2013/1/5 サニーな一日

ある人のオススメで片岡義男の最新エッセイ集『洋食屋から歩いて5分』を読んでいる。
読んでいるとたまらなく喫茶店で珈琲が飲みたくなる。
朝、自宅で飲むコーヒーは醒めないように蓋付きのスターバックスのマグカップを使っている。
珍しく陶器のカップ&ソーサで飲んでみると…これが美味しい。
いつもの珈琲とはまったく違う。
蓋付きだと珈琲を視覚で味わうことが出来ないし、香りも抑えられているのだと気がつく。


          


食器棚にはいろんな土地で買い求めたコーヒーカップが沢山眠っている。
ときどきはご登板願おう。

 
…花園へ行こうか、金剛山へ行こうか迷った末に今日は動かず。
買い物を手伝い、DVDを観たり、サッカー中継を見たり、夜は筋トレに行ったりと自宅周辺で過ごす。
登山靴の手入れをしておく。
東京巣鴨にある有名な店「ゴロー」の軽登山靴はセミオーダーの一品。
汚れを拭き取って、ミンクオイルを素手で塗り込む。
冬はタウンユースでも使いたいな。
オイルで光るGOROを観賞しながら(?)、満足げに珈琲を飲む。
 


…DVDで韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を観た。
去年、ネットの口コミで評判になっていた。
確か心斎橋のシネマートでも逃し、宝塚のシネピピアでもつかまえ損ねた。
 


ふーん、こういう映画だったのか。
アラフォー女性、というか四十過ぎの女性たちの現在と過去(高校生時代)が交錯して物語は進行していく。
脚本が上手いなと思った。
日本でもリメイクが作られそうな気がする。
映画には1980年代を懐古するトーンに満ちている。
バックに流れるエイティーズのナンバー。
正直言うと僕の80'sのイメージとはちょっと違った。
たぶん男と女、たぶん1980年代初期と中期以降の違いだろうか。
僕の80'sの音楽はと言えば小林克也のベストヒットU.S.A.で知ったナンバーだ。
ホール&オーツ、ジャーニー、エア・サプライ、リトル・リバーバンド、マドンナ、10cc、TOTO…。
ブルース・スプリングスティーンビリー・ジョエルイーグルスら70年代からひきずってるミュージシャンも僕にとって80’sだ。
映画には「タイム・アフター・タイム」のカバーや「ラ・ブーム」が流れる。
タイトルの「サニー」はオリジナルではなく当時にリバイバルヒットしたディスコ音楽だろう。
HP情報によると彼女らの高校生時代の設定は1986年らしい。
当時のソウルの街並、機動隊(?)や軍隊と学生たちの衝突も含めて描かれる。
テレビに全斗煥大統領の顔、あの光州事件は1980年だった。
僕はこれまでたった一度だけ大韓民国に行った。
それが1985年1月のソウルだった。
映画を見ながら、ああ、こういう雰囲気あったよな、と懐かしかった。
実際には冬のソウルは寒くて、もっと雑然として、路地裏は食べ物の匂いに満ちていた。


      


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格差社会 薄倖のポッキ  整形 軍隊経験 氏が変わらない制度


そういえば…1990年代に入ったばかりの頃に村上春樹がエッセイを出したことを思い出した。
「‘THE SCRAP’ 懐かしの1980年代」

‘THE SCRAP’―懐かしの1980年代

‘THE SCRAP’―懐かしの1980年代

あのころは冗談半分で懐古してた80年代が今や30年過ぎ、マジで懐かしい対象となってしまった。