ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2012/8/3 身の回りの組成が崩れても…。

朝、もうアスファルトが十分に焼けた10時過ぎ、ロードバイクで海沿いを走る。
西風はあたたまったドライヤーの風のようで、しばらく走ると気持ちが悪くなるほど。
盛夏、朝8時過ぎたらもう野外での運動はやめておいた方が身のためですね。
僕は高校球児じゃない。
水分不足による熱中症や低血圧による脳梗塞が起こっても不思議じゃない年齢だ。


六甲に夏空、海は空の青を映す。
   


朝バイク、持って行く必要もないのに通勤用自転車のカギを持って出る。
何やってんだオレ? と思いつつ短パンのポケットに放り込んで走る。
帰ってきたらカギがない。
どこかでポケットからするりと落ちたのか。
心当たりを探すも見つからず。
木で出来た子犬のキーホルダーがついていた。
カギは予備があるからいいけど…。


先日、TIMEXのデジタル腕時計の電池が切れて液晶が死んだ。
最近、身の回りに当たり前に存在していたものがある日突然消えてしまう。
2ヶ月前、ばあばあ(義母)の死もあった。
5年以上も変わらなかった職場のデスクも席替えになった。
水の分子組成のように安定してそこに在ったものがある日無くなってしまう。
永遠に存在するものなんてこの世界には無い。
それは真理。
蝉時雨降り注ぐ盛夏に思う。


夙川の河口に大きなボラが群れなしてうようよと泳いでいる。
イヌが本当に嬉しそうに水遊びしている。
ねえ、ボール投げる? ねえ、投げる?
   



ニュースデスクです。
仕事に行くときは出来るだけ白か無地のワイシャツで行こう。
そう決めておいた方が楽だ。


夕方からマルチなモニターで五輪ウォッチング。
柔道最終日、女子78キロ超級 杉本美香選手の地元伊丹で応援ウォッチングがある。
たいていは報道ニュース斑の取材だが今日は我がスポーツ斑がクルーを出す。
杉本選手は決勝で敗れて銀メダル、取材記者がこんなものをもらってきた。
   

製造は伊丹の小西酒蔵、清酒「白雪」でおなじみの酒蔵会社です。
ラベルはその場でプリントして貼ったのだろうか。


男子トランポリン、女子卓球団体などをザッピング。
突然、アーチェリーが映し出され日本の古川高晴が準決勝を戦っていた。
これ勝てばメダル決定だよな、と思いながら見ていると…彼が近畿大学の職員であったことを思い出す。
確か近大からリリースがあったよな。
大学の会議室で洋弓部が中継を見ながら応援している。
間に合うかな。
オリックス千葉ロッテの取材を終えたばかりのA木を急きょ近大へ向かわせる。
NHKのBS1が男子トランポリンの最終演技者を待たずにアーチェリー決勝に飛び乗った。
NHKの編成も大変だろうな。
果たして古川は韓国の選手に敗れ銀メダル。
A木が帰社すると労をねぎらいフロアで缶ビールを飲む。
ヒロに持っていけと言われたメロンも売れた。
深夜3時までなでしこジャパンのブラジル戦を見る。
前半は大儀見(永里)の先制ゴール、後半に大野の2点目でノックアウト戦を生き残る。


女子バレーの日本対ロシアの試合で懐かしい選手を見た。
エステスという選手、どっかで見たことあると頭の中を検索してみても名前に憶えはない。
実況アナが「エステスは37歳のベテラン、かつてアルタモノワという名前でロシアのスーパーエースでした」と言う。
エフゲーニア・アルタモノワ
90年代のロシアの絶対的エースでありロシアン・アイスドールとよばれた美貌のアタッカー。
     


僕が東洋紡時代の大林素子や中野由紀の取材をしていた頃、助っ人として東洋紡オーキスに入団してきた。
190センチ以上あり、世界のエースと呼ばれていたが、当時はどこかまだ幼さが残っていた。
アタッカーの肩は消耗品だと言われていたが彼女は1試合100本以上打つと調子が上がってきた。
デンソーの助っ人選手イエリッチ(クロアチア)との壮絶な打ち合いはバレーボールファンの語り草だ。
エステスは6回目のオリンピックだという。
バルセロナアトランタシドニーアテネ、北京、そしてロンドン。
これまで銀メダルは3つ、いまだ金メダルは無いらしい。