2011/7/28 「福島の特別な夏」を読む。

『福島の特別な夏。』を読む。
と言っても本ではない。
人気ウェブサイト『ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)』のコンテンツの一つです。
ある意味危険!
読むと原発とか津波とかとは関係なく福島県代表を応援したくなって困ります。


永田泰大さんというライターが短期連載している高校野球の福島予選のリポート。
永田さんは週刊ファミ通の元編集者で、現在も都内で働くサラリーマンであるらしい。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B1%CA%C5%C4%C2%D9%C2%E7
専門はゲーム関係、スポーツもお好きなようで『ほぼ日』に五輪や甲子園の記事を書いている。
この夏は『福島の特別な夏。』というタイトルで選手権の福島県予選を取材した。
たぶん、休日と有給休暇を使い、デジイチとICレコーダーを持ってのワンマン行軍。
福島まで新幹線、その後は在来線、バス、レンタカー、あるいは徒歩、ヒッチハイク
見知らぬ取材場所への不器用に四苦八苦する道行きなども書かれていて、
同様の経験のある身としては、そうそう、そうなんだよな、と頷くことが多い。
好き嫌いもあるのでしょうが、僕はこの人の文章と写真が好きです。
取材者の腰の低い目線や素直な皮膚感覚がいい。
共鳴するものが多々あった。
そして、前にも書いたけど、こういう手法で自分にも何か出来ないものか、と思う。


特に原発とも震災とも関係はないのだが南会津高校のレポートが胸を打つ。
会津高校を訪問 http://www.1101.com/fukushima/2011-07-20.html
会津vs磐城農林 http://www.1101.com/fukushima/2011-07-25.html
才能はそれを強く望む人に必ずしも与えられるものではない。
自分には天賦がないと自覚しつつ、それでもなお、人は夢を追うのです。


クリックするだけですぐに読めるし、読んだ方がちゃんと感動出来るので、
あえてどこが胸を打ったか、は書かないでおこうと思う。
ざひ、読んで欲しいのだ。
読んで欲しい、と思わせる力が文章と写真にあると思うんです。
出来れば#1から#12まで順に読んでもらえたら嬉しい。
て、書いたのは僕じゃないのにそう思う。


福島の特別な夏、最後は聖光学院須賀川の決勝です。
WEBニュースでエース歳内が17奪三振完封で甲子園を決めたとあった。
この試合リポートを読んで、あ、こんな試合だったんだ、とわかる。
雨で中断、放射線測定、グランド再整備。
全力で倒しにかかった常勝軍団、ゴミ一つ残さずベンチを去った良き敗者。
http://www.1101.com/fukushima/2011-07-29.html

                       (写真:「福島の特別な夏。」#12より)


決勝戦のリポートはこの2行で終わっている。


   ほんとは、ここで終わるつもりだったんですけど、
   やっぱり、追いかけますね、甲子園まで。



この記事を読んだら単に被災地だからというだけではなく福島県勢を応援したくなりました。
どこかのチームに肩入れして見るとより楽しい時間が過ごせる。
時間が許せば聖光学院の試合を、マウンドに立つ歳内投手を甲子園で見たいと思う。



…少し蒸す朝、寝坊して9時前に起きる。
駅までの通勤路のいつもの道に百日紅さるすべり)が咲いていた。
季節の花のリレーも百日紅まで来ると後半戦、残すは何だろ?
秋口の花、そう、撫子(なでしこ)があった。
なでしこ、コスモス、野路菊、金木犀、アンカーは山茶花あたりか。


…梅雨前線が悪霊のように甦った。
もう梅雨明けしたから梅雨前線ではないのかもしれない。
ゾンビ梅雨!
ね、だから言ったでしょ。
そんなにうまくことは運ばないって。
31日から東北の山、栗駒、鳥海、月山とマウンテンバムを目論んでいるのに暗雲…。


…今日も京橋発23:44の西明石行にて帰宅。
昨日までより湿度が高いのでエアコンを1時間ほど入れる。
京都の宇治で1時間に100mm以上の記録的な豪雨があった。