10日放送のNHK大阪制作「花園オールドボーイ」を見た。
あと味のいい短編小説みたいなドラマで、僕はいいなと思いました。
あれ?これで終わりって、ちょっと拍子抜けする感じもあったけど、
40分と短い枠だから、詰め込んでテンポアップするより、あえて間を大事する演出に好感が持てました。
ハンディカメラ(プレグレッシブカメラ)で1カメノーカットショー。
カメラマン、達者だよなあ。
主演の老ラガーマン麿赤兒(まろあかじ)の存在感、
たたづまいが、このドラマの空気を支配し決定づけていた。
(昔はこの手のドラマに主演するような人じゃなかった)
試合でのプレーぶりもなかなか素晴らしい。
さすが舞踏の世界で身体を鍛えているだけある。
奈良出身だけあって関西弁も自然で安心して見ることが出来た。
他にも「カーネーション」の川崎亜沙美も自然な演技でした。
「花園ラグビー酒場」のロケシーン。
なじみの店だけど、ここ撮影すると雰囲気ありますよね。
ヒロインの岡本怜の向こうにいつもの常連さんたちがいる。
毎日のようにそこに立っている本物だけにめっちゃ馴染んでます。
ドラマを見終わっって久しぶりに見たくなったのが、
ドキュメント『河内花園ラグビー酒場』(2008年放送)です。
タイトルバックのエキストラに演出した本人(僕)がいる。
いやあ、久々に自分の作品見たけど…悪くないよなあ。
作った当初は自信なかったけど寝かしてたら熟成してきた?
ドラマではラグ酒のおかあさん役に川中美幸。
右の本物のおかあさんも別嬪さんです。
ドラマの主人公と、右のこの人がどうしてもダブってしまう。
たまたまだけどスキンヘッドのとこも、
同じく旗(フラッグ)をシンボルにしてるとこも。
ドラマの作家さん、ドキュメント見てたんじゃないかなあ?
僕の番組がインスピレーションを与えたのだ、と信じたい。
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CPのT中とダーヤマと扇町「たくみ 」で鮨。
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