ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2013/5/31 十五の春

今日一日限定の梅雨の晴れ間であるらしい。
さわやかに晴れた。

 
ようやく小豆島のフェリーで起こったことのレポートを書いた。
「きのうの顚末」  http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20130526/1369496588
ま、諸説考えられるが、僕の老化が確実に進み人騒がせな顚末でした。
お騒がせしました。


  


ガーデンシネマ梅田で映画を見る。
オープン以来あえて避けてきたグランフロント大阪だがガーデンへ行くならばと足を踏み入れた。
平日でさえ驚くような混雑ぶり。
慢性的な不景気が続いているというのにどういうこと? 繁栄のカラクリを疑う。
北側のビルに朝の4時までやっているレストランフロアがある。
素直すぎる感想で申し訳ないがアメリカみたいやん。
おまけに立ち吞みまである。
ただ各店がずっと4時前深夜営業するほど経営体力があるのかが心配。
僕が心配するこたあないのだけど…。


  


…「旅立ちの島唄 〜十五の春〜 」@ガーデンシネマ梅田
フライヤーを見て行きたいなと思ってたが先日A部老師が見たようで推奨メールが届いた。


   ストーリー自体はどうってことはないですが、
   南大東島の家族の風景を15歳の少女の揺れる心を軸に淡々と描いていて好感が持てます。
   三吉は初めて知りました。アイドルグループ出身らしいですが、長身でスクリーン映えのする子です。
   三線&島唄のレベルもかなりのもの。佳作タイプですがお薦めです。


その通りの佳作でした。
クライマックスの15歳の島唄が心に響きます。
感動作と銘打つ映画はあまり見たくないと思っていたけどこの映画は見て良かったです。
A部さんの言うようにこれみよがしの演出がないところが好感が持てる。
実年齢を演じている三吉彩花(みよしあやか)がいいですね。
こんな娘がいたらなあ、なんて思いながら見てました。
枯れてきました。
子供がいないせいでしょうね。



彼女は大泉洋と麻生久美子の娘として「グッモーエビアン」という映画にも出演している。
予告編を見ると、じぇじぇ、アキちゃんも出てるでないかい!

             


南大東島は人口1300人の絶海の島、さっきまでいたグランフロントとのギャップが凄い。
映画はドキュメンタリーがベースになっているらしい。


    沖縄本島から東へ360キロ離れた南大東島には高校がなく、
    中学を卒業して進学する若者は、必ず島を出てひとり立ちしていく。
    島唄グループでリーダーを務める中学3年生の優奈も、
    あと1年で生まれ育った島を出なければならない。
    家族と離れ離れになることへの不安や、未知の世界への好奇心を抱きながら、
    優奈は最後に島唄を歌いきって旅立とうと前進していく。


南大東島の島民から見れば那覇は遠い大都会だ。
父親は那覇の高校で「大東さん」と呼ばれていた。
高校でたったひとりの大東島出身者だったのだ。


主人公の優奈と北大東島の高校生との淡い恋のエピソードがいい。
彼女の一途な思いと島に残る彼との別れにおじさんはきゅんとしてしまいました。


主人公の姉を演じていた女優はどこかで見たことがある。
琉球訛りの言葉がすごく自然だったから沖縄の人かなと思ったが違った。
京都出身の早織という女優さんだった。
見たことがある、というのは錯覚か。


  


予告編に船に乗るための檻(コンテナ)が最初に出てくる。
断崖絶壁の島、大東島のイメージはサトウキビ畑とこの檻だ。
主題歌はビギンの「春にゴンドラ」のゴンドラはこの檻を言うらしい。

       


1820年、ロシアの艦船ボロジノ号が、大東諸島を発見した。
その後、八丈島からの数人が移り住んだ。
大東島は八丈島と琉球の文化が混じり合ってるんですね。
A部さんと那覇で飲んだ時、那覇で大東寿しという鮨を食べた。
たしかカジキマグロのにぎり寿司だった。
これも八丈島の食文化だろうか。


…ガーデンシネマのあるスカイビルの広場でハワイアンフェスを開かれていた。
ステージでは現地のダンサーによるフラ、今日は島文化に縁のある日だ。
  


…MIZUNO本社のランステを使い夕方から中之島ジョッグ。
  


週末はわかさあじさいマラソン。
また性懲りもなくハーフを走るのだ。
  


編成M氏と楠木フサエで飲む。


帰宅すると再配達のお知らせが…。
  


春樹さん、来てたのか。