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2013/3/22 球春

今日は早起きして自転車で甲子園へ行く。
2011年以来、我が家の恒例となったセンバツ開会式です。
いつものライト外野席(無料)で見る。
今年は参加校が多い。
北海道から遠軽高校(えんがる)が出場している。
地方の公立高校だ。
遠軽サロマ湖へ行った時に一度 通っただけだが森の緑が美しい町でその名が記憶に刻まれた。
とにかく、日本の中心からとてつもなく遠く、冬は極寒の地だ。
遠軽高校は初戦で同じ21世紀枠いわき海星と当たる。
何もそんなことしなくても、と思う。


   



ネット裏のラガーさんもいつもの蛍光色のキャップでスタンバイしてます。
球春! ラガーおやじとともに春がやってくる。
てんも2011年のセンバツから春、夏、春、夏、春と5季連続の参加です。
(しばらくブラッシングしてないから頭がもろもろ)
   


センターに整列した球児たちがバックネット前に大行進する。
春は球児の上を爆竹花火とともに出場校の校名が書かれたフラッグが現れる。
これがいつも気になるのだ。
去年は風が強かった。
ある高校はワイヤーに巻きついたままだった。
何とかしてやれよ、ともどかしい思いをする。
   


テレビ中継ではおそらく映されなかったと思うが、今回とんでもないことが起きた。
爆竹の炎が引火して旗が燃え始めたのだ。
外野席から見ても青白く炎が見えた。
やがて旗は焼け落ちセンター付近の芝に落ちた。
スタッフが駆け寄る様子もない。
芝の上でなおも旗が燃えている。
燃えて灰になったころ、ようやくスタッフがバケツを持って駆けつけた。
  


旗が燃える様は中国や韓国の反日暴動を思い出した。
こんなことって今までもあったのか?
たかが、とは思うが自分に関わりのある高校だったら縁起でもないと思うだろう。
燃え落ちた高校は…いや、あえて書かないでおこう。
近畿の2校でした。
そのうち1校は今日の第2試合に出場するのでアルプスに応援団もいたはずだ。
不吉な予感がしただろう。


あいかわらず文部科学大臣の挨拶は長い。
高校球児の前で、体罰は絶対に許されない行為です、などと演説する。
ひたすら空しい。


僕は自分の大学の入学式も卒業式も出たことがない。
式典なんてものは苦手中の苦手だった。
センバツの開会式に出てみようと思ったのは3.11がきっかけだった。
震災からわずか12日後、あのときの開会式は特別な意味があったように思ったのだ。
入場行進も、大会歌も、選手宣誓も心にじーんとしみた。
あれは何だったのだろう。


  あの時に感じたことが本物である。
  風化したあとの今の印象でものをかんがえてはいけない。 
                             池澤夏樹


特別ではなくて、本物だったのだろうか。
あの日、甲子園に集まった2万強の観客を見て僕はあらぬ想像をした。
数日前に同じ数の人が亡くなったのだ、と。
その土地から来ていた東北高校に大きな拍手が起こった。
あれが本物だったのか。


あらためて日記を読み返してみよう。
空々しく感じるのか、思いを新たにするのか。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20110324/1300895557



…今日は仕事があるので試合は見られず。
ヒロと丸亀製麺の“朝うどん”でブランチをして編集スタジオへ行く。
午後イチから深夜までプロ野球中継フィラーの再編集。
再編集は簡単そうに見えて実に手強い作業だった。
   


まる12時間、編集ルームにこもる。
目も、集中力も加速度的に衰えていく。
日付変更線を越えて阪神電車で帰宅。
ぐったり。