2013/2/25 「アルゴ」戴冠

今日はオフ。
ドライマウスな目覚め。
朝イチで自動精米器で精米に行く。
請求書を書いたり、経費の精算をしたり、アカデミー賞の授賞式を見たりして過ごす。


レ・ミゼラブル』はオールキャストで登場、ステージでのライブ歌唱に圧倒される。
アン・ハサウェイ、顔小さ。目と口でっかい。
やっぱりエボニーヌのサマンサ・バークマンがいいなあ。
司会はセス・マクファーランド、ということは…?
そう、このエロくまちゃんもプレゼンターとして登場しました。
「ハリウッド(映画界)で仕事欲しかったらイスラエルに寄付しなきゃ」
「授賞式のあとの乱交パーティーはどこであるの?え、当然あるんだろ?」
  


監督賞は『ライフ・オブ・パイ』のアン・リー、作品賞は『アルゴ』だった。
両方とも見た映画というのは珍しい。
最近は日本公開が早くなってるのかな。
リンカーン』が有力だったが直前になって『アルゴ』が差したって感じのショーレース。
作品賞のプレゼンターはなんとオバマ大統領夫人だった。
ということは『リンカーン』を当てこんでいたのかな。
でも、『アルゴ』もC.I.A. が主人公の映画だからそれも有りなのか。
やっぱりアメリカはアメリカが好き。
ベン・アフレックはカッコイイ。
欧米人に生まれたら彼のようなルックスがいいなあ。
       


『アルゴ』の感想は11月の日記に書いた。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20121201/1354290945
凄く面白い、という映画じゃないけどリアルな迫力があった。
感動作、心を打たれる、というタイプの映画じゃない。
『ミッシング』や『 Z 』みたいなコスタ・ガブラス的風味。
日記にも書いたけど僕が印象に残ったのは匿われるカナダ大使館で働くサリフという美しいメイド。
たった一人で怯えながらイラク共和国へ入国するシーンは数年後の悲劇を暗示しているかのように緊張感に満ちていた。


中央情報局=アメリカが善である、とだけ描いているわけではない。
映画に流れるフェアな歴史観や世界観が好ましかった。
英米と中東やイスラム社会の関係がちゃんと描かれている。
イスラム=テロリストと決めつけていたブッシュ&小泉時代と比べると清々しい。
あったことを大げさに宣伝されると、無かった、と言い張るどこかの国とは違う。
アメリカはムチャクチャなとこもあるけどフェアな部分もあるのは救いだ。


そういえば冷泉彰彦さんが書いていた。
安倍政権は、よくわからない、というのがアメリカの論調なのだという。
思想的には右なのに、経済政策は左。
何だこいつは?
お金を大量に刷ったり、公共事業を増やしたりする政策はアメリカではリベラルのすることらしい。
要するに…安倍首相は経済に暗く、ホントは経済政策なんかに興味がないのだ。(最大関心事とは言うが)
不景気が続くこんな時代だからその場限りの人気取り、輸出産業や建設業界にいい顔したいだけなのではないか。
うそ寒いものを感じる。
こんな無責任な経済政策をとってさらに酷いことになって国内に不満が噴出したら…国民の目を外へ向ける土壌は用意されている。 
美しい日本、という空しいキャッチが浮かぶ。
異論はあろうが僕のセンサーは“友愛”の鳩山政権と似たものを感じとっている。


…午後から梅田へ出る。
モンベルでスノーハイク用のウエアを試着するが今イチしっくりくるものがない。
買わずに今あるもので間に合わせよう。
局へ出てタクシー代の精算。
セルジオと待ち合わせ自家製のくぎ煮を渡す。
「楠木フサエ」でデキャンタの白と赤を飲む。
その後、今年二度目のアフターアワーズ
セルジオを残して22時に切り上げるも帰りの電車で乗り過ごし。
気がついたら猪名川だった。
伊丹まで行き折り返す。
セルジオは撃沈だろうな。