南西諸島あたりにある台風15号が週末に本土来襲の気配。
今日の午後あたりから湿度が高くなるらしい。
低気圧が近づくと猫はとことん眠くなるのだとか。
僕も同じです。
最近は、ねむ! と思ったら睡魔に抗うことが出来ません。
ナルコトプシーを疑うくらい。
…今日は一日が長かった。
朝10時出勤、会社を出たのが24時半。
恥ずかしいくらい大した仕事量ではございませんがそれなりに疲れました。
一番辛かったのは何もしていないときに睡魔に抵抗すること。
勤務中の僕を知っている人は、睡魔に身をゆだねてる、としか思えないかもしれませんが。
抵抗してるんです、それなりに。
今日は食堂無料デーでした。
お金も使わず鰻丼やステーキランチをタダで食べてプロ野球中継見て過ごしてタクシーで帰宅…一日が終わる。
天野アキちゃんの台詞ではないが、シオダさんはてーしたもんだと思います、だ。
…先日、BS1のスポーツドキュメンタリーを見た。
フランスの放送局制作の「宿命のライバル対決 体操女子 ルーマニア 対 ソ連」という番組。
ラチニナ、チャスラフスカ、ツリシチョワ、エレナ・ムヒナ、ネイリー・キムら中学、高校のころにあこがれていた懐かしい体操選手が登場し嬉しかった。
ピカイチはなんと言っても、愛しのナターシャ、 ナタリア・クチンスカヤ!(これって数日前にも書いたな)
メキシコ五輪に出る前のモノクロ映像も流れた。 http://www.hebimaru.com/kuchinskaya/kuchinskaya_A.html
1968年 メキシコ五輪、クチンスカヤの演技です。
NHKの実況(土門さんかな?)が発した「美しい栗色の髪がゆれるたびに会場からため息がもれます」は当時の雰囲気を表現した名コメントだと思う。
昔の人は美人を見るとため息をつくというあこがれの表現を持っていたのだ。
そういえば去年亡くなった義母は片岡仁左衛門を見ながら、ふー、とためいきを漏らしていた。
上の動画はもちろん当時の国際配信の映像。
先日の「宿命のライバル対決 体操女子 ルーマニア 対 ソ連」の中にシドニーやアテネ五輪の映像が流れた。
恥ずかしながら自分が中継した体操中継の国際映像だ。
(2大会とも男子のあん馬、女子の平均台を担当)
2004年 アテネ五輪のホルキナ(ロシア)の平均台。(番組に使われていたのはこの演技ではないけど)
10年以上前の自分の仕事がフランスのドキュメンタリーに使われていることにプチ感動する。
国際映像制作に関わるってこういうことなんだ、と改めて自覚する。
中継は競技中は原則1カメフィックス、技量が要求されるわけではありません。
ただ技のスローのチョイスを間違えると世界的に恥をさらします。
コメンタリーが聞けませんから新技や高難度の技はあらかじめ覚えておかないとダメです。
幸運に恵まれ長野、シドニー、アテネと3大会連続出場。
自画自賛ですが、てーしたもんだと思います、という話。
…NHKの登山特番で前穂高北尾根を俳優の金子貴俊が登っていた。
一般登山道じゃないロッククライミングのルートなのに…。
ガイドがつけば僕らでも登れるのかな。
で、思い出したのは残雪期に夫婦でチャレンジした槍穂高縦走。
2000年6月、もう13年前になる。
北アルプスは奇跡的に4日間快晴に恵まれた。
涸沢では滑落しかけたけどあれは最高の縦走だった。
デジカメを買って初めての山登りだった。
こうして写真を並べるとヒロもいっぱしのクライマーみたい。
てーしたもんだと思います。