2013/4/11 夏への軌道

晴れ、風強し。
桜が散って寒い日々が続く。
セーター、マフラー、コート 3月上旬の装束。
朝から編集、ナレーション録り、ミキシング。
それぞれの作業ごとに間隔が開くので終わったのは22時前になる。
テーマは  “まさか、は起こる”
何のこっちゃ?


昨日に続き、思わずハッと目を見張る “ 緑の季節 ” シリーズ。
新梅田シティ ウエスティンホテル前の庭です。
新緑が美しい。
寒くても地球は公転を続け、暑い夏への軌道をゆるやかに進む。
   



夕刻、眼鏡堂氏来阪。
作業の合間に「よしむら」で一献。
高田郁「あい」をゲット。
「よしむら」では風の森、八兵衛、篠峯など渋めのお酒をたしなむ。
吉村さんは魚食いだからこそ肉は厳選した滋味のあるものを使っている。
阿蘇の赤牛(草牛)は絶品でした。
Kindleで「山賊ダイアリー」を読んでいるせいか雉子肉がよりうまく感じる。
吉村さんは魚喰いなので反対に肉には厳しい。
厳選したものを出す。
草牛の肉は赤身中心でしっかりと肉の味がする。
脂肪の少ないこういう肉を食べると翌朝くらいに筋肉になっている気がする。


一志治夫「幸福な食堂車」で、おっ、と思ったことを書こうとして付箋をはさんでたのだが貸し出し期限切れで図書館に返す。
読んですぐに書かないとダメですね。
本の紹介だけでもさせてください。


新聞に載ったどなかたの書評コメントです。


   鉄道にまったく興味はないのに、九州を訪れた際、あまりにもかっこいい列車が多いので驚いた。
   いったいどうしたことかと不思議だった。その疑問に、この一冊は懇切ていねいに答える。
   水戸岡鋭治。もともとパース画を専門としていたデザイナーの来歴を追いながら、
   彼が閉塞状況にあったJR九州とどのように関わり、革命を起こしていくのかが描かれる。
   予算、常識、時間、利権、既得権益。信念を貫こうとすると、次々と敵があらわれる。
   水戸岡氏は無数の紛糾をくり返し、ビスひとつ、ネジひとつにまでこだわって鉄道を作り上げる。
   その目的は、ただひたすら利用者によろこばれること。
   水戸岡氏の言動は、すべての仕事にあてはまるまっとうな仕事論である。
   そのまっとうなことをするのが、今の社会でどれほどむずかしいかと同時に思い知る。


   1964年、開通したばかりの新幹線の食堂車で、若きデザイナーは食事をする。
   それが彼のデザインの原点となる。
   人生を支えるのは、闘う力を養うのは、こういうなんでもない、だからこそゆたかな時間なのかもしれない。


ちなみに赤坂にある「うまや」というお店はJR九州の経営で、店のデザインは水戸岡さんである。
たまたま僕もこの店へ行ったことがあるので驚いた。
明日からゴルフ中継の仕事。