2012/7/2 十三夜の潮汐

東の空にぽっかりと月が浮かんでいる。
今日は十三夜、あさって4日が望月。
満月や新月の前後数日間は干満の差が大きい「大潮」だ。

  


上は3日前(6/30)の午前中の海、気象庁のデータによると潮位は15センチくらい。
下が今日(7/2)の夕方6時過ぎの海、潮位は160センチ。
      



西宮の海の潮位データは気象庁HPで見ることが出来る。
http://www.data.kishou.go.jp/db/tide/suisan/suisan.php?stn=J5
4日(満月)は昼の1時過ぎに潮位が2センチ(!)になる。
夜の8時には167センチになる。
これは見ものかもしれない。


昔、北ウェールズを自転車で旅した。
アイリッシュ海などあのあたりの遠浅の海は干満の差が激しい。
海沿いを走っている時、潮が音をたてて引いていくところを何度か見た。
世界一干満の大きな海はカナダ東部にあるファンデー湾らしい。
大潮の時の干満の差の平均は13.6メートルにもなるという。


…昨日再稼働した大飯原発が臨界に達したという。
ラジオを聞いていて一番腹が立つのが関電のCMだ。
儚げな若い女性の声で節電を呼びかける。
彼女は悪い奴らに監禁されて、この夏は電力が足りません、と言わされているのに違いない。
(あの声を聞くと本気でそうじゃないかと思う)
国民は電力会社に脅迫され続けている。
僕らが知らされるデータも、安全の判断も、みんな彼らの手中にある。
明らかにフェアじゃないのにどうすることも出来ない。
一番腹立たしいのはこの先も確信的に原発で稼いでいこうという魂胆が見えることだ。
血圧が上がる一方だ。


先日、『読むだけですっきりわかる日本史』という本を読んだ。
1500年以上の歴史を通して僕が読み取ったことは、権力は都合の良いように事実をねじ曲げる、ということ。
フェアであるという価値は踏みにじられるどころか長期間に渡り存在もしなかった。
そして、、たいてい、いや十中八九、それは民衆に悲劇をもたらす、ということ。
貧しい人々は命からがら生き延びてきた。
それが日本の歴史であった。
この文庫本にそのような歴史観が書かれているわけではないが僕はそう読み取ってしまった。
あながち間違ってはいないと思う。


今日、民主党が分裂した。


…午前中から午後にかけて自分の部屋の掃除をする。
ヒロがばあばあの遺品を整理するのを見るにつけ自分たちの持ち物について考えてしまう。
二度と読まない本、5年以上着ていない服、大量のプリントされた写真。
人生後半戦、身軽に生きたいと思う。


4時過ぎ、小腹が空いたので自転車で3分の『丸亀製麺所』へ行く。
時間が時間なので客は数人しかいない。
釜揚げうどん1.5玉、鶏天で480円。
旨い!
やっぱり定番はいい。
店も静かで贅沢な気分。
この夏はうどんだ。


そのままソフトバンクショップへ行く。
僕が契約していたばあばあの回線の契約を解除する。
電話機にばあばあが撮った写真が数十枚残っている。
契約解除したらすぐに圏外になった。


…夕方、香櫨園浜でしばらく海を見て過ごす。
海は満々と水をたたえている。
朝から昼にかけて引き潮、午後からしだいに満ちていく。
   


久しぶりにFacebookにアップしたらパンチョ氏が「フロリダみたい」とコメントした。
アップしたのはこちらの写真、画像処理アプリで加工したもの。
光の具合がレトロでトロピカルとのことだが作り物であります。
    
   

香櫨園浜にはシュロの木が何本も植えてある。
椰子(パームツリー)でも、フェニックスでも、ソテツでもない。
調べるとシュロは耐寒性が強く東北あたりでも育つらしい。


夜はジムで身体を動かす。
汗をかいて体重は落ちたが体脂肪は変わらず。