2013/7/11 1点くらい返そうぜ 

夏の朝の愉しみ。
あまちゃん」と一杯のコーヒーとスイミングプール。
今日の朝食メニューがいい。
いかそうめん、焼きなす、ひろうすの甘辛煮、味噌汁、宮城産ひとめぼれ。
烏賊にも、焼きなすにもおろし生姜をたっぷりのせる。
ジンジャーの爽やかな刺激が夏らしい。


   



…今日はデスクはお休み。
ミニ番組のナレーション収録、その監修係です。
介入度合いはディレクターによって違うが今回は原稿をほぼ全面改訂。
半分くらい直す必要があるなと判断したら全面改訂になる。
最初の書き出しから自分の文体に変えて書き始めないと最後の一文が締められないのです。


若手のアドバイザーというか監修というか研修係というか、世話役になって長い。
指導歴10年以上になるかもしれない。
僕のようなフリーランスでは珍しい立場だと思う。
経験からなんとなく見えてくるモノがある。
同じことを言っても人によって効き目が違う。
これが今は面白い。
伸びるか伸びないかなんて視点では見ないことにしている。
面白いか面白くないか。


まず理想がある。
こんな作品つくりたいな、と思う。
たいていは20%くらいしか実現しない。
経験が少ないと理想と現実の差が大きい。
経験を積むと差が小さくなる。
理想の方から譲歩するのはもちろん、少しは力量だって上がるからだ。
でも、どちらにしても現実が理想を上回ることはない。
凡人が何かを作ろうとすると100%負け戦になる。
格上の相手と戦うサッカーの試合に似ている。
まず引いて守る。
失点をいかに防ぐか 。
そして、勝てないまでもいかにして得点するかを考えること。


今回の入社2年目のディレクターの場合。
まず理想がある。(あったのかな?)
取材する。(素材集め、テレビの場合は撮影)
思うようにならない。
後退を余儀なくされる。
取材する。
収穫がない。
さらに後退。
エリアを奪われ防戦一方。
次々と失点。
気弱になり自信を失う。
編集段階でも失点。
そして、1点も奪えないまま試合終了のホイッスルが鳴った。


最初から一人では戦えないディレクターだっている。
そんなときは途中で選手交代(強制介入)する。
申し訳ないが傀儡(かいらい)となってもらい、こちらで陣頭指揮をとる。
パペット・ディレクターになる。
出来上がってから、壊して、再び作るのでは放送に間に合わないからだ。


今回はど深夜の放送であり5分と短いので放任主義のつもりだった。
落ちこむタイプなので早めに介入すべきだったかも…。
それにしてもなあ。
負けるのはわかってたけど。
10点とられてもいいけど。
1点くらい返そうぜ、って言いたい。
たった一つでも、やるじゃん、と思わせること。
野球やサッカーでもよく言うけど、次につながる負け方ってのがある。
1-10 でも0-10 でも負けは負けなんだから、とも思うが彼を見てると、いや違うな、と思う。
1点 くらい返そうよ。


…ナレーション録りを終えて北新地へ出る。
ヒロとの待ち合わせまで少し時間があったので1000円散髪する。
ほぼ一ヶ月半くらいのペースだけど夏は2週間くらいで1000円散髪してもいいかも。
堂チカで5時半に蕎麦の早メシを済ませる。



※このあと高橋真梨子コンサート@フェスティバルホール、詳細は別記事に。
 http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20130713/1373719268