2012/6/10 見えない日常の危険

梅雨入りすると晴れる法則。
朝から晴れ、暑くなりそうな日曜日。
午後からヒロに頼まれていた買い物を近所で済ます。
マックスバリューではクリームチーズ、シャウエッセン、明日の朝食用の魚。
ウエルシアでは、クリネックスとばあばあのパーシャルデント(部分入れ歯洗浄剤)。
続いてポートウェーブ西宮でトレーニング。
たまたまフィットネスパワーヨガという60分のプログラムがあったので参加してみる。
ヨガって7年ほど前に東京の渋谷でやって以来だ。
自分の身体の固さを思い知る。
特に股関節、90度くらいしか開脚できない。
ヨガや太極拳は静的な動きだがインナーマッスルを使う。
身体のグラつき防止、ヨットのスタビライザーの役目。
登山のとき、高齢者がヤセ尾根でふらついているのをたまに見る。
若ければインナーマッスルが働いて復元するが加齢とともに筋力が衰える。
まさに命のスタビライザーだ。
体脂肪20.5%となる。


…夕方から阪神電車で梅田へ出る。
甲子園から疲れた顔の阪神ファンがどどっと乗り込んでくる。
住友病院へばあばあの見舞い。
てん&もるも同行、いつもよりちょっとだけ元気だったとヒロが言う。
7時前、まだ明るい。
川風が気持ちいいので梅田まで歩いて帰る。


…夜はDVDで映画『てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡』を見る。
実話ベースの2時間強、若い頃に見たら今より感動したかも知れない。
岩佐徹翁の90点コレクション。
岩佐さんは岡村隆史の才能を買っている。
僕も才能ある芸人だとは思うが映画そのものは90点までの評価はなかった。


サンゴの養殖に挑む主人公。
心に残った台詞。(正確ではないですが)
「おかあは昔は海はもっときれいだった、と言ってた。
 おじいは昔は海はもっともっときれいだった、と言ってた。
 自分はこどもに ”昔はサンゴはもっと少なかったんだ” と言いたい」



やっぱり沖縄ものの最高傑作は『ナビィの恋』かなあ。
てぃだかんかん」予告編 http://www.youtube.com/watch?v=CGZ46_fW-fk
    


ナビィの恋』がまた見たくなる。
観たのは神戸の震災の頃だったろうか。
西田尚美が若い。
この映画の登川誠仁を見ると知花昌一さんとダブる。
「でもね、おっぱいが小さいのも、またいいもんだよ」
沖縄のおっちゃんはこんなユルい感じでしゃべるのだ。
中江監督の第2作『ホテル・ハイビスカス』も劇場まで見に行ったがこちらはぶっ飛びすぎてイマイチだった。
     


てぃだかんかん』で久しぶりに原田美枝子に会えて嬉しい。
でも、彼女、岡村のお母さん役なんだねえ。
この女優は10代、20代、30代、そして50代、あらゆる年代で魅力がある。
『青春の殺人者』はまだ十代だった。
北の国から』の涼子先生役も懐かしい。
この先生役の原田美枝子を見るとなぜか胸が締めつけられる。
このときは20代後半くらいだったのだろうか。


もちろん綺麗な人だけど、彼女の場合はあとになって、あ、この人きれいだったんだ、と気がつく。
派手な美しさじゃなくて、通り過ぎてから思い出す深い美しさ。
    


…心斎橋で通り魔事件が発生。
何の罪もない二人が刺し殺された。
つかまった男は「死にたかった。人を殺せば死刑になると思った。誰でもよかった。」とうそぶいた。
通り魔が決まって言う台詞。
こんな言いぐさは絶対にウソだ。
本当に死にたいと思う人間は一人で死ぬ。
死ぬ覚悟もない自暴自棄の身勝手で卑怯な末路。
2008年だったか、土浦とか秋葉原で同様の事件が連続して起こった。
こんな腐った決め台詞が連鎖を生まないように願う。


山や海の自然より街中が安全だというのはまやかしだ。
危険が露出しているか覆い隠されているかに過ぎない。
交通事故や傷害事件と違って山での事故は必ずニュースになるから目立つ。
山を歩いているときは常に危険防止センサーを起動させているが街ではぼんやりしている。
文楽劇場の裏手あたりを歩くと街でもちょっとスイッチが入るけど)
山では危険がむき出しな分、人間の五感も鋭敏になる。
街を歩いていて神経が研ぎすまされる感覚はない。


バレーボール男子は最終戦を待たずして五輪出場の可能性は消えた。