ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2013/1/1 海辺の一日

7時半起床、すでに2013年の太陽は昇っていた。
ニューイヤー駅伝の2区の途中くらいから走り始める。
風もなく穏やか、西宮の海は鏡のように六甲と冬の空を映し出していた。
 


2003年に始まったこの「ぷよねこ減量日記」も10年が過ぎ、
大げさに言えば新たな十年紀(New Decade)に入る。
年齢でいえば46歳から55歳、この10年にいろいろありました。
2004年に僕が高血糖で入院、2006年はじいじい(義父)が肝臓がんで他界、
2007年にばあばあ(義母)が乳がんの手術、2008年に母が乳がんの手術、
2011年にヒロが乳がんで手術、2012年にばあばあが白血病で他界、
自然のなりゆきとは言え加齢とはこういうことかと思い知らされた10年でした。
仕事の方はほぼ順調、といっても収入はジリ貧傾向にある。
こちらから積極的に動いてないし、周囲の仲間に比べればラッキーと言わざるを得ない。
山登りは2005年〜2008年に集中して登った。
印象的な山としては、安達太良山、蔵王、岩手山、鳥海山、焼石岳、秋田駒ヶ岳、月山など東北の山々だろう。
海外は、仕事でブリスベーン(2003)、アテネ(2004)、シアトル(2003,2004)、アナハイム(2006)、
プライベートではニューイングランド(2005)とウェールズ&ヘルシンキ(2007)だけだった。
海外進出に関してはその前の10年に比べると明かな衰退傾向にある。
でも、概ね楽しい10年間だったと思う。
いろいろあったけど僕は自分に言い聞かせている。
おまえはラッキーだ、と。
新しい10年、僕は56歳〜65歳、覚悟を決めて今日から歩き出します。


ネットで「人生が自分に教えてくれた45のアドバイス」よりという記事を見つけた。
http://labaq.com/archives/51212781.html
米国オハイオ州に住む、リジャイナ・ブレットという齢90歳になる方が書かれたものであるとか。
45あるアドバイスの中から、新しい年の始まりに僕の心に響いた5つを書き記しておこう。


    1. 人生は公平では無いけれど、それでもいいものだ。


    2. どんな災いも、次のセリフで閉じ込めてしまえ。
      「5年経ったらこれはそれほど大事なことなのか?」


    3. 誰かを嫌うには人生は短すぎる。


    4. 他人の人生と比べるな。人がどんな軌跡をたどったのかなど、分かりはしないのだから。


    5. キャンドルを灯し、シーツを新しくし、真っ白なシャツを着る。
      特別な日のためにとっておくのではない。今日という日こそが特別なのだ。


開高健が追悼番組となったテレビドキュメンタリーでこう言ってました。

「やりたいことをやんなさい。グラスのふちに口びるをつけたら、とことん一滴残らず飲み干しなさい。
 あとで戻ってきても、一滴も残ってない…。今のうちに飲み尽くしてしまいなさい…。人生は短い。」
(スコットランドの酒と釣りの紀行番組。録画したVHSを最近ようやく動画ファイルにコンバートした)


喪中につき影絵(シルエット)で新年のご挨拶に代えさせていただきます。
 


…元旦恒例、ニューイヤー駅伝を見ながら二人っきりの年賀。
紅白の蒲鉾、自家製の卵焼き、鶏皮せんべい、さわらの西京漬け、と簡素な献立。
お酒を少し吞み、関西風白味噌仕立ての雑煮を食べる。
 


ニューイヤー駅伝は全日本実業団駅伝のこと。
箱根経験者も多いが、関西のびわ湖大学駅伝経験者もけっこう走っている。
それを見て声をあげるひそかな楽しみもある。
立命館と京都産業大ばかりだけど…。
1区にYKKの村刺(京産大)が大塚製薬の三岡(京産大)、山陽特殊鋼の森田司(京産大)が3区、
エース区間の4区で大塚の井川(京産大)とNTT西日本の池田(立命館)が競り合う。
佐川急便の藤原(立命館)とマツダの住松(京産大)が5区を走っていた。
こう見ると京産大の選手は実業団へ入ってからもしぶとく強くメンバー入りしてるのだなあ。


サッカーの天皇杯はレイソルがガンバを破る。
日本リーグ時代の日立製作所以来の天皇杯制覇だという。
終止攻めていたガンバは1点が奪えず。
今年はJ2で出直す。
勝ったらJ2のままACLに出場することになったのだ。
試合数、移動距離を考えるとかなりハードなシーズンになったのだが…。


…午後遅くからヒロと海辺を散歩する。
ばあばあが亡くなりヒロは関西に身寄りがいなくなった。
毎年、2日には東淀川の実家にお年始に行ってたが今年からどこへもいかない。
香櫨園の浜は凧揚げをする親子で賑わっていた。


小石を拾って投げる。
ヒロはサウスポーなのだ。
 


食べ残したパンをユリカモメに投げる。
空中で器用にキャッチする。
 
 

 


こいつも一緒に海辺で遊ぶ。
冬の海辺で何を思う。
 


夜は二人ですき焼き。
友人から送ってもらった米沢牛を堪能する。