早朝、入院中のばあばあからヒロに電話が入る。
担当の医師から話がある、とのこと。
間髪を入れず看護師からも電話が入る。
水分の排泄がうまく機能していないので一時的に人工透析するとのこと。
家族の了承を得たいという電話だった。
ヒロは昔、透析の病院に管理栄養士として勤めていたので詳しい。
了解して、朝食も摂らず付き添いに出かけていく。
一人の朝食、ごはんを炊いてレトルトのカレー。
夕方に日清焼そばと残りのごはん、目玉焼きをのせたジャンクな代物を食べる。
野菜は缶のトマトジュースのみ。
自分はヒロがいなかったら確実に身体を壊す。
独身時代はそれでもちゃんと野菜を使って自炊してたんだけどなあ。
FBに日清焼そばの写真をアップしたらワルモノ編成マンから “ダメね！” をもらった。
…甲子園は大会５日目。
3.11から５ヶ月目、被災地では黙祷が捧げられた。
兵庫県決勝引き分け再試合を戦った東洋大姫路は海星（長崎）を下す。
海星には不運なアクシデントがあり、ちょっと可哀想だったかな。
優勝候補の九州国際大付属（福岡）が関西（岡山）にサヨナラ負け！
明日、第４試合で聖光学院（福島）が金沢（石川）と激突する。
歳内vs釜田の好投手対決だが、こういう試合は得てして一方的になることも…。
残念ながら甲子園には行けないがニュースデスクなのでしっかりエアチェックしよう。
久々に感情移入している学校なのでマジで緊張している。
「ほぼ日」コンテンツ『福島の特別な夏』担当の永田さんは福島予選から追いかけてきた。
永田さんは聖光学院がどんなスタメンで構成されているかを書いている。
明日の試合を見る上でもう一度確認しておきたい。
エースの歳内投手に関しては周知でしょう。
魔球スプリットフィンガーファーストボールを操る東北のドクターK。
『福島の特別な夏』からスタメン紹介の部分をコピペする。
聖光学院にはふたりの「サイトウユウキ」がいる。
「侑希」のほうは、左打ち。3年生。
「湧貴」のほうは、右打ち。2年生。
左右と学年の違いこそあれ、ふたりのタイプは似ている。
俊足。鋭い打球。ときおり長打も。
ちなみに、サードを守る中村選手もこのタイプだ。
これから聖光学院を観るときのために、
「ふたりのサイトウユウキと中村くんは、
3人のうち誰が一番打者を務めてもおかしくない」
というふうに覚えておくといいと思う。
ついでに、クリーンアップの3人についても紹介。
三番、遠藤くんは、オールラウンドに打てる天才タイプ。
斎藤監督も、打撃の軸はこの遠藤くんだと言っていた。
そして遠藤くんは走塁センスもずばぬけている。
おそらく、野手でプロへ行くというのは
こういうタイプの選手なんだと思う。
闘志を内に秘めるタイプの多い聖光学院にあって、
打席で奇声を発するのも遠藤くんの特長。
四番を打つのは芳賀くん。
歳内くんがブレイクする前はエースだった。
いわゆる「エースで四番」というタイプの選手。
打撃は安定性と長打力が両立するのが魅力。
とくに、福島大会では調子がよかった。
ちなみに、投手としての実力も全国クラスだという。
まだぼくは彼が投げるのを観たことがない。
五番を打つのが、キャッチャーの福田くん。
勝負強く、しぶとい打撃をする。
遠藤くんと芳賀くんの派手さはないものの、
福島大会で一番打っていたのはじつは福田くんだった。
ちなみに18打数9安打、打率五割。
キャッチャーをつとめながら
この成績はほんとにすばらしい。
以上の3人は誰が四番を打ってもおかしくない。
足の速い遠藤くんが五番を打つことだけはないと思う。
もう、ついでに紹介しちゃうけど、
このあとを打つのが川合くん。2年生。
福島大会では二桁の背番号をつけていたから
最近、めきめきと伸びてきた選手なんだと思う。
忘れられないのが、福島大会準決勝のいわき光洋戦、
スクイズ、二塁打、犠牲フライというバラエティーで
下位打線ながらひとりで3打点をあげた。
甲子園では、晴れて背番号7で登録された。
そして、キャプテンの小澤くんと
投手の歳内くんが8番と9番を打つ。
それが、聖光学院打線である。
（『福島の特別な夏』より）
http://www.1101.com/fukushima/index.html
明日の第４試合、聖光学院 vs 金沢 本気で注目してます。
