2012/8/11 クールダウン

渦中に居るわけでもないから淡白なのだろうか。
現地で鋭意取材している眼鏡堂氏や、取材した選手の応援に自腹で渡英しているM本カメラマンらには申し訳ないのだが、
連日連夜の五輪テレビ観戦、見る側のセンサーも擦り切れ始め、心身ともに厭いてきたというのが本音です。
自分自身、フィニッシュテープを切って、ゆるーくジョッグしてクールダウンしようと疲れた身体が言ってます。



クールダウンにはECMの音が具合がいいようで。
リッチー・バイラークのLeaving、さらば2012年夏の五輪。
   


クールダウン気分で見つけたアイリッシュフォークのムービー。
撮影場所はアイルランド西部のディングルという入江の町にあるパブ。
ディングルへは1989年の夏、自転車旅行で訪れたことがある。
夏でも涼しかった海辺の町、寒くて寒くてウールのセーターを買ったことを思い出す。
パブと音楽の町ディングル、
明日はどこへ行こう? 天気はどうかな? 泊まる場所は決めていない。
そんなことを思いながら撮影場所となっているこの店でギネススタウトを飲んだ。
映像は2008年、20年前からおそらく何も変わっていない。
   


クールダウンとはいえテレビから流れるロンドンの映像には反応してしまいます。
BS1でBMXの決勝なんてやってます。
普段、JスポーツなどCSでこの手のスポーツをやっててもスルーするのに五輪だと見てしまう。
凄まじいスピード感、命知らずのチキンレース、実にスリリングで面白い。
金メダルを獲ったのはラトビア共和国の若者、こういう小国の活躍を見るのも五輪の癒し。
男子サッカー3位決定戦は韓国に敗れメダルならず。


…ニュースデスクです。
阪神ー広島、J1の2試合、高校野球、ボクシング村田の母校の応援、ディーン元気の母校の応援。
地味ながら盛りだくさんのメニューです。
高校野球、昨夏の覇者日大三高聖光学院に完封負け。
人手不足のため、デスク自ら大阪ダービーの原稿を書く。
ゲリラ豪雨の消耗戦はドロー。


女子バレー3位決定戦はサッカーと同じ韓国との対戦。
迫田、木村らの活躍でミスの目立つ韓国を圧倒、ストレートで銅メダルを決める。
ロスの銅メダルから28年ぶりに思うこと。
もうロス五輪から28年も経つのか!
それと同時に、かくも長きメダルの不在、よくも取り戻せたものだという感慨あり。
でも、誰が今回の女子バレーのメダルを予想しただろう。
こういうこともある。
たかがメダル、でも竹下らベテランにこういう実りのあるフィナーレが待っていて本当に良かったと思う。
   


韓国は大会のピークがすでに過ぎていたと思う。
近々の試合は負けてはいたがこのところ日本に分があった。
日本の銅メダルの最大の功労者はイタリアを破った韓国だと思う。
世界ランクは下位の韓国が次々と金星を挙げて準決勝まで残った。
日本は苦手だった中国に勝ったのが大きい。
いくつかの幸運が重なって獲ったメダル。
もちろん、これがオリンピックなのだが。


キム・ヨンギョンが日本にいたら、と思う。
彼女の高さとかつてはセッターやリベロをやっていたという守備力は世界の一級品だ。
木村と対角の2枚エース、操るのが竹下ならアメリカやブラジルに負けない。


湯元兄は準々決勝で敗れ敗者復活戦へ。
しかし3位決定戦で敗れ兄弟でのメダル獲得ならず。
兄は北京、弟はロンドン、という結果となった。


早朝に起きて見たボクシング村田。
ブラジルのファルカンは強敵で手強かった。
僅差の判定で勝つ。
よかった。
二度寝します。


クールダウンしつつ思う。
突然、人生について振り返ったりする。
「やっぱり人生、素直が一番と思うわけです」
脈絡なくて申し訳ないけど、突然の天からの啓示のようにそう思う。
Just the Way You Are、ビリー・ジョエルもそう歌っている。
素直じゃなかったせいで失うものが多かった。
四十過ぎからちょっとは反省して素直な中年になったが少し遅かったように思う。