2013/7/30 はざんなおわき

蒸し暑い朝、あまちゃん見てスイミングプールのルーティン。
ヒロが会員になっているSports Authority は毎月30日が会員10%割引になる。
出勤前に行って二人それぞれ水着を買い足す。
この夏、かなりのヘビーローテーションになるだろうし。


…今日は編集チェックのみ。
昨日、おおまかな指針は話しておいたのでスムースに進む。
古豪 簑島高校29年ぶりの甲子園、就任4ヶ月の新監督は尾藤ジュニア、という企画。
簑島の春夏連覇は1979年、いとしのエリーの年で、僕は金沢で暮らしていた。
夏には石川の星陵高校との延長18回の激闘があって、僕は繁華街の香林坊に夕刊を配り終え販売所のテレビで見ていた。
編集をチェックしながらその試合や二度の決勝の映像を見てしまう。
春の決勝は池田高校(徳島)、夏は牛島-香川の浪商(大阪)でだったんだ。
訂正:眼鏡堂氏の指摘があり。春の決勝が浪商、夏が池田です。牛島香川の浪商は夏には出場してないのでした。不覚!くやしい。


高校野球の古豪対決っていうのは戦国時代の武将対決とカブるよなあ。
阿波の国には蔦がいて、紀州に尾藤がいて、河内に中村がいて、加賀に山下がいる。
昔、蔦監督に聞いた。
古豪高知商業の監督で、のちに明徳義塾を率いた松田昇という名将がいた。
蔦さんや尾藤さんより一世代上の監督だった。
明徳でセンバツになかなか出られない老将は言った。
「蔦がわしの足をひっぱりよる」
また、尾藤率いる簑島に延長14回で破れた時、当時76歳の松田は言った。
「老いた武蔵が若き小次郎に負けました」


…山口和幸「ツール・ド・フランス」を読む。
サイクルスポーツの記者からフリーになった自転車競技のマイスターが書いた案内書。
面白く、かつ、懐かしかった。

ツール・ド・フランス (講談社現代新書)

ツール・ド・フランス (講談社現代新書)


世界でもっとも苛酷なスポーツは何か、と問われれば、自転車ロードレースであり、
最高峰がことし100 周年を迎えたツール・ド・フランスだ。
それゆえ禁止薬物が蔓延し、大会そのものが窒息寸前になった。
僕がツールに興味を持ったきっかけは1985年に放送されたNHK特番だった。
「世界最大の自転車レース ツール・ド・フランス
その再放送を録画したVHSは今も僕の手元にある。
レースの主人公は、ベルナール・イノー、グレッグ・レモン、ローラン・フィニヨン、コロンビアの山岳王(新鮮だった)エレラら。
僕の5つ年下の著者もこの番組に強くインスパイアされたようだ。
コッピ、ボベ、アンティクル、メルクス、イノー、レモン、デルガドインデュラインパンターニ、アームストロング、ビランク、ウルリッヒコンタドール…。
こうして歴代の名選手を並べるだけでいっぱしのロードレース通になった気分になる。
ツールの歴史もまた面白い。
レースそのものはレキップというスポーツ新聞の拡販イベントとして始まり今に続く。
創成期は1ステージを徹夜で500キロも走っていたという驚愕の事実。
歴代のイベント最高責任者の多くはスポーツ新聞記者出身で、かつ前歴は選手だった。
日本の某プロ野球とはまったく違うのだ。
メルクスやイノー、総合優勝出来なかったパンターニがなぜ人気がある理由も初めて知りました。
ツール盛大の見せ場、ピレネーアルプス越え、山岳王の系譜もこれまたいい。
そして、永久追放になった偽りの王者 アームストロング。
触れたくないけど触れずには書けない。
ランスに対する著者の複雑な思いが行間にあふれている。
「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」に感動した僕も複雑です。
ちなみに僕はこの人のレビューを見て読もうと思った。
琥珀色の戯言 http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20130628


…久々に堂チカでインディアンカレーを食べる。
9時過ぎに帰宅、筋トレ、スイムで汗を流す。
さっぱりして帰り、キンキンに冷やした本搾りチューハイを飲みながら「半沢直樹」に第一話後半を見る。


  


池井戸潤って1963年生まれ、バブル世代ど真ん中でもないんですね。
「七つの会議」にも「半沢直樹」にも、象徴的にあるいは物語の根幹として小さなネジが出てくる。
どうしても先に見た同じ原作者のNHK「七つの会議」と比較してしまう。
半沢直樹」には「七つの会議」のような映像美や、リアルなキャスティング、息の詰まる濃密な緊迫感は少ない。
そのかわり明解な敵味方の構図やドライブ感がある。
誰かがツイートしてたけど半沢は歌舞伎っぽい。
ちょっと劇画チックな堺雅人のセリフ回しや仇役の中車(香川照之)や片岡愛之助のキャラクターがなるほどと思わせる。
見栄を切る、これが半沢直樹の魅力だ。
忠臣蔵的な仇討ち物語!
高視聴率の理由はそこにあるのだろうか。
たぶん「七つの会議」はリアル過ぎて、いま同じような会社組織にいる人は身につまされて見てられないかもしれない。
その分、劇画風に味つけされた「半沢直樹」の方が無邪気に楽しめるかも。


最初に登場した時、勘弁してえ、と声に出してしまった西大阪スチール社長のニセ関西弁が次に登場したシーンではいつのまにか薄まっていた。
宇梶というキャストは悪くないので安心した。これで心安らかにドラマに集中出来る。


半分以上は大阪が舞台なので見覚えのあるロケーションが気になって仕方ない。 
勤務先は大阪駅前の阪急ビル、同期の渡真利と密談するのはヒルトンプラザウエストのラウンジ、
住んでいるのは万博公園近くの社宅で、夜一人で見る夜景は芦有道路にある東六甲展望台。
下段の立ち吞みはどこだろう?
  


Gyao で「半沢直樹」オンデマンド見逃しパックを購入してしまった。
世界水泳の競泳が始まって、しかもバルセロナだから深夜に愉しみが待っている。
日曜日はトレラン初出場なので徐々に朝型にしておきたいのだが…。