2012/8/25 ついのすみか

ニュースデスク2日目。
今日は4時間生特番の最後にオリンピック枠の放送がある。
メダリスト4人が出演し、ここ数日で編集した名場面集が流れる。
関西発のニュース項目はパリーグ1試合、J1が3試合、女子ゴルフ。
夕方から恒例24時間テレビがあり、実際には半分ほどは取材するもボツになる。
インタビューのブッキングがらみでちょっとした問題発生。
深夜、やさぐれてA木とコンビニ前で缶ビールを飲む。


他に書くべきことも無し。


…5月頃、建築家ヴォーリーズの評伝や作品集を借りて読んだ。
ヴォーリーズはプロの建築家であらゆるスタイルの建物をデザインした。
教会、学舎、百貨店、ビジネスビル、住宅、求められれば何でも受け負いレベルの高い仕事をした。
その作品群の中で僕が一番心を奪われたものは軽井沢の森に建てられた小さな山荘だった。
http://gipsymania.exblog.jp/16169913/
  


ヴォーリーズ建築事務所のWEBページにこの山荘について簡潔な説明がある。
http://www.vories.co.jp/work/?command=detail&pcategory=residence&pno=6


  九尺二間(くしゃくにけん)とは粗末な家を意味する言葉である。
  今も続く生活雑誌「婦人之友」大正9年9月号に、この住宅が
  「文化的九尺二間 新しく生まれたヴォーリズさんの山荘」として紹介されている。
  その題名の通り、およそ10坪の中に居間兼食堂、2段ベッドを備えた寝室、
  台所、効率的な収納、バスルームなどを備え、石積の暖炉など野趣味あふれる内装と、
  大きな窓から見える軽井沢の木立などが、簡素なつくりなこの小屋を信じられないほど豊かな空間としている。


  


このページに間取りがある。
とても暮らしやすいと思う。
http://kenchiku.tokyo-gas.co.jp/live_energy/modern/21.php


もともと豪邸はおろか家を所有したいという願望はない。
年齢を重ねるにつけ一軒家でさえ夫婦だけでは手に余ると思うようになった。
幸か不幸か、持ち家を買う財力もない。
でも、この浮田山荘には憧れる。
ここでの暮らしをイメージするだけで幸福な気分になる。
美しい春、涼しい夏、豊かな秋、静かな冬、僕にはここでの素晴らしい時間を容易に想像することが出来る。
朝の珈琲、昼のビール、夜のウイスキー、僕にはここで飲む楽しみを想像で味わうことが出来る。
プールも、ホームシアターも、広いダイニングも要らない。
この狭さが理想だ。
宝くじが当たったら、と願う。
その前にくじを買わないとね。