朝、日記を書き始めたら「梅雨が明けたとみられる」というニュースをヘッドラインで見つけた。
中国四国、近畿、東海、関東、甲信で梅雨が明け。近畿では例年より4日ほど早いらしい。
西では九州だけが梅雨明けから取り残されてしまった。
10時過ぎたら暑過ぎて自転車でも走る気にならない。
スポーツクラブへ行くが連休明けもあって結構な混雑、エアコンが効いていても人が多いと暑苦しい。
通勤途中にある百日紅(さるすべり)の樹が赤い花を咲かせている。
…ニュースデスク2日目。
少しは抵抗するも阪神が巨人に連敗する。
広島が9回土壇場で岩瀬を打ち込み逆転サヨナラ勝ち、貯金1とする。
パリーグはロッテ、楽天、日ハムが上位を争う展開。
でも、スポーツニュースは五輪モード、プロ野球の扱いは小さい。
…近藤史恵の短編集『サヴァイヴ』を読む。
最初に出た『サクリファイス』以前のチーム・オッジの物語。
「プロトンの中の孤独」「レミング」「ゴールよりももっと遠く」、いずれもStory Seller というアンソロジーに載ったもの。
- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/06
- メディア: 単行本
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ほとんど内容を忘れているからまったく気にならない。
これでいいのか俺の記憶、情けないぞ。
近藤史恵の自転車ロードレースものは凄い。
気づけば、読み手はいつのまにかチーム・オッジの一員になっている。
レーサーの石尾や赤城に感情移入しているのとは違う。
臨場感が半端無いのだ。
いっしょに合宿し同じレースを戦っている気になる。
経験したこともないのにその空気感を共有している。
何が他の小説と違うのだろう。
とにかく僕はこのシリーズの大ファンだ。