2013/7/4 紅殻格子の中で吞む

  この季節、京都は蒸し暑い。
  もちろん大阪だって西宮だって東京だって蒸し暑いけど。
  蒸し暑いのに毎年吞んでいる。
  なぜか惹かれる。
  鴨川沿いの縄暖簾、川風を感じながら飲むのは風情がある。
  でも、べんがら格子の奥はエアコンが効いて涼しそう。
  冷やした純米酒なんぞと夏が旬の剣先烏賊やしび鮪の赤身に蛸のあぶり。
  京都の夏は近い。


  


…今日はニュースデスクではない。
ミニ番組のナレーション録りの立ち合いだけ。
5分くらいのVTRでサッカーの育成システムの説明をするのはなかなか難しい。
無味乾燥な解説だけ、というわけにはいかない。
出来るだけ具体的にサンプルを紹介していかないと視聴者に伝わらないのだがその手の仕掛けが出来なかった。
フラストレーションが残るが仕方ない。
発案するのはもう僕の役目ではない。


紫陽花も、くちなしも、花の盛りは終わった。
茶色くしなびた無残な姿をさらしている。
若い頃、紫陽花のように華やかだったり、くちなしのように清楚だった女性が、老いると落差に言葉を失う。
もちろん、歳を重ねても魅力が損なわれない人もいる。
表情だろうか、精神だろうか、不思議だ。
今、街で見かけるのはアガパンサスの花。
ここ10年くらいで増えたように思う。

 

…眼鏡堂が来阪するかも、ととった夕方からのオフだったが諸々のスケジュールが変わりA部老師と京都呑みとする。
京阪電車祇園四条へ出て、紅殻格子の「遊亀」で合流。
歌舞伎あとで5月にも来たがそのときは二階だった。
やっぱりここはカウンターですね。
風呂上がりのようにさっぱりした顔のおねえさんもいる。
飄々としたこの人は夏向きですね。


瓶ビールのあとは金亀緑の60です。
写真を撮ろうとしたらバイトに兄ちゃんがラベルも撮りますか、とグラスの間に配置してくれた。
  



二杯目は金亀活性にごり。
これも290円で盛り切りプラスこぼし。
まさに白い濁流です。
  


2軒目は四富会館「たすく」です。
僕は冷たい白、A部老師は常温の赤で攻める。
  


そう言えば、今週号のMeets Regional に「たすく」が登場してました。
先々週、僕が飲んだ渡辺菊さんのシャルドネも紹介されてます。
  


3軒目、A部老師らの自主制作DVD「9条を抱きしめて」を持ち込もうと藤井大丸裏の「みこう庵」へ行く。
雨の中、探し当てるも入り口に本日休業の手書きの文字が……!
出直しですな。
木屋町の「壱(いち)」で生ビールと冷えたトマト。
マクドナルドの熱い珈琲をテークアウトして締める。