2011/7/12 夏の朝の「ロビンソン」

6時台に起床、発作的に映画のことなどを日記に書く。
空は雲に覆われているが、すぐに降るという感じでもない。
10時過ぎから芦屋海浜公園のプールへ行く。
この夏はじめてのプールです。
泳がずに後期高齢者に混じって小一時間ほどウォーキング。
これはこれでけっこうな運動になりますね。


出勤する時間になって雨が降り始める。
駅まで歩く。
今日からデスク3連投、阪神巨人も甲子園で3連戦。
深夜までの仕事、連日の日付変更線越えになりそう。


…節電圧力のため、フロアの液晶モニターがオフられている。
必ずしも必要とは思わないが各局のOAをウォッチング出来ない。
正直、気分は沈む。


イレギュラーな事態!
キー局への送り回線を報道に長時間押さえられていた。
野球中継が終わるまで緊急措置として衛星回線を手配する。
こういう事態になってようやく仕事してる気分になる。


雨上がりの甲子園。
レフトスタンドの向こうに虹がかかる。
試合は阪神が逆転、球児で逃げ切る。
いかにも巨人顔の新外国人フィールズは4タコ3三振、
9回の一打逆転のチャンスには一球もスイングせずに三球三振。
藤井を球児が全面的に信頼してるのがわかる。


背番号50=藤井=オトコマエ=顔しか取り得がないもので…。
このキャッチをキー局から来た巨人担当は知らなかった。
関東ではあまり浸透していないのか。
神宮ではもう一人の男前、バカボン七宮が勝利す。


1時過ぎに終業、当然タクシー帰宅。
湾岸線を走りながら夏の夜に輝く齢10.25の月を見る。
目がしょぼしょぼする。


…ヒロは今日、大阪城ホールスピッツのコンサートへ行ってきた。
イトマンのプール仲間のおばちゃんに誘われたらしい。
スピッツ、僕もたまに聞きます。
「ロビンソン」「空も飛べるはず」「チェリー」
昔、FMラジオのヘビーローテーションだった有名な曲は知ってます。
何かの番組でスピッツの歌の詞は J ポップの典型だと解説していた。
確か「長崎は今日も雨だった」と比較してたように記憶する。


   あなた一人にかけた恋 愛のことばを信じたの


明確なテーマを冒頭にもってくる。


   さがしさがい求めて ひとりひとり彷徨えば


明確なエモーション(感情)の表出があり、


   行けど切ない石畳


思わせぶりな情景描写があり、


   長崎は今日も雨だった


世界を決定づけて曲を締める。


それに比べて「ロビンソン」はどうか。



  新しい季節は なぜか切ない日々で  河原の道を 自転車で 走る君を追いかけた


ここまでは割と具体的な情景描写である。


  想い出のレコードと 大袈裟なエピソードを  疲れた肩にぶら下げて しかめ面まぶしそうに


よくわからなくなってくる。 


  同じセリフ 同じ時 思わず口にするような  ありふれたこの魔法で 作り上げたよ


混迷は深まる。
深く追求しない方が得策だとオーディエンスは思い始める。


  誰も触れない 二人だけの国
  君の手を放さぬように
  
  大きな力で 空に浮かべたら
  ルララ 宇宙の風に乗る



いわゆる“雰囲気もの”の真骨頂となって曲は締められる。


だからと言って嫌いではない。
平凡に見えて、ときにドキッとするフレーズを発見する。


 
  君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
  きっと今は自由に空も飛べるはず   (「空も飛べるはず」)



  君を忘れない 曲がりくねった道を行く
  
  きっと想像した以上に 騒がしい未来が 僕を待ってる  (「チェリー」)



夏の朝、プール帰りに“雰囲気もの”のスピッツを聞く気分ってのも悪くない。
もしスピッツファンの方がいたらお勧めの曲を教えて下さい。
個人的には草野マサムネのヴォーカルが好きなのでカバー曲が聴きたいな。


余談ですがスピッツのコンサートに来ていた人は極めて地味な服装の方が多かったそうです。