ひとつになろう、はどうしても苦手だ。
みんなが他者の痛みにセンシティブである限り、つながっているという実感は十分にある。
声高に言わなくてもみんな頑張ると思う。
安易なコピーはビジネスのニオイがする。
ここは復興を前面に出したイベントで、今回は「がんばろう日本」を盛り込んだ企画で、と。
戦後の復興だってキャッチコピーで頑張れたんじゃないと思う。
僕は“てんでんこ”で行こう。
それぞれの4月。
てんでんこ、だけど同じ方向を向いて歩きだそう。
今いる場所より高いところへ向かって。


新しい本を読み始めた。
後藤正治『清冽 〜詩人 茨木のり子の肖像〜』(中央公論社
ベストセラーになった詩集『倚りかからず』より。


  苦しみに負けて
  哀しみにひしがれて
  とげとげのサボテンと化してしまうのは
  ごめんである


        茨木のり子「苦しみの日々 哀しみの日々」より

倚りかからず (ちくま文庫)

倚りかからず (ちくま文庫)

清冽―詩人茨木のり子の肖像

清冽―詩人茨木のり子の肖像



…ロードバイクで湾岸15キロ。
水温む、が実感できる暖かさです。
南芦屋浜のソメイヨシノもちらほらと咲き始めた。
オオシマザクラも白い花が咲いてるのを確認。


センバツ高校野球
ついこの前始まったように思えるのだがすでに準々決勝。
ベスト4が出揃う。
鹿児島実業が敗れ応援していた学校がすべて消えてしまった。


ヒロが新聞に入ってたチラシでいいものを見つけた。
メガネのMIKI 度付きの花粉防止ゴーグル!
さっそくエビスタのMIKI へ行く。
嬉しいことに今使っている花粉防止ゴーグルにレンズが入れられるそうだ。
しかも遠近両用が!
花粉の季節はそろそろ終わるかも知れないが来年のために注文する。
ロードバイク用の眼鏡もある。
欲しいな。
遠近両用の非球面レンズを入れると6万円を超える。
うーむ、しばらくは花粉防止用のゴーグルで我慢しよう。


南森町のみうらクリニックへ行く。
1年ほど前からある左手小指の軽いしびれを報告しておく。
原因は不明だが脳神経障害ではなさそうだ。
高校時代に左手の肘を骨折した。
肘から小指にかけての神経っぽい気もする。
採血する。
不摂生が続いたので結果が心配だ。


みうらクリニックは南森町(東天満)にある。
天満宮へ詣でる。
小説『銀二貫』の舞台だ。
主人公の松吉や真帆の姿を思い浮かべる。


セルジオを呼び出して少し飲む。
彼は母親の介護でちょっとお疲れなのだ。
天満宮の参道脇にたまたま見つけた素敵な立呑みの店へ入る。
『粋なおつまみとお酒 にこ 』
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27051710/
ギャラリーか珈琲専門店のような作り、てきぱきと働く女性スタッフ。
奥に重厚なカウンター、手前に2卓の立ち呑み用のテーブル。
このテーブルもゆったりとして気持ちがいい。
壁には焼酎の一升瓶が美術作品のように並ぶ。
一見、高いのでは? と思わせる雰囲気があるが実はとても安い。


日本酒の種類も、つまみの気のきいたものが多く嬉しくなってしまった。
鮭とば、玉こんにゃくとうずら卵のピリ辛煮、徳島名物フィッシュカツ、枝豆のバター醤油煮。
どれも旨い。
量も多過ぎず少な過ぎず適量、独酌でもいけそう。
『日高見』を熱燗を飲む。
数年前に地元石巻で飲んでおおいに気に入った地酒。
蔵元は大丈夫だっただろうか。
東北応援飲酒、もう一杯は福島『会津娘』にしようとしたが品切れでした。

天満宮前の立呑『にこ』いいです。
松本の『8オンス』、京都の『壱』と同じぷよねこの立呑みランキングで三つ星です。
セルジオと1時間ほど、吉村昭やネコ時計復刊の話や番組企画の話をする。


『にこ』で飲んだあと、40分ほど歩きソフマップへ行く。
修理に出しておいたSONYのデジカメCyber Shotをピックアップする。
震災の影響で見積もりだけでも最低一ヶ月と聞いてたのでちょっと驚く。
見積もりでなく、すでに直っていた。
しかも、メーカーの無償修理。
原発の避難も少しずつ範囲を広げていくと不信感ばかり募る。
最初から80キロ圏内にしておけばいいのに。
東電の補償の問題でしないのなら怒りや補償費は倍になって返ってくるような気がする。


…数日前にTwitterでこんなツイートをした。


  四月になれば…シリーズ ヴィゴーレで一泊2日以上の自転車旅行へ行く 
  仙台の叔母さんに会う ブログのデザインを変更する 確定申告(還付金請求)を済ませる   
  Twitter減量バトルを再開して体重を3キロ減らす BBC6分間英語をリスタートする 
  企画書を3本書く


・ブログのデザインを変更する はご覧のように変更済み。
以前から読んでくれてる人は元に戻っただけじゃないかとお気づきでしょうが。
4月〜9月はこのパターン、あるいは同種のバリエーション。
10月〜3月はちょっと渋めのcoffee Time という昨日までのデザインにしようと思います。


・仙台の叔母さんに会う 
足をいろいろと考える。いわて花巻空港山形空港経由レンタカーという方法は諦めた。
大阪からの便は割引運賃(マイレージ)のシートが全くとれない。
レンタカーも確保出来るかわからないし、なによりも現地はガソソリン不足。
病院に見舞いに行って病院食を食べてしまうようなものかもしれない(?)。
高速バス、大阪からは15時間くらいかかるので東京経由が現実的か。
涌谷の佐々木さんのとこへも行きたいのだが仙台からの車がない。
叔母さんに電話するが、もう少し落ち着いてからでいいよ、とのこと。
そうですよね。
行こう、と思ったのは多分に僕の自己満足のため。
やらねばならないことが山ほどある人をこちらの勝手な思いでお邪魔するのは迷惑だろう。
佐々木さんのところも同様だろう。
いまのところ自分は求められてはいない。
今までより連絡を密にして様子を見よう。
おそらく、これが最善の選択。


BBC 6分間英語をリスタートする
今日からスタート、とにかく聞くだけでいい。これを一ヶ月続けよう。
Reosoxの英語のツイートもなるべく読むようにしよう。140文字というのがいい。
Pro Publica のフェイスブックのニュースも短くていい。
とにかくやり直しをやりなおそう。


・企画書を3本書く
と書いたら短いものだけど1本発注あり。
セルジオにも1本お願いすることに。
種まきはいつだって必要だ。
明日、世界が滅びようとも今日リンゴの木を植えるのだ。
滅びなかったら…それは儲けもの。


・ヴィゴーレで一泊2日以上の自転車旅行へ行く
問題なし。楽しいから絶対にやる。


・確定申告(還付金請求)を済ませる
問題なし。やらないと困るからやる。



他にも「四月になれば…」シリーズの追加あり。


・「ねこ時計」復刊
セルジオから提案あり。
WEB版と紙版を同時刊行しようというプラン。
読書感想文を集めたB4版の新聞形式のもの。
僕が発行人、セルジオが編集人だった。
編集後記、発行人後期を読むと当時の自分たちの暮らしを思い出す。
あの頃のように本をもっと読めたらいいなと思う。


・食事と支出を記録する
2月、3月とリスタートしたのだが月の半ば、あるいは後半に面倒になって頓挫する。
2004年10月から6年くらい毎日続けてきたのにどうして出来ないのか。
おそらくモチベーションの経年劣化だと思われる。
自己管理に必要なことだ。


・ぷよねこ減量日記2011を復旧させる
3月中だけでもかなりの日数が未更新のまま。
それ以前の積み残しも含めて4月中に解消したい。


最後に…
Twitter減量バトルを再開して体重を3キロ減らす
今朝の体重75.40キロでした。
知っていた。
ベルトがキツくなってるのはわかっていた。
事実隠蔽という世間で流布している単語が頭をよぎる。
すべて無かったことにしたいという回帰願望を抑えきれない。
これほど重大なことをなんで放っておいたのか。
今日のトップ項目として書かれるべきだった。
3キロ減らす。
目標は72.40キロ。
3キロ減らしても72キロ!
やっぱり無かったことにして欲しい。
でも、でも、今日からきっぱりとStarting Over だ。


…おやすみなさい。
気仙沼出身のシンガー畠山美由紀さん。
3/25のブログに『わが美しき故郷(こきょう)よ』という詩をアップしてます。
眼鏡堂さんとも近い世代、同じ風景を見たのでしょう。
http://miyukihatakeyama.jugem.jp/?eid=16481