ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

旧ぷよねこ減量日記です。2016年1月に新旧交代してます。

2013/9/1 こじらせる

新しい月は稲光と雷鳴で始まった。
朝から大荒れの空模様になった日曜日。
アン・シャーリーは言っている。


   明日はまだ何の失敗もしていない新しい一日だと思うと、ほっとするわ   (「赤毛のアン」第21章より)


9月は始まったばかり、いまのところ何も失敗していない。


ふと考える。
何のために毎日のように日記を書いているのか。
今朝、こんなブログを見つけた。
カジケンブログ「出すと入ってくる」 http://kajikenblog.com/?p=2407
そう、頭の中身の新陳代謝でもあるんですよね。
僕らのように50年も生きていると脳の空き容量が少ない。
アウトプットして空けておかないと新しい記憶が入ってこないのだ。
もちろん肉体だってそうだよね。
さあ、そろそろジョギング再開しなきゃ。
(と決意したのに雷雨…)


もうひとつ、日記は誰に向けて書いているのか?
同じカジケンブログに答えがありました。
カジケンブログ「言いたいことや書きたいことがない?そんな人はいません。」 http://kajikenblog.com/?p=3207


日記の読者は誰か?
カジケン氏は書いています。


   相手を過去か未来の自分にしてしまう。
   過去から現在までの全ての瞬間の自分に満足している、みたいな人を除けば(いたら逆に会ってみたいですが)、
   何かしら自分に対して言いたいことってあるでしょう。
   もちろん人生はやり直せない。
   だから、過去を悔いてもしょうがない。
   不確定な未来を過度に憂いても時間の無駄って話は良く分かる。
   だからと言って、一切過去も未来も顧みないというのは本末転倒です。
   要はネガティブな感情が付随してくるから、後悔とか不安ってダメなだけであって、
   「あんときはほんとに馬鹿だったなぁ。ま、仕方ない。でももし次似たようなことがあったらこうしようかな」
   みたいな感じで、ニュートラルな気持ちで整理しておく。


ですよね。
最高の読者は自分ですよね。
マジで自分ほど自分の日記を繰り返し読む人はいない。
他人の日記を二度読むことは滅多にない。
バカにされそうですが、過去の日記を読むの愉しみ、というのがある。
もしかして無意識だけど、遠くない未來、自分に読まれることを意識して書いているのかもしれない。


なーんて書いてたら雷もおさまった。


…面白いiPhoneiPad)アプリを教えてもらった。
Action Movie という撮影&画像処理のアプリです。
https://itunes.apple.com/jp/app/action-movie-fx/id489321253?mt=8
      


こんなことが出来ます。
サンプル動画 http://www.youtube.com/watch?v=55mVY-ONKLI
小さな子供がいたらめちゃ喜ぶだろうな。


残念ながら子供はいない。
嫁さんに演技してくれと頼む勇気もないので…けんぞー、ちょっとおいで。
けんぞーで試してみた。
小動物虐待?


え、 なに? なに?                             なんでボクなの?
  


うわぁ! キミ誰?                            ひどい! あまりにひどい!
  



…ちょっと前のドラマをオンデマンドで見る。
「サマーレスキュー 〜天空の診療所〜」(TBS 2012年)
タイトルバックの空撮、常念小屋か、裏銀座の三俣山荘かな?
調べると南アルプス北岳小屋がモデルらしい。
槍の穂先が見えたのは別カットだったか。
山小屋のロケセットは霧ヶ峰に建てられたそうな。
背景の山はなんとCG合成、iPhoneアプリでも大抵のことが出来る時代だもんな。
   


台詞がちょっと説明くさいのが気になる。
ドラマそのものは、うーむ、どうでしょうね?
標高2500mの山小屋の雰囲気を楽しめればいいか、って思う。
アキちゃん(能年玲奈)もバイトの医学生役で出てるし、山小屋の娘で看護師役のヒロインには尾野真千子
このドラマの彼女の表情にドキッとする。
関西弁のガラっぱち役もいいけどワケありの役もいい。

   


ドラマのストーリーはともかく、山に行きたいな、と思わせる罪なドラマ。


あ、深夜にもNHK夫婦善哉」でオノマチを見る。
こんなダメ男、見てて腹立つわ、と言いながらもチャンネルを合わせたのはヒロだ。
森山未來には不思議な魅力がある。
最初に見たときはこの役に合ってないかもと思ったのだが見るうちに馴染んでくる。
これは才能かも。
(たまたま直前に見たスポーツニュースに桐光の松井が台湾戦に投げていた。この二人似てます!)


ヒロがうなった名台詞がある。
幼なじみの小河童(青木崇高)は蝶子(オノマチ)のことが好きで「このド貧乏、俺の妾にしたろか」と誘う。
小河童が貸し切ったお座敷での会話は「カーネーション」の北村(ほっしゃん。)との漫才を思わせる。
青木も大阪八尾出身でバリバリの河内育ち、大阪弁は慣れたもの。
今回の名台詞はその小河童が発する。
「お、おまえもたいがい貧乏こじらしとんな」
「一生治らへんかもしれんわ」
やさぐれた会話のオノマチは上手い。

  


龍馬伝」の敵役後藤象二郎も良かったが、この小河童もいい。
ちょっとクドいキャラ、青木崇高にも注目です。


それにしても、貧乏こじらす、か。
原作だろうか、脚本だろうか。
(おそらく時代的には脚本段階だろう)
僕らも、いや誰もが、持って生まれた病をこじらせている。
ワガママこじらせたり、心配性こじらせたり、あるいは幸せこじらせたり。


…夕食前にプールへ行く。
20分泳いで30分歩く。
女子バレーのアメリカ戦を見ながらオムライス。
昨日の朝食べたビーフシチューがけ。
   


きょうは休肝日
8月は11勝20敗だった。
今月は五分にしたい。
代用品として各メーカーのノンアルコールビールを二人で試す。
ノンアル独特の味を消している、という点でサントリーのオール・フリーを選ぶ。
24缶パックをネットで注文する。

   


全日本女子はフルセットでアメリカに負ける。
センターからの攻撃がほとんど出来ない戦力でよく戦ったと思う。
サイドアタッカーに負担がかかり木村、江畑、新鍋に疲れが目立った。
このワールドグランプリでデビューしたセッター宮下。
守備力は身長を考えれば竹下と遜色ない。
つなぎやネット際のプレーは上手い。
サーブもいい。
まだ19歳になったばかり。
5年くらい経験を積めば世界一のセッターになれる、とはヒロの見立て。
宮下遙をボクは支持します。
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/lite/archives/52989490.html

▲の人も書いてましたがこの選手、ボールを追っていろんなものと激突する。
ヒロに、宮下あんなに頑張っていつかケガするんじゃないの? と言うと、
あの子はいつもやで、サオリンといっしょでなよなよしてるからケガしにくいのや、と自信満々。


久々にNNNドキュメントを観る。
弘前の一輪車クラブの奮闘記。
スポーツからはラグビー酒場以来、5年以上もエントリーがない。
出来ればもう一度やってみたいとは思う。
でも、いろんなことをこじらせた56歳のディレクターがやっていいのだろうか、とも思う。
関係ないか。