ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2012/6/18 そんな無理して楽しい?

蒸し暑い。
昨日あたりから空気がじっとりと重くなった。
湿度計を見ると80%を越えている。
来た来た来たあ、温帯モンスーンの夏、いや、今や温暖化で亜熱帯モンスーンかも。
東阪を行き来する人ならわかるが関東とは違うまとわりつくようなねっとり感。
これが気持ちいいんです!  …なわけないでしょ。


…先週、水曜日以来の筋トレ。
今日から新しい刺激を入れましょうと大胸筋をいぢめる。
ほぼ二ヶ月は大きな筋肉を使うトレーニングのみだった。
これが代謝を上げるための近道だそう。
部位は肩胛骨と股関節まわり、肩とお尻(太もも)の筋トレだ。
腹筋とか腕はまったくしなかった。
胸の筋トレはかなりキツかった。
その分、ガンガン効いている実感がある。
近年、僕の胸はおばちゃん化へまっしぐらだった。
走るとたぽたぽと揺れる感じ。
おっぱいを胸板に!
がんばって鍛え上げるぞ。


…オンデマンドBS1スペシャル「激走!富士山一周156キロ 〜ウルトラトレイル・マウントフジ〜」を見る。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2012039601SC000/
今トレンドのトレイルラン、富士山を周回するトレイル(山道)全長156キロを昼夜ぶっ通しで走るレース。
エピソード1が初代王者を競うプロランナーたちの戦い、エピソード2が市民ランナーのドキュメント。
見応えたっぷりの2時間だった。
ランナーたちは48時間を寝ないで、あるいはわずかな仮眠だけで走り続ける。
寝ないで山道を走り続けるなんて身体に悪い、死ぬぞ、そんな無理して何が楽しい? 
でも、見終わったら、これ走ってみようか、な〜んて思い始めていた。
僕がこの100マイルレースを走るなんてそれこそ絶対無理なのだ。
ウルトラマラソンを完走した実績がないとエントリーさえ出来ない。
でも、あの素晴らしい風景の中を走れるなんていいなと思う。


     


山を歩きながら気分がハイになり走りたくなる気持ちはよくわかる。
山登りをガンガンやっていた三十代の頃は重たいザックを担いだまま山を走った。
あるときは美しい景色に気分が高揚し、あるときは無謀な計画で日が暮れそうになってやむなく走った。
中でも下り(ダウンヒル)には自信があった。
山猿のように駆け下りるのは一種の快感でもあった。
自慢じゃないが昭文社の地図にあるコースタイムの半分で行くことも出来た。
足まわりは頑丈に出来ていた。
膝や足首の関節を痛めることもなかった。
今思うとかなり無茶をして危ない目にもあったが幸いにも致命的な怪我はしなかった。
ぴょんぴょん下りは禁止、とヒロに言われてからやっていない。
やったら大怪我すると思う。
でもでも、だからこそ、トレイルランナーの山道を走り出すという衝動はよくわかる。


      


最新の『Number Do』の特集は「大人の山登り」特集。
その中にトレイルランやこの富士山レースの記事が載っていた。
日本の第一人者は鏑木さんという人らしい。
42歳、富士山レースの主催者でもある。
早稲田の競走部出身、選手として箱根を走ることは出来なかった。
群馬県庁で働き始めてから山を走ったら誰にも負けないという異才を自らに見いだす。
いまや世界有数のプロトレイルランナー。
ロードとは全く違う並外れた走力、鏑木さんの風貌は屈強な山岳民族のようだ。
鏑木さん曰く、トレイルランの魅力はDoingとBeingにあるという。
走ることはDoing、加えて美しい風景に自分が在るというBeing だ。
たまたま新しく買ったモンベルの靴がトレールランナーだった。
普段履きで買ったのだが、せっかくだから六甲あたりを走ってみたい。
駅伝の合宿取材で菅平か霧ヶ峰に行ったら走ってみようかな。



セルジオと第1ビル『銀座屋』で飲む。
瓶ビール大4本、小海老フリッター、スモークチキン、メンチカツ、焼きそば、で2280円。
その後、ゴルフ中継の打合せ。
ヒロは遺品の整理でばあばあ宅に泊る。