2011/10/20 東西線であわや落涙

ホントに久しぶりにジョギングなるものをする。
9月の後半に大阪マラソンに出場する一般ランナーたちを撮影した。
ジョギング心を刺激されたのだが多忙と自分自身の省エネを理由に走らなかった。
今朝は夙川公園の川沿いを20分、約3キロ走る。
これくらいから始めよう。
明日はロードバイクで15キロ、あさってはジョッグで3キロ、と宣言しておこう。
有言実行、一歩ずつ。


ユリカモメが香櫨園浜のしばしの住人、いや客となる季節が始まる。


夙川にたたずむ一羽の白鷺。
自然の造形、白いフォルムがどんなデザインより美しい。


FBにもアップした夙川沿いのベンチの写真。
木々も少しだけ秋色になって、木漏れ陽もやわらかい。


…ニュースデスク業務とマラソン企画VTRの打合せ等々。
明日、続けざまに新規の取材が舞い込み段取りする。
デスクらしいといえばデスクらしい仕事です。
なでしこネタ、川澄ちゃんネタは各番組がすぐに食いついてきます。


…初めてiPadでレンタルした映画『春との旅』を見終える。
JR東西線であわや落涙するところでした。
物語の終盤、牧場で戸田菜穂にやさしくされた時の仲代達也の顔が…危なかった。
映画には老いた者、あるいは老いた者と若い者の別れのシーンが何度も出てくる。
たまらなく切ない。
年老いた人とふれ合う時、これが最後かも、と僕らが直感的に感じる永遠の別れの気配がある。
その哀切がこの映画に充満している。
岩佐徹氏が以前ブログで称賛していた通りの心にしみる佳作だった。
氏は『春との旅』を2010年の邦画ベスト1に選んでいる。
僕も自信を持ってオススメします。
四十代やそれ以上の人なら同じように感動してくれると思う。
岩佐さんは僕の思ったこと言いたいことのほぼ100%を書いてくれている。
http://blogs.yahoo.co.jp/toruiwa2006/archive/2010/12/29
楽チンなので引用させていただきます。


  人はどう生きるのか、どう生きたいのか、そのために人とどうかかわっていくのか…
  テーマは少し重苦しいですが、この映画を見て気持ちが重くなることはありません。
  むしろ、劇場を出たとき、どこかで“救われた”ような気分になっていました。
  厳しい現実がある一方、思いがけない優しさがあって「人間、捨てたものじゃないなあ」
  と胸の奥に“ほこっ”とした温かさを感じるのです。


  仲代達矢の演技に圧倒されました。日本アカデミー主演賞候補になることでしょう。
  ならなければ選考者の目は節穴です。ハハハ。
  序盤で大滝秀治と話し合う場面は絶品です。セリフの言い方、その間合い…
  それはまるでドキュメンタリーを見るように自然で、見とれてしまいました。


  ほかにも、淡島千景柄本明、田中裕子、そして香川“弥太郎”照之…芸達者な俳優が
  短い出番の中できらりと光る芝居を見せてくれます。
  そして、新人(?)、徳永も、目立ちませんが、いい味を出していました。
  役柄のせいで、演技がややワンパターンになっていますが、別な形のシリアス・ドラマで
  彼女の演技を見てみたいと思いました。


  専門的なことは分からないのですが、カメラワークが独特です。
  一つのアングルを長く使う場面が多く、少ないカットの切り替えで役者たちにじっくり
  演技させています。言葉を発している人物ではなく、あえて、それを聞く人物の表情に
  カメラを向ける手法の多用とともに、見る者に登場人物の心のひだを伝えています。
                        (「岩佐徹のOFF-MIKE」より)


オールロケがいい。
北海道の増毛、苫小牧、日高か浦河あたり、震災前の気仙沼、仙台、鳴子温泉などなど。
日本の良質のロードムービーを堪能した思いです。
予告編を貼っておきます。
   


佐野眞一津波原発』を読んでいる。
これも年配のライターが書いているせいか津波災害とは別のところで感じるものがある。
取材するとはこういうことか、と感じ入りながら読んでいる。