快晴!
午前中にロードバイクで12キロ、午後から六甲荒地山を歩く。
健康であることに感謝、明日のことは誰にもわからない。
コースは、まず自宅〜(自転車)〜香櫨園〜(徒歩)〜阪急夙川駅〜(電車)〜阪急芦屋川駅 です。
夙川沿いの遊歩道は平日だというのに花見客で混雑する。ちょっと歩きにくいほど。
芦屋川からいつもの道で登山口へ向かう。
サクラはほぼ満開。
ヒロがいつもより花のボリュームがなくてショボイという感想をもらす。
そう言えば…夙川の桜の回廊も少し花が少ないような。
当たり年ではないのかも。
まずはこの城山(鷹羽山)を目指す。
このピークの背後にある尾根が荒地山へと続く。
山肌に山桜のうす桃色が点在する。
目を凝らして見るとツツジのピンクも見える。
きょうは二人とも重たい登山靴ではなく軽いトレッキングシューズ。
ローカットなので走れます。
左がヒロのモンベル「メドーウォーカー」、初登山です。
右は僕のモンベル、ズバリ「トレールランナー」という2年前に買ったシューズ。
無雪期の六甲、特によく踏まれたメインルートは軽めのシューズがいいかも。
いつかトレランも試してみたい。
芦屋の住宅地から登山道へ。
10分も歩くとこんな道になる。
僕らを歓迎するように登山道の両脇にピンクの花が咲き誇る。
六甲を代表する花、コバノミツバツツジ。
1年を通じて六甲が花の山になるのは春だけかも。
コバノミツバツツジです。
兵庫県の天然記念物らしい。
広田神社(西宮)に2万株の群落があるそうですがまだ行ったことはない。
http://www.hirotahonsya.or.jp/localpage/tutuji.html
城山(鷹羽山)山頂まで駅から45分で到着。
山桜は、落花盛ん、です。
サクラの花は風雨で散るわけではない。
寿命を知りみずから花を散らすのです。
潔い。
とても真似は出来ないが。
山桜を近くで見る。
若葉が赤いので紅葉してるかのようだ。
江戸時代にソメイヨシノが登場する前、歌に詠まれたサクラはすべて山桜だったという。
尾根道を上り下りして荒地山の岩場を登る。
2011年以来の岩梯子だ。
少し雲が出てきた。
休憩のベストロケーション“岩のテラス”には今日も先客がいた。
昔は誰もいなかったのに最近は平日でも人がいる。
予約出来ないもんな。
荒地山山頂を経由して5時前に芦有ゲートに下山する。
全長5.5キロ、2時間半ほどの山歩きでした。
芦有ゲートから阪急芦屋駅までバスに乗る。
この時間はけっこう混み合い座れなかった。
ふたたび阪急夙川駅へ。
花見の待ち合わせで駅前はごった返す。
蕎麦処「以知川」で早めの夕食。
オサレ星人ならぬサクラ星人はつぶやいてるに違いない。
「だぁいたいさあ、花咲いてるときだけ足元に寄ってきて、その場限りでちやほやされてもさあ、困るんですけどぉ」
「ライトアップなんてただ眩しいだけなんですけどぉ。眠らせてくれませんか。」
「それにお前らうるさいよ、酒くさいし。」
夙川を鏡にして、その姿を映す満開のサクラ。
サクラ、サクラってウザいよ、と思っていてもついシャッターを押してしまいます。
もうすぐ散ってしまうんだから、と。
夜、筋トレに行こうかと思ったが無理でした。
ぐったり疲れて眠くて。